●米国最高のイスラム指導者ルイス・ファラカン師 ワシントンで100万人大行進を実施、祝福式を挙行! | |||||||||
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<写真左> 10月16日ワシントン市のワシントン記念塔広場で行なわれた「ミリオン・ファミリー・マーチ(100万家庭大行進)」。 画像出典:世界日報2000.10.18 |
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<大会の概要> 米国・黒人イスラム組織「Nation of Islam」の最高指導者であるルイス・ファラカン師が、統一教会創始者文鮮明師による真の家庭実現運動や宗教統一の理念に賛同し、1万名の祝福式を含む平和集会(Million Family March)を首都ワシントンで挙行した。広場には各界の有識者、政治家、芸能人、マスコミ関係者らを含む約30万名が集まった。 ※ 以下、実際に大会に参加した米国在住のN氏の報告等をもとにして解説をする。 主な参加者としては、Million Family Marchの共同主催者である梁昌植(統一教会)、郭錠煥(世界平和超宗教超国家連合会長)、Michael Jenkins(統一教会)、朴重眩(統一教会)、Mother Tynnetta Muhammad、Martin Luther King III、Rev. Al Shapton (National Action Network代表)、Joe Madison (Radio TV Talk Show host)、Jeinel Taylor (First lady of Liberia)、Daniel Ortega(ニカラグア元大統領) 、Ron Daniels (Center for Constitutional Rights, national director)、Kobena Koomson (米国、ガーナ大使)、Ava Muhammad (Nation of Islam National Spokesman)、Whitney Houston(歌手)、Bev Smith (Radio TV Talk Show host)、Rev. Willie Barrow (Rainbow-push coalition Board co-chair)、Dorothy Height (National council of Negro Woman, chair & President Emerita)、Rev. Willie Wilson (Union Temple Baptist Church, Washington D.C.)、C. Delores Tucker (National Political Congress of Black Woman, chair)、Rev. Michael Eric Dyson (author)、Rep. Danny Davis (D - Illinois)、Marion Barry、Rev. George Clements (One Church- One child, Founder, Catholic Priest)、Armstrong Williams (Radio TV Talk Show host)、その他、ジンバブエ、ベラルーシ、エルサルバドル、エジプト、ガイアナ、ハイチ、セーシェル、スリナム、コロンビアなどから元大統領、首相、その夫人たち、更にユダヤ教、キリスト教(カトリック、プロテスタント、ギリシャ正教)シーク教、仏教(モンゴル)、イスラム教のグランドマフディ、等々であった。 (マイケル・ジェンキンス・米国世界平和家庭連合会長の挨拶) 「この日は贖罪、和解そして責任の日である。全ての民族、宗教を代表してここに集まった。今日は米国を変える日である。そのために神様が送ってくださった一人のメッセンジャー、ルイス・ファラカン師に感謝したい。そしてキリスト教徒、ユダヤ教徒、回教徒、全ての神の子に感謝したい。そして父母である文師夫妻(Father Mother Moon)に感謝したい。文師夫妻は私たちに真の父母になり、真の家庭を築くことを教えてくださった。この米国は建国の父達により真理の上に建てられたが、今までこの真理を実践して来なかった。そのためにリンカーンは南北戦争を戦い、マルチン・ルーサー・キング牧師は市民運動を起こした。今日、米国は再び愛において立ち上がるのである。」 (梁昌植会長のメッセージ要約) 「真の父母である文鮮明師ご夫妻から皆様に真の愛をお伝えしたい。そしてこの大会が米国と世界の転換点になることを願っている。文鮮明師が願っていることは次の3つである。@民族の壁をなくすこと。生物学的に見ると、民族としての人間の違いは0.04%である。99.96%は同じである。 Aすべての宗教の壁を崩さねばならない。霊界でイエス、釈迦、マホメット、孔子が戦っていると思うか?戦っていない。全ての宗教は一つにならねばならない。B全ての国境をなくさねばならない。文師の教えは人の為に生きること、怨讐を愛することである。 神様はアダムとエバを創造し彼らが理想的な家庭を築くことを願っておられた。私たちは理想的な家庭を築くために、子供達に結婚するまで純潔を守るように教育しなければならない。これらがこのマーチの目的である。」 (ファラカン師のメッセージ──部分) 「今日全人類は道を失っているように思える。人間は互いに憎しみに満ち、互いに滅ぼしあっている。この16日間を見ても聖地がユダヤ人のものかムスリムのものかをめぐって戦っている。平和は正義の原理の上に構築されない限り永続する平和は無い。アブラハムの子孫であるユダヤ人、ムスリム、キリスト教徒を見るとき、アブラハムはきっと腹を立てるであろう。私たちは神様を父として、アブラハムを祖父として認めながら、お互いに殺しあっている。神様は喜んでいない。コーランではアブラハムはムスリムでもユダヤ人でもない。義人である。私たちはアブラハムを血統だけで判断してはいけない。アブラハムを父と呼ぶならば、私たちはそのアブラハムが一つの真の神に生きたように私たちも義に生きねばならない。」 「憎しみは神様の性質を破壊するものである。神様は正義の方である。神様には人種は関係ない。私たちは神の似姿としての実体になっていない。これらは教育によりこのような民族主義をなくしていかねばならない。テレビは私たちを故意に間違った方向に引っ張っていくことがある。しかし家にコンピューターがあれば私たちの知恵を流すことが出来る。家にコンピューターを持つようにしよう。家庭について幾つかのことを話したい。家族は文明の基礎的な単位である。一人の男と一人の女が結婚することは神聖なことである。また全てのことが家族を守るためになされなけばならない。女性を家庭の礎石である。女性の価値を低く見てはいけない。女性は命がけで新しい生命を生み出すのである。全ての人間は女性の子宮から生まれてくる。女性の子宮は神聖なものである。子宮は創造主の礼拝所である。女性達は自分を捧げる正しい男性を選んでほしい。それがPro-choiceである。」 (1万人祝福式の挙行) ファラカン師のメッセージのあと、ファラカン師自らが主礼となって祝福式が挙行された。 まず、ファラカン師が妻と夫にそれぞれ夫婦としての誓いの文を唱和させた。内容は「私は家庭の中であなたの妻(夫)としてあなたの役割を尊重します。神様の僕として天国を建設し神の御旨を果たすために努力します。またあなたのよき妻(夫)として子供のよき母(父)となるよう努力します」というものであった。この後、各宗教の代表が祝祷した。統一教会を代表して前の大陸会長であるJoon Hyun Pak氏が韓国語で祈祷した。その内容は「神様と真の御父母様から真の愛、真の生命、真の血統を相続し真の家庭を築くことが出来るようにしてください。」というものであった。最後は「真の御父母様の勝利を感謝してお祈りします」と括った。その後「家庭盟誓」として統一教会員が祝福のときに行なう“成婚問答”と同じ内容をファラカン師が読み上げ、皆が「I do」と応えた。Vicke Winans氏が「We shall behold Him」を歌った。今回の祝福式についてはおおむね統一教会で行なわれてきたものと大筋において形式に大差なかったといえる。 この後ファラカン師は再び「文鮮明師ご夫妻が世界の宗教指導者をここに導いてくれました」と言って壇上にいたVIPを紹介した。その中で文鮮明師が創設した超宗教超国家連合の会長として郭会長を紹介し、「彼なしにはこの大会はありえませんでした」と述べ、ジェンキンス会長を再び演台に呼ばれ抱き合った。聖酒の代わりにキャンディが使われたが、ファラカン師は「これは祝福のキャンディである。持って行って口に入れてほしい。それはみんなの結婚がもたらす人生の甘さを表している。皆を通じてやってくる家庭の甘さである。皆が住んでいる社会の甘さである。醜さ、憎しみや分裂の世界の苦しみを和らげよう。」と紹介した。またマルコムXの二人の娘とユダヤ教保守派の3人のラビを壇上に上げて紹介し抱き合った。最後に閉会の祈祷があり全ての式典が終了した。 |
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Million Family March の写真 画像出典:ニューヨーク在住のH氏 |
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▼聴衆に語るルイスファラカン師 |
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▼聴衆に語るマイケルジェンキンさん | |||||||||
▼聴衆に語るチャンシクヤンさん | |||||||||