先日、名古屋高等裁判所が統一教会に対する勝訴判決を出しました。統一教会に対して「私は脅されて献金したので、1千万円を返してくれ」という訴えだったのですが、統一教会に対する献金はその個人の「自主的判断」によるものであるから統一教会はそれを返還する必要はない、ということでした。
これは、この判決を出した裁判官がたまたま宗教について正しい認識を持つ人だったためにマスコミ報道等に左右されなかったということではなく、全く常識的で当たり前の判断だと思います。また、訴えた人がたまたま目立って悪質な訴えをしたという特別事例でもないでしょう。
それから、統一教会の裁判ではよく相手方代理人の左翼弁護士が10数名から200名ぐらいの多数の連名をしてくるのですが、林修三という元内閣法制局長官(弁護士)も言っておられた通り、こういう裁判における弁護士の大量連名行為は異常だと思います。裁判は選挙ではありませんし、たとえ弁護士の中に裁判官の司法修習生時代の教官(恩師)が含まれていたとしても、裁判官はそういう人間関係や義理人情に左右されてはいけません。 裁判官は、こういう威圧的な左翼弁護士の連名行為に対しても絶対に屈することがあってはならないと思います。 |