統一教会創始者・文鮮明師が創設した「世界文化体育大典」は、ノーベル賞級の科学者による科学統一会議、世界最前線のマスメディアを集めた世界言論人会議、国家の元首クラスを結集して討議する世界平和サミット会議、世界の諸宗教・宗派の聖職者が集まる世界宗教議会世界平和女性連合原理研究会世界平和教授協議会ハンマダン体育祝典など、世界の英知が結集する文化大典です。

そのメインイベントである
国際合同祝福結婚式(30000組)の式典前夜(8月24日)、ソウル市リトルエンジェルス芸術会館で各種国際会議の合同晩餐会が開かれました。そこに約1000名の科学者、政治家、宗教者、有識者らが集まる中で、文鮮明師夫妻は「メシヤ宣言」を行ないました。
合同結婚式はソウルオリンピック・メインスタジアムで開催され、世界131か国から集まった新郎新婦の他、全世界でも同時に衛星中継で式典が行なわれ、合計30000組の夫婦が神の前に真の家庭を築くことを誓って歩み始めました。

30000家庭合同結婚式 (1992.8.25 韓国ソウルオリンピック・メインスタジアム)

(統一教会発行「中和新聞」1992年9月1日特集号より)
祝辞の一部を抜粋
日本・元内閣総理大臣 中曽根康弘
道徳的勇気が必要
共産主義が崩壊した今日、自由民主主義もさまざまな問題を抱えているのでございます。真の良識に歴史的に裏付けられなければ、衆愚政治に陥っていくのであります。このような時、宗教的精神に基づいて世界文化体育大典が盛大に開催される意義はきわめて大と考えるのであります。
開催国大韓民国は、私が日本国首相として、戦後はじめて公式訪問した地でございます。今、私たちに必要なものは広大なる心と道徳的勇気ではないでしょうか。皆様、民族問題や宗教の対立を超えて、人類の理想に向かって邁進してまいりましょう。一言、祝辞に代えさせていただきます。
韓国・自由総連盟総裁 李哲承 
真の愛の将兵たち
真の愛による理想世界の実現こそ、私たち人類がメシヤを通じて期待してやまなかった内容であります。
今日、真の父母主義のもとに、そして神主義のもとに人種と国境を超えて、この合同結婚式に参加して下さいました皆様方こそが、正に戦場と葛藤の中にありました混乱の世界を一つにまとめ、平和と幸福と愛と繁栄が満ち溢れる、21世紀人類の共同体を創造する主役であるということに間違いないと確信しております。
コスタリカ・元大統領 ロドリゴ・カラソ
平和の土台は愛
政治と経済の力だけでは永遠の平和を獲得できないことを私たちは知っています。人類を刺激して勝利へと導くものは、至高なる精神的価値観であり、献身であり、現実賛美であります。それにもまして、
平和は社会の基本的単位である家庭から生じてくるものであります。(中略)家庭は社会の基礎となるものですから、家庭が調和、無私というような人間のあるべき姿を実現したならば、国家においても、ゆくゆくは同様の内容を実現し得るということです。ですから、私たちは必ず平和を見出すことができるはずです。
米国世界大学大学院学長
フランス国際大名誉教授  小牧久時
 
血統転換による聖家庭建設
国際合同結婚式は神様の全人類に対する最大の最高の祝福です。
サタンの血統を神の血統に転換するには再臨のメシヤ様、全人類の真の父母様であられる文鮮明先生ご夫妻によって選抜せられた純潔なる男女が、神のみ意のままに国際合同結婚式において正しい最高の祝福をお受けして、聖なる祝福家庭を建設することをおいて他には絶対にありえないと小生は確信しています。
大天使ルシファーと人間始祖の間で犯された罪、すなわち原罪の影響は全宇宙に波及して、今や全宇宙の存在がうめき苦しんでいます(ロマ書8章)。それゆえ、全宇宙の全存在を迅速に円滑に永久に救済する道はただ一つです。サタンの血統を神の血統に転換することだけが唯一の道であります。再臨主への限りない感謝をこめて。
大阪大名誉教授 池田和義
人類歴史に残る一大イベント
共産主義が崩壊し、一方、物質的繁栄を極めた民主主義世界では、エイズ、麻薬による社会の退廃や家庭の崩壊が進み、倫理道徳の基準が失われつつあります。更に、民族間の対立、宗教間の対立もますます深まってきています。人類は現在、地球的規模で新しい危機に直面しています。
そういう中で純潔の愛を掲げ、国や民族の壁を超える真の愛によって結ばれる国際合同結婚式は人類の希望の光です。日本のマスコミによるデマ・中傷は依然大きいですが、善なるものが打たれるのは歴史の常であります。しかし、統一運動は迫害を受ければ受けるほど発展してきました。今後この国際合同結婚式はますます大きく発展していくことを確信します。
民族の壁を真の愛で超えていくことは多くの困難を伴うことと思います。しかし、必死で辞書を手に持ち、二人で会話している姿は感動的でありました。結婚式に参加されたカップルが、文鮮明先生の教えに基づいて、素晴らしい家庭を築き、更には世界のためにより一層ご活躍されること心からお祈りいたします。
中部大名誉教授 富山 博
国際結婚は人類融和の秘訣
このたび国際合同結婚式に参加し、祝福を受けられました青年男女の方々に、心からおめでとうと申し上げます。さまざまな条件を満たして、祝福を受けられますまでには、さぞかし大きな困難があったことでしょう。それを乗り越えられた、あなた方の努力に深い敬意を表すものであります。
さて私は、今まで数多くの結婚式に参列し、また時には仲人を務めさせていただきましたが、いつも思うのは、結婚というものがいかに困難であるかということです。(中略)昨今共産圏も含めて、世界的に不倫・離婚などの家庭破壊の傾向がますます広がりつつあります。今後、人類はどのように生きていくのでしょうか。この時にあたり、
同じ価値観に支えられた、あなた方の結婚には大きな信頼と期待とがあります。よろしく世界人類の家庭再建に努力してほしいと思います。国際結婚は人類融和の観点から大きな理想とされていますが、一般には極めて困難です。しかしあなた方にはそれを乗り越えていく心の条件が備わっております。立派な華を咲かせて下さい。
統一教会「中和新聞」1993年4月1日号・3頁(桜田淳子さん)、同3月1日号3頁(徳田敦子さん)より
<用語の解説> 「祝福」:国際合同祝福結婚式を単に「祝福」と言う場合も多い。「原理」:統一教会の教義、統一原理のこと。「相対者」:合同結婚式で結ばれた相手に対する呼称、男性を指す場合「主体者」と言うこともある。「お父様」:この場合は「人類の真(まこと)の父」のこと、文鮮明師を意味する。

付記・3万組合同結婚式・式次第の概略>

司会(朴普煕博士)、式前演奏(警察楽隊)、開会宣言(司会者)、国民儀礼、礼式辞(郭錠煥会長)、祈祷(金賛均氏)、
入場(介添人)、主礼入場(文鮮明師夫妻)、聖水儀式(文鮮明師夫妻)、成婚問答(主礼と新郎新婦)、祝祷(主礼)、
礼物(指輪)交換、成婚宣布(主礼)、祝辞、祝歌(永遠の歌)、花束・記念品贈呈(新郎新婦代表)、新郎新婦挨拶、
万歳三唱、主礼退場、閉式宣言(司会者)、式後演奏(警察楽隊)

参考サイト
文鮮明師の「メシヤ宣言」

バドミントン元世界チャンピョン・徳田敦子「やっぱりこの人が一番」(光言社、1994)
マスコミの暴力的取材で桜田淳子さん負傷
山崎浩子さん失踪事件


合同結婚式後、桜田淳子さんを特集したインタビュー記事など

  (↑「宝島」1993.3.24)

(←「週刊朝日」1992.12.25)
「週刊朝日」の「独占・桜田淳子いま明かす事実」においては、「秋田では3世代がそろっての大家族がふつうでした」と回想し、夫の東さんについて「付き合えば付き合うほどいい人」と述べている。また、「統一教会がほかと違うのは『堕落論』が徹底している点なんです。一夫一婦制とか」。三日儀式のことを質問されると、「いきなり説明しても理解してもらえないでしょう」と。「宝島」の「桜田淳子・東さんちの新妻生活」では、「私は幼い頃から正義感の塊でね。常に人の為に生きたいと思ってた。普通の日本人とは宗教観が違って、神主義なんです。何をするにも感謝しながらで、自分の為じゃない。自己犠牲みたいなものに美意識を感じてしまうんです」と語る。

     (「FLASH」1993.7.6)
「FLASH」の「桜田淳子という生き方」は幼少時の頃から学校の卒業時の写真とエピソードを紹介し、アイドル時代、女優時代等の遍歴を追っている。

新聞・雑誌等に掲載されたメッセージの一部
遠藤周作氏(作家、1992年7月29日付・産経新聞) 
 「山崎さんのほうは存じあげないが、桜田さんには多少の面識はある。そして私が彼女に持っている印象は非常に努力家で真面目な人だということだ。(中略)
 そしてもうひとつの特徴は彼女たちが浮ついた気持ちではなく、堅実な結婚を望んでいる女性だということだ。真面目なだけに彼女たちは浮ついた遊び心は毛頭ない女性にちがいない。それだけに当人なりに信頼できる形で見合い結婚したいと思ったのであろう。
 集団結婚という形式は我々今の日本人にはふしぎで異様にみえるが、戦争中、満州の開拓村やブラジルの移民には日本から一度も交際もなしに花嫁として娘たちが船に乗って結婚しに行ったものだ。その時はこれを「異様だ」とか「不自然だ」などという者は一人もいなかった。むしろジャーナリズムは一種の美談のように書いたものである。(中略)
 こう考えてみると、桜田さんや山崎さんが交渉もなく、見合いもせず、結婚に踏み切ったことは今の日本では異様に見えるが、決して心理的にはふしぎではない。
 それをあたかも理解しがたい行為のような調子で週刊誌やテレビが取りあげるのは如何なものだろうか。
というのは御本人たちが自分の幸福のために選んだ行為を赤の他人がとや角、口を出す権利はないと思うからである。桜田さんや山崎さんがそれによって幸せになるならば、それが社会的に迷惑をかけない限りはまことに結構なことで、むしろ祝福してあげてよいのではないか」
三波春夫氏(歌手、1992年7月12日付・Sunday世界日報)
 「人の結婚について、当事者でもないのに何が語れるのか。(中略)文師を通して神の霊示にすがろうとした事は他人が口をはさむものではないと思う。(中略)わたしの父母は恋愛結婚だったが、私は見合い結婚だった。人生の縮図は人それぞれが描くが、今改めて想うのは男女が誠実に愛し合い立派な家庭を築くところに世の中の原点があるという事である。家から社会へ国家へ世界へと人間の広がりがあるからだ。彼女たちに良き伴侶が現れたら私は心の中で拍手を贈ろう」
助野健太郎氏(聖心女子大名誉教授・キリスト教史、1992年8月18日付・世界日報)
 「結婚とは誠に重大なことであり、単なる私事とは思えない。単に男女が共同生活を営めばよいというものではなく、一生の幸福を支配するものであるから、祈るように考え、神の声を傾聴して定め、神によって結ばれるものである。ゆえにそれが神前であろうと、仏前であろうと、キリスト教式であろうと、とにかく神の名において結ばれることが大事なのであって、それが二人だけであろうと、数多の二人組と合同でやろうと、本質に一向に変わることなく、他人がとやかく言う問題ではない。
 (中略)畏友の遠藤周作氏も『サンケイ新聞』に『結婚は個人の自由、赤の他人が口を出すな』と書いていた。私と同じカトリック教徒の立場から全く同感である」
安斎伸氏(上智大名誉教授・宗教学、1992年9月1日付・世界日報)
 「統一教会の合同結婚式がマスコミで騒がれていますが、それほど驚く必要はないと思います。人は見たことのないものを見ると、びっくりして、不可思議に思います。(中略)
 多くの人が統一教会の合同結婚式を不思議に思うのは、合同結婚式になじみがなく、文鮮明師が一方的に決定するのだと考えているからで、その人の育ちも知らないで組み合わせをし、それを受け入れるというのは狂信的ではないかという疑問からです。
 ところが実情を聞いてみると、文教祖が結婚をすすめるだけで、命令するわけではなく、自分と合わないと思えば断ることもできると聞いていますので、私は一種の見合い結婚というふうに受けとっています。
 本質的に考えると『親を離れて二人は一体となる』とマルコ福音書でキリストが言っていますように、親や親族が賛成しない結婚はおかしいという意見に、宗教の立場からは賛成できません。
 本人がいやだと言うのを無理に結婚させるのは困りますが、本人たちがいいと言うのなら、もう一人前の大人なのですから、それをさまたげるものは、何もないはずです」
ビートたけし氏(タレント・映画監督、「週刊ポスト」1992年9月18日号) 
 「国際結婚で、本当にアフリカ人も日本人も韓国人もいっしょに、これだけ国際色豊なカップルができあがってさ。国も人種差別もなく一つの宗教と思想のもとに統一されて平和で戦争もなくなるってんなら、これほどけっこうなこともないんだよな。
 どっちにしたって、テレビ局は統一教会のお陰で視聴率をあれだけ稼がせてもらって、オイラだってこれだけ楽しませてもらってさ。感謝しなきゃいけないんだって」
小田晋氏(筑波大名誉教授・精神医学、「月刊THIS IS読売」1992年10月号)
 「この形の結婚式に参加することになった男女の多くは、『価値観の一致』を理由にあげていた。つまり、アノミーの時代に『自由』の中で一種の無重力状態の中にいた若者たちの心理が、実は価値の実現を求めていたこともこの挿話は示している。(中略)
 遭ったことのない人物との価値観の一致とは何事か──というのがこの場合の問題として残るだろう。しかし、教義の中に、教団生活の中に日常生活の行動規範まで含む倫理的なパラダイムまで含まれているかどうかが、その問題の解答になるのであろう。
 いずれにしてもこの、新宗教の持ちこんだ問題は、今日の結婚観や性風俗を逆照射することになった。そしてそれは、アノミー化し、先が見えなくなった現代の精神状況を映し出しているものであるとも言えるのである」
加藤栄一氏(筑波大名誉教授・元自治省参事官、「月曜評論」1992年10月5日号)
 「一体、合同結婚式の何が悪くてあれほどの攻撃をしたのだろう? 他人の信仰を攻撃し、他人の結婚式を悪口することが、あれほど許されるのならば、もはや日本に自由と安全はない。憲法の保障する信教の自由も結婚の自由もない。(中略)
 統一教会は淫乱だとか文鮮明が『血わけ』するとか、精液を飲ますとか、ひどいデマが飛ばされたが、事実は、統一教会ほど性を神聖視し、純潔を尊ぶ教義を持つ宗教は珍しく、みな今の世に珍しい純潔な青年子女であることがわかって来たではないか?
 霊感商法がくりかえしむしかえされるが、統一教会は関与を否定しているではないか? もし又、教会がやったとしたら、それは宗教的行為ではないのか? 神社のお札や破魔天の製造コストや、創価学会の御本尊の印刷費を調べて『売り値』がその何十倍だというようなことはだれも言わないではないか? 宗教的なものはそうではないのか?
 (中略)統一教会は勝共運動で共産主義を打倒したからいけない、というのが、朝日、毎日、赤旗、TBS、テレビ朝日その他マスコミに多くいる共産主義者の考えである。これはもっともの反応だが、悪かったのは共産主義で、それが滅びるのは正しいのだから、『逆恨み』というものである」

講談社「週刊現代」(1992.9.12)、「合同結婚式で日本マスコミが晒した赤っ恥」
「週刊現代」によると、日本のマスコミがどういうレベルかということがよく分かる。同誌は韓国ソウルで日本人マスコミがいかに恥知らずな行動をしていたかをリアルに再現している。1992年8月24日午後5時、合同結婚式についての説明会があり、そこで某レポーターが「結婚する人たちは、いつSEXするんですかァ?」、「じゃあ、こちらに来てSEXする人はいないんですかァ?」、「一緒にカップルで泊まっているって聞いているんですけど、その人たちはSEXはダメだけど、その手前まではいいっていうことですかァ?」などと執拗にあきれ果てた質問を繰り返し、通訳者も「訳すのが恥ずかしかったですよ。情けない」と言ったという(同誌170頁)。8月25日、結婚式が始まって間もなく中央入口地下にあるプレスルームに、400人前の弁当と飲み物、日本風みそ汁等が統一教会によって用意されたが、「ここでも日本のマスコミの非常識ぶりを見せつけた。弁当をパクつくまではいいとして、『こんなにおいしいお弁当を出してくれるなんて、統一教会はやっぱり偉いなぁ。文鮮明サン、ありがとう』などといいながら、なんと一人で3人分も平らげたレポーターがいるではないか。しかもご丁寧に、『ご自由にお取りください』と書かれているカンジュースを、5〜6個カバンに押し込んで出ていった」とのこと。更に、「トドメの光景を目撃したのは、その日の夕方。合同結婚式も終わり、『ヤレヤレ』とホテルに戻ってくると、日本のマスコミ関係者が連れの韓国人に、何やら迫っている。その韓国人の迷惑そうな表情が気になって、一人になったのを見計らって聞いてみると、彼は日本のあるマスコミに雇われたコーディネーターだという。『女とやれるところに連れて行けって、しつこいんですよ。昨夜もやむを得ず連れてったんですけど、「昨夜は最高だった。今晩は、別の店をお願いします」っていうんですよ』」という出来事があったという。「かくして、最後は弁当漁りと女漁りに終わったこの取材狂騒劇、ソウル市民に日本のマスコミの『赤っ恥』を晒して、その幕を閉じたのであった」と同誌は結んでいる。これが日本を代表するマスコミのレベルのようだ。