元立教大学総長・松下正寿著『文鮮明 人と思想』


文鮮明 人と思想
元立教大総長・元参議院議員・弁護士 松下正寿著
善本社発行、1984

元立教大学総長・松下正寿博士

1901(明治34)年、京都に生まれ青森県八戸市で育つ。牧師の祖父を持つクリスチャンの家系。1922年、立教大卒。コロンビア大、カールトン大、ミネソタ大、ジョンズ・ホプキンス大に留学。カールトン大よりB.A.取得、コロンビア大よりPh.D(哲学博士)取得。1929年、立教大教授。

戦後の極東軍事裁判(東京裁判)の弁護人を務めた。1948年、弁護士開業。1955年、立教大総長。1957年、岸信介首相の特使として渡英。1961年、日本評論家協会会長。1963年、核兵器禁止宗教者平和使節団団長。1968年、参議院議員(民社党)。1969年、市民大学講座学長。1972年、民社法曹協会会長。

1973年、かねてより敬意を抱いていた統一教会創始者・文鮮明師に政治上の助言を求めて会見、その思想と運動に深い感銘を受ける。1974年、世界平和教授アカデミー会長。勲二等旭日重光章を叙勲。1975年、世界日報論説委員。1977年、日韓親善協会中央会会長。1979年4月、韓国延世大学に短期留学(韓国語修得)。同年7月にはソウル・ロッテホテルにおける国際学術会議で韓国語によるスピーチを行なった。宗教新聞社社長。1981年、日本超教派キリスト教協会会長。国際クリスチャン教授協議会会長。1983年、国際ハイウェイプロジェクト・日韓トンネル研究会名誉会長。

著書に「アメリカ憲法解説」(国際総合研究所)、「米国戦争権論」(有斐閣)等の専門書の他、「お茶の間の政治学」(本田書房)、「野に叫ぶ声」(教育出版センター)、「聖徳太子〜政治家として〜」(ライフ出版)、「文鮮明 人と思想」(善本社)、翻訳監修として「文鮮明と統一教会」(ソンターク博士著)、遺稿集として「リンカーンと聖徳太子」(光言社)がある。1986年12月24日、逝去。翌1987年1月16日、統一教会本部において昇華追悼式が行なわれた。