6500家庭合同祝福結婚式(韓国、龍仁研修院)1988.10.30

 明るい雰囲気の結婚式
 金山政英(元駐大韓民国大使・日韓文化交流協会中央会会長)


底抜けに明るい雰囲気の中で、6500組という青年男女が国境を超え民族を超えて参加し、合同結婚式が行なわれたという事実は、まさに前代未聞の出来事であり、まことに壮観です。8000人の日本人と4000人の韓国人の青年男女が新郎新婦として参加していることに、元外交官である私はその数に驚くと同時に、この合同結婚式の国際性と平和の深い意義を感じ、また考えさせられました。
私は、この統一教会の青年男女がいかに信念に満ち、まじめな好ましい青年であるかをよく知っています。統一教会の合同結婚式は、信仰を同じくする者が聖なる儀式によって、夫婦として結ばれるための合同の信仰告白であると思います。結婚は信仰がその基礎にあることこそ重要です。この合同結婚式は、きわめてなごやかな、また明るい民主的な雰囲気の中で、みんな喜んで手をとりあって、文鮮明先生夫妻の祝福を受け、1万人以上の兄弟姉妹がお互いに、その喜びを確かめ合っているという美しい光景でした。
文鮮明先生の始められた国際合同結婚式は国境と民族を超えたその愛が世界中に広がり、現に人類を救いつつあるという信念によるものであって、まさに将来の世界平和のシンボルであると思います。

 
共感を覚える結婚観
 福田信之(元筑波大学長・理学博士)


合同結婚式おめでとうございます。統一教会の行なう合同結婚式については、かつていろいろな非難や中傷が聞かれましたが、最近ニューヨークで行なわれた合同結婚式については、ニューヨーク・タイムズなども公正な報道を行ない、また(中略)今回の合同結婚式についても、割合公正な報道が行なわれたように思います。この機会に合同結婚式の様子と意義を十分理解することは、当人たちだけでなく、まわりの方々にとっても有意義だと存じます。統一教会の合同結婚式は、外部の人々からは理解しがたい面もありますが、キリスト教国家であるアメリカの離婚率がほぼ50%にも達し、また日本においても最近ますます離婚率が高まっていることと比較しても、夫婦間の宗教的な結びつきを第一義とする統一教会の結婚観には大変共鳴を感じます。
日本の結婚式では何百万、時には何千万、何億という無駄な出費をかけますが、この統一教会の、厳粛にして、質素かつ、心の通い合った合同結婚式は、新しい企画として注目すべきだと私は考えております。結婚式に参加されたカップルが、素晴らしい家庭を築き、日本のため、更には世界のためにより一層ご活躍されることを心からお祈りいたします。

 
高い理想を感じます
 大鹿譲(大阪工業大教授)


こうして統一教会の輪が次第に広がり、そしていずれ二世、三世と、統一教会の伝統を継承して発展してゆくことは、統一教会ばかりでなく、広く人類のためにも嬉しいことです。今回は特に日本と韓国のカップルが多く誕生した由ですが、いつものことながら、国際的な結合が、しかも場合によっては文化的にもかなり異質と思われる人同士の結合が数多く生まれることについては、文鮮明師の高い理想が感じられます。
神のお導きと、文鮮明師の偉大な恩恵により本当にふさわしい二人が結びつけられ、幸福な家庭が生まれていることは、私が接触をもっている教会員の方の様子を見ればよく分かります。以前にはとんでもないデマ・中傷が合同結婚式に対して行なわれていた時代もあったのですが、そういった困難を克服して、この形の結婚式は発展してきました。今回の結婚式に参加された方々に心からお祝いの言葉を述べるとともに、今後も人類のため、統一教会のために、ご活躍されることを祈ります。