モンゴル出身の朝青龍の全勝優勝。しかも、どの一番も気合に満ちていて非常に充実していました。日本人力士がもう少し頑張ってほしいという気持ちも少々あるのですが、心・技・体の一致した素晴らしい試合は実に気持ちのいいものです。
また、朝青龍の試合ぶりには貫禄が出てきたともいえます。勝った瞬間、相手が土俵から飛んでいかないように腕を持つようなしぐさには、勝敗を超えた友情すら感じられます。大したもんです。何だかんだと色々ありましたが、今は誰からも認められる横綱の名にふさわしい貫禄が身についたのではないでしょうか。
ところで、私は「朝青龍」という名前が好きです。朝という字には十字架(+)が二つ含まれていてイエス(赤十字)と再臨主(白十字)を示し、その二つの+を除くと「日」(サン)と「月」(ムーン)が出てきます。日と月は再臨のキリストを示す名前です。そして「青」ですが、これは「主」と「月」で、主(救い主)はムーンであることを示しています。「龍」は、これもメシヤの出現に非常に縁の深い聖書的概念です。また、「朝」「青」「龍」の3つの字に全て「月(ムーン)」が入っています。
朝青龍の連続優勝の背景には、何か目に見えない天の運勢があるようにも感じられます。 |