ダビデ王は心から神を愛し、神の言葉を守る人でした。でも不倫をしてしまったのです。不倫相手はダビデの忠実な部下である軍人ウリヤの奥さんで、バテシバという名の女性でした。ある日、若い人妻バテシバが沐浴をしていた時、その美しい裸身を見てしまったダビデの心が奪われ、彼女を強引に自分の妻にしようとしたのです。ダビデの心は悪魔のようになり、夫であるウリヤをわざと危険な戦場へと向かわせるように命じました。その結果ウリヤは戦死し、ダビデはバテシバを妻にしたのです。
預言者ナタンはダビデを徹底的に非難しました。ダビデは反省しましたが、預言の通りウリヤとの間に生まれた子供は病死しました。そして、ダビデが神に対する深い深い悔い改めの上に誕生した子供こそ、名王ソロモンだったのです。
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