1917年、第一次世界大戦の最中にポルトガルの寒村ファチマで霊的に出現した聖母マリヤによる預言のこと。聖母マリヤは5月13日に出現し、それ以降毎月13日に出現することを約束したと言われています。その預言の通り毎月マリヤは出現し、6回目の10月13日(最終回)には関心を持った大学教授、聖職者、信者、新聞記者等が集まり、何と7万人以上の人々がその場でマリヤを目撃したとのことです。
預言の内容は第1次世界大戦の終了を暗示するものだったのですが、預言の一部は現在でも秘密にされたままですが、それはクリスチャンの最大の関心事である「再臨」または「この世の終わり」に関わるものではないかと言われています。たぶん、そうでしょう。いつになったら、公開されるのでしょうね?
<江本武忠による個人的なファチマ預言解釈>
せっかくファチマに出現された聖母マリヤ様の預言ですから、ここで簡単に私の見解を述べておきたいと思います。
まず、聖母の預言が第一次世界大戦の終了にかかわるものであったことは間違いないのですが、これは再臨主が第一次世界大戦の終了直後に地上に降臨(受胎)されるということを預言したものだと考えられます。
また、出現に際して「大きな光の玉が3回転して地上に落下した」という現象があったのですが、これは「光」すなわち「神の子」として誕生したアダムが失敗(堕落)した後、イエスが「第2アダム」として誕生したけれども十字架で殺されてしまったので、再臨主は「第3アダム」として3度目に地上に降臨する者であることを示すメッセージであると思われます。
そして、その光が落下した時、そこにいた7万人の人々が当時雨でずぶ濡れだったにもかかわらず乾いてしまったと言われていますが、それは再臨主の救いを受け容れる者は皆その原罪が必ず清算される、という事実を示すメッセージになっていると解釈できると思います。
聖母マリヤさん、わかりやすい預言をどうもありがとう!
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