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20121

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江本武忠
(えもと・むちゅう)

(2004/03/31(Wed.) 23:59 〜 2004/01/01(Thu.) 23:37)

  文春出版差し止めの逆転 2004/03/31(Wed.) 23:59 

東京高裁は、地裁が決定した文春差し止め命令を取り消しました。
まあ、実際問題としてこれだけマスコミで騒がれてしまうと、読まれたくなかったものが逆に注目を浴びて多くの人に読まれる結果になりましたから、もう今更差し止め命令が有効か無効かということは実質的な争点とは思えない状況であることは確かです。

しかし、地裁が差し止めの請求を認めた趣旨として、言論出版に携わるものとして守るべき当然の義務を果たしていない文春の過失が認められた点について、もっと突っ込んだ吟味をしてほしかったなあ、と思います。



  回転ドアの恐怖 2004/03/30(Tue.) 23:47 

六本木ヒルズの森タワーで、回転ドアにはさまって6歳の男の子が死亡する事故がありました。森ビルと三和シャッターがお互いに責任を押し付ける雰囲気もありますが、いつも思うのは、こういう派手な形での事故死などが起きない限り事態は改善されないということです。

こういう事故で小さい子の命が失われたことは残念ですが、同じ事故を起こさないよう本格的な改善を実行することが、この男の子の人生が無駄でなかったということ、みんなの為に生きて役に立ったということ、そして真の意味の慰霊になるということだと思います。



  やらせニュース 2004/03/29(Mon.) 23:53 

日本テレビの「ニュースプラス1」で昨年11月に放送された「ニュース」は、やらせだったという(共同通信3月29日20時32分更新分)。防水性のある衣服によって洗濯機が爆発するという事故を演出したということですが。。。

やらせはワイドショーの得意技かと思っていたら、ニュースもやらせによって作られるんですねえ。



  朝青龍、2場所連続の全勝優勝 2004/03/28(Sun.) 22:40 

モンゴル出身の朝青龍の全勝優勝。しかも、どの一番も気合に満ちていて非常に充実していました。日本人力士がもう少し頑張ってほしいという気持ちも少々あるのですが、心・技・体の一致した素晴らしい試合は実に気持ちのいいものです。

また、朝青龍の試合ぶりには貫禄が出てきたともいえます。勝った瞬間、相手が土俵から飛んでいかないように腕を持つようなしぐさには、勝敗を超えた友情すら感じられます。大したもんです。何だかんだと色々ありましたが、今は誰からも認められる横綱の名にふさわしい貫禄が身についたのではないでしょうか。

ところで、私は「朝青龍」という名前が好きです。朝という字には十字架(+)が二つ含まれていてイエス(赤十字)と再臨主(白十字)を示し、その二つの+を除くと「日」(サン)と「月」(ムーン)が出てきます。日と月は再臨のキリストを示す名前です。そして「青」ですが、これは「主」と「月」で、主(救い主)はムーンであることを示しています。「龍」は、これもメシヤの出現に非常に縁の深い聖書的概念です。また、「朝」「青」「龍」の3つの字に全て「月(ムーン)」が入っています。

朝青龍の連続優勝の背景には、何か目に見えない天の運勢があるようにも感じられます。



  いかりや長介さん 2004/03/27(Sat.) 23:04 

ミュージシャンを志しながら、お笑い芸人としてドリフターズを成功させ、後半の人生は庶民派の役者として最優秀助演男優賞を獲得するほどに磨きをかけた、いかりや長介さん。多くの人をいろんな面で楽しませた素敵な人生だったと思います。

ドリフのズンドコ節の替え歌でこんなのがあったのを思い出します。
♪「虎が死んだら皮残す。人が死んだら名を残す。
  ニワトリ死んだら何残す、共同募金の羽根残す」


日本の芸能史に、いかりや長介の名は不動のものとして残りました。
それにしても、今年はニワトリにとっては災難の年でございました。



  朝日新聞次長の逮捕・起訴 2004/03/26(Fri.) 23:52 

朝日新聞社西部本社の次長がバスの中で下半身を露出したとして逮捕され、福岡地検は関係者の証言をもとにしてその次長(兼清容疑者)を起訴しました。
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容疑者は義足を調整していただけだ、ということで全面的に争う姿勢です。まあ、こういうデリケートな行為については確かに双方に誤解もあることでしょう。しかし、私はこの事件をみて「李下の冠、瓜田の履(りかのかんむり、かでんのくつ)」という中国のことわざを思い起こします。

そのことわざの意味は、スモモの木の下(李下)で冠を付け直したり、ウリの畑(瓜田)で履物をはき直したりすれば、別に悪いことをしていなくても盗人の疑いをかけられる。だから、あえて疑いをかけられるような行為は慎みなさい、ということです。

義足がどういうものか知りませんが、多くの女子高生を目前にしてあえて下半身を出さなければいけないような状況だったとは考えにくいでしょうね。



  戦争行為の否定 2004/03/25(Thu.) 10:47 

イスラエルが国家の方針としてイスラム原理主義の指導者ヤシン師を殺害したことについて、アメリカは憂慮の念を示しながらも「一定の理解を示す」という態度を示しました。

日本は、これまでは単にアメリカの見解をそのままコピーするような姿勢でしたが、今回については日本はイスラエルの行為を明確に「非難する」という声明を出しました。
これは国家による戦争行為を永久に否定した日本の立場として当然のことですが、アメリカとの見解の相違を明らかにした今回の声明のもつ意味は大きいと思います。
それにしても、ヤシン師の殺害後、アラファト議長の暗殺予告まで行なうイスラエルのやり方は、どう考えても行き過ぎだと言えるでしょう。



  国民年金のコマーシャル 2004/03/23(Tue.) 14:40 

女優の江角マキコさんが国民年金を払うように呼びかける、社会保険庁のコマーシャルがありましたが、この江角さん自身が保険料を支払っていないどころか手続きすらしていなかった、ということがわかりました。

日本の年金制度が実質上破綻していることを、これほどわかりやすく明確に示した「コマーシャル」もめずらしい。。。そういう意味で歴史的なコマーシャルじゃないかと思います。

それにしても、社会保険庁というのは何の調査能力もないのかなあ。。。もう誰の目にも年金制度が破綻していることが見えている中で無理にコマーシャルを作ったりしたので、社会保険庁自体に全くやる気のないことがバレバレですがな。わら〜ぃ



  文春の出版差押え 2004/03/19(Fri.) 22:17 

マスコミの多くは言論弾圧だという論調のようですが、東京地裁の判断が正しいと私は思います。
健全な言論機関であれば、苦痛を訴える被害者の人権を考慮して係争中は記事の掲載を控えるとか、記事の内容を再検討して次号に掲載することもできたはずです。

また、事前に当該記事が掲載されることについては双方に争いがなかったわけですから、司法による不当な「検閲」には当たらず、あくまでも民事間の争いです。議論をすり替えてはいけません。

日テレは有田芳生にコメントさせていましたが、有田は週刊文春に多数の記事を書いてきた男ですから到底公平なコメントなどするわけもなく、言論統制も甚だしいというべきです。
マスコミは言論弾圧を叫ぶ前に、視聴率をごまかしたりヤラセ番組を作ったり、コメンテーターを操作したり、そういう言論統制を平気で行なう体質について深く反省すべきであると私は思います。



  佐藤観樹の詐欺体質 2004/03/11(Thu.) 21:46 

元自治大臣で国家公安委員長だった佐藤観樹氏が詐欺容疑で逮捕されましたが、これじゃあ日本の治安レベルも落ちたものだなあ。。。という印象をぬぐうことはできない感じです。

佐藤容疑者は政治家になる前、週刊文春の出版局企画室次長だった。詐欺師の体質はこの頃に芽生えたものかどうか、それは不明ですが、週刊誌もこういう悪徳政治家を叩く前に、自らの体質を再点検することもまた大事なことなんではないだろうか。。。なんちゃってね。



  外資系保険 2004/03/05(Fri.) 23:39 

連日のようにテレビで宣伝していたサラ金。。。
もちろん今もサラ金コマーシャルは盛んですが、武富士の会長が逮捕されたりしてやや下火になった感じもあります。

それに代わって連日やかましくTVコマーシャルをしているのが外資系保険会社です。
80歳でも簡単に入れます、医者の診断もいりません、保証もすごいです。。。有名な俳優などの著名人をふんだんに使って語らせ、さあ今スグ電話をと煽る。。。

もちろん保険は加入者にとって有利な条件であるに越したことはないのですが、今の日本、こういう現状でいいのだろうかと私は疑問に思います。
本当に日本人の貯金がどんどん外資系の会社に流れることが好ましいのだろうか。。。最近の異常なまでの外資系保険会社のコマーシャルを見ていて、どうも日本人は目先の便利さに走って何かもっと大きなことを忘れてしまっているのではないだろうか、という危惧を抱いてしまいました。



  オウム教祖死刑判決 2004/02/27(Fri.) 15:42 

オウム真理教をつくった麻原彰晃(松本智津夫)に対する死刑判決が出ました。国家転覆レベルの犯罪行為の指揮者ですから死刑は当然のことですが、問題は事件の原因についての解明がほとんどなされていないため、今もなお信者が教祖に対する回帰現象を示しているということです。

また、オウムを解体しなければいけないと叫ぶ人々も多いのですが(私もその一人ですが)、実際には遺族らに対する経済保障をオウム(アーレフ)に求めているため、アーレフは何らかの収益事業を拡大するしかなく、解体しようにも解体できないという重大な自己矛盾的状況を呈していることです。

つまり、被害者・遺族たちは「アーレフよ、経済活動をして賠償金を出してくれ。しかし早く解体しろ」という、自己矛盾的要求をしているわけで、この辺もオウムが生き延びている原因であろうかと思われます。

結論的には、オウム事件はいわば国家自体が危機にさらされた特殊な事件ですから(つまり国家自体が被害者ですから)、事件の被害者・遺族に対する保障をオウムに求めるのではなく国家レベルで保障計画を立てるべきであると判断するのが妥当ではないかと思います。



  伊藤芳朗弁護士の懲戒処分 2004/02/01(Sun.) 23:42 

東京弁護士会所属の伊藤芳朗弁護士が、テレビ局から金を受け取って個人の戸籍謄本などの横流しをするという悪質な不正を行なっていたということで「業務停止4か月」という懲戒処分を受けたとのこと(1月30日)

身内の処分に甘いと言われる弁護士業界であるだけに、伊藤弁護士の行為はよほど悪質な内容であったことが想像されます。こういう悪質なことをする者に対して「弁護士」の資格をそのまま野放しに与えていて良いものだろうかという疑問も生じますが。。。



  古賀議員 2004/01/28(Wed.) 10:46 

何と言うか。。。観点がずれているのでは、と思います。

アメリカの名門校を卒業している、という経歴表記をして当選したわけだから、その内容が事実と違っていたのなら当選は無効になるのは当たり前のことです。投票者に対しても責任をとらなきゃいけないし、きちんと事実を表記していて落選した方に対しても責任をとらなきゃいけない。得票数なども無関係です。

古賀さんが故意にウソをついたのか過失だったかということも問題になりますが、それは裁判になった場合の罪の裁量として問題になるということであって、ともかく第一義的には公表されていた経歴表記が「事実とは違っていた」ということ自体が最大の問題です。まずもって、この責任をとらなきゃいけない。

見た感じ、それほど悪い人のようにも思えませんが、ルールはルールですし、一度は「卒業が事実でないなら進退を考える」という趣旨のことも述べておられたわけですから、現時点で辞職するのが最善の道だと思います。

結論として。。。古賀さんは政治家ではなくテニスの選手として世界平和に貢献すべきであったのではないか。。。そのスポーツマンシップを見せる意味でもルールはルールとして厳守してほしいですなあ。



  2004年は。。。 2004/01/01(Thu.) 23:37 

昨年度にやり残してしまったことも多いので、それらの課題も含めての出発です。
このサイトの目標としては、統一原理というものに対する一般普及に重点を置いて、そのために出来ることを企画していきたいと考えています。

また、最近は「氏族協会」のように、分派活動を禁じる文鮮明師の教えに反逆して独自の教義を立てる心無い人々も現われていますので、正統派の教義を提示することの重要性を痛感させられます。

みなさん、本年度も当サイトをよろしくご高覧いただきますよう、お願い申し上げます。




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