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      安倍晋三元首相 UPFでのスピーチ(全文)
      安倍元首相がメッセージを贈られたUPF大会


2012.
10.31
国連人権理事会の「普遍的・定期的審査」(UPR)が国連(ジュネーブ)で開催され、「日本の宗教差別」をテーマとするサイド・イベントが開かれた(共催:天宙平和連合(UPF)国境なき人権(HRWF)全国拉致監禁・強制改宗被害者の会)。
「国際ヘルシンキ人権連合」の
アーロン・ローズ元事務総長、「国境なき人権」のウィリー・フォートレ代表パトリシア・デュバル弁護士(フランス)の3人は、日本の統一教会信者の拉致監禁問題について、「初めて聞いた時、信じられなかったが、実際、日本に行って調査して事実だと分かった」(フォートレ代表)、「明確な国際法違反だ」(デュバル弁護士)、「政府、警察当局、人権グループ、メディア関係者がこの問題を完全に無視してきた。これは一種のブラック・アウト状況だ」(ローズ氏といった意見を述べた。
12年5か月間拉致監禁された経験のある統一教会信者・
後藤徹氏(49)とアメリカ在住の拉致監禁被害者・アントール美津子さん(ハリケーンのためジュネーブ入りできず、主催者側が代読)は、「拉致監禁は人権蹂躙(じゅうりん)であり、被害者は心に消すことができない痛みを背負う」と説明、拉致監禁を許してはならないと強く訴えた。
なお、「国境なき人権」は昨年12月、「日本:棄教を目的とした拉致と拘束」と題したリポートを公表し、その中で「強制棄教を目的とする拉致の存在を確認できた。警察と司法当局は、成人を監禁下で強制棄教させようとする拉致行為に直接、間接に関与した人々を起訴すべきであり、刑事事件化を差し控えるべきでない」と指摘している。
2012.
9.3
9月3日午前1時54分、統一教会創始者・文鮮明師が韓国京畿道の清心国際病院で逝去した。92歳だった。文師は最近まで米国・韓国等で伝道活動を展開していたが、8月中旬に肺炎等でソウル聖母病院に入院し、先月31日には清心国際病院に転院して治療を受けていた。
統一教会によると、葬儀である「文鮮明天地人真の父母天宙聖和式」が同教会の聖地である清心平和ワールドセンターで15日に挙行される。弔問客は6日から13日までの8日間、同所で受け付ける。葬儀委員長は文師の7男で統一教会世界会長の
文亨進(ムン・ヒョンジン)師(33)が務める。「関連記事」
2012.
8.1
天宙平和連合(UPF)は米国ワシントン連邦議会で、統一教会員に対する拉致監禁・強制改宗問題など、信教の自由侵害の実態を報告するシンポジウムを開催した。
シンポジウムでは、今年日本を訪問して統一教会の拉致監禁被害者らと面会するなど、人権侵害の問題解決に尽力する
ダニー・デービス米下院議員(イリノイ州選出・民主党)が挨拶し、続いて国際ヘルシンキ人権連合のアーロン・ローズ元事務総長がスピーチした。
ローズ氏は、「信教の自由は地球上に住む全ての人にとって不可欠なもの」とした上で、統一教会員に対する拉致監禁について、「私は過去20年間、あらゆる人権問題を見てきましたが、これは極めて悲劇的な状況です」と述べ、統一教会信者に対する人権侵害の深刻さを訴えた。
さらにローズ氏は、数千人の統一教会員が拉致監禁されたにもかかわらず、一件も起訴されていないことについて、「警察の怠慢であり、政治家も警察組織に対する適切な監督を怠っています」と批判した。その上で、「米政府は日本当局に対し、この問題を提起すべきです。そして、他の国々にも日本に問題を提起するよう働きかけるべきです」と主張した。その後、米政府・議会関係者への陳情活動をする拉致監禁被害者の
美山きよみさんが、問題解決に向け国際社会の支援が必要であることを訴えた。
続いて、
文仁進(ムン・インジン)氏(統一教会創始者文鮮明師の次女)が講演した。仁進氏は「日本の兄弟姉妹が言語に絶する虐待を受けていることを知った時、私は夜も眠れませんでした。そして、胸が張り裂けるようなこの問題に全力で取り組むことを決意しました」と述べ、拉致監禁問題に深く関わるようになった動機や経緯を説明すると同時に、12年5か月にわたって監禁された後藤徹氏のケースや、監禁中にレイプされた女性教会員がいることを挙げながら、「日本の兄弟姉妹は30年間にわたり、約4300人が虐待され、今も恐ろしい犯罪に苦しみ続けています」と訴えた。そして、日本当局が拉致監禁問題を「単なる家族の問題」と判断していることについて、「レイプや暴行、拷問は単なる家族の問題ではなく、人権侵害です。国際社会が対処する必要があります」と強調した。
2012.
7.2
英国放送局(BBC)は、統一教会が30年前に米国で挙行した国際合同祝福結婚式(2075組、48か国が参加)について特集し、当時結婚したカップルのインタビューなどを報道したMarried by the Rev Moon: looking backAnniversary of controversial mass wedding)。
参加者の一人であるフィリップ・シャンカー氏はインタビューに対して、「私は民族を超えた結婚を望んでいました。世界を一つにする上で、他の文化との融合を成し遂げるという魅力があったからです。それは私たちの信仰で教えられている重要な原理です」と述べ、合同結婚式についての考えを説明した。また、「82年に統一教会で結婚したカップルの約75パーセントが、現在も夫婦であり続けています」と述べたのに対して、「これは、米国での結婚の半数が離婚に終わる中で、かなり高いものだ」という記者のコメントも掲載した。
イギリスでは5月30日に公共テレビ局
「チャンネル4」が統一教会について約1時間の番組を特集したほか、今年6月から7月にかけてBBCが数回にわたって動画やラジオ番組などで統一教会の合同結婚式について報道している。
2012.
6.22
中東カタールの衛星テレビ局「アルジャジーラ(英語版)」は、統一教会および統一運動のドキュメンタリー「In the Kingdom of Reverend Moon(文師の王国で)」(約25分)を放映した。このドキュメンタリーは、シンガポールの制作会社が2か月かけて韓国・統一グループを取材し編集制作したもので、韓国・統一教維持財団の文國進理事長のインタビューをはじめ、統一教会と統一運動の現状を取り上げている。
「アルジャジーラ(英語版)」はアメリカ、フランス、ドイツ、スペイン、スウェーデン、ハンガリー、オーストラリア、カナダ、香港、インド、ケニア、ナイジェリア、南アフリカ、マレーシア、インドネシア等をはじめ世界130か国、2億5千万世帯で放送される、世界有数のグローバル放送局。
2012.
5.8
韓国ソウルの大統領官邸(青瓦台)で、模範的な親孝行を尽くした人などに対する授賞式が開かれ、その中で統一教会の国際合同祝福結婚式で韓国人男性と結婚した統一教会信者・浅野富子さん(49歳)に大統領賞が授与された。
大統領賞は
李明博大統領から直接授与され、大統領は浅野さんについて、「日本からお嫁に来られた方がおられますね。とても困難な環境の中で奉仕をたくさんしておられます。本当に有難うございます」と述べた。
統一教会公式サイトによると、浅野さんは95年に国際合同祝福結婚式に参加、全羅北道・扶安(プアン)に嫁いで以降、体の不自由な夫に代わって一家の生計を立てながら、脳梗塞の障害を持つ姑の介護をしてきた。また、時間を見つけては地元の老人ホームを訪ねて奉仕活動をしており、明るくふるまう姿が地元のお年寄りからも称賛されているという。
大統領賞を受賞した浅野さんは、「私よりも立派な方がたくさんおられるのに、不足な私にこのように大きな賞をくださり、恐れ多い限りです。韓国で更に頑張りなさいという意味でこの賞をくださったと思っています」と語った。
この授賞式は韓国内のニュース番組のほか、『中央日報』や『Yahoo! Korea』でも紹介され、青瓦台の公式サイトでも午餐懇親会の様子が閲覧できる。「関連記事」
2012.
4.22
統一教会創始者・文鮮明師早稲田大学留学71周年を祝う記念祝賀大会(主催・同実行委員会)が、都内のホテルで行なわれ、早大OBら300人が参加した。
はじめに、同大の在学生が登壇し、校歌・応援歌等を斉唱した後、
梶栗玄太郎・日本統一教会会長を代理して周藤健副会長があいさつした。記念講演では宋ヨンソプ・全国祝福家庭総連合会総会長が、71年前に文師が日本に留学した意義を説明した。
2012.
3.24
統一教会が主催する「天地人真の父母勝利解放完成開門時代祝福式」が、韓国「清心平和ワールドセンター」(京畿道加平郡)で開催され、世界54か国から5200組の新郎新婦をはじめ元国家元首や宗教指導者ら約2万人が集まった。式典の模様は、世界約100か国に人工衛星とインターネットで生中継された。
祝福式は統一教会創始者・
文鮮明師と夫人・韓鶴子女史が主礼となって行なわれ、「聖水儀式」、「聖婚問答」等を経て新郎新婦が指輪を交換した後、文師夫妻が「世界と天宙の前に聖婚が成立した」と宣布した。
式典ではキリスト教、イスラム教、仏教、儒教の4大宗教代表者が祝賀メッセージを読み上げ、祈祷がささげられた。
祝辞では、ボスニア・ヘルツェゴビナの
ムラトビッチ元首相「結婚を通じ幸せでしっかりした家庭を築くのは全世界的にとても重要なこと。増加し続ける離婚問題などを解決するには、文師夫妻が提唱される真の愛による祝福結婚しかない」と語った。
また
ガンバリ国連事務総長特別顧問(ミャンマー担当)は、「聖書やコーランなどの経典に神様を中心とした結婚が完全な家庭と幸福をもたらすとあるのは、神性がそこに宿るため」とし、祝福結婚の必要性を強調した。
2012.
3.20
大学におけるアカデミック・ハラスメント(アカハラ)についてのシンポジウム「大学と信教の自由―大学による宗教迫害の実態」が都内で開かれ、全国の大学で特定宗教や団体に所属する学生に教授らが脱会を迫る等の実態について、宗教ジャーナリストの室生忠氏が講演した。
室生氏は『大学の宗教迫害』(日新報道)の編著者で、「大学が一斉に宗教対策を行っているのは世界でも日本だけ。日本の信教の自由に関わる由々しき問題だ。国際問題として展開させる必要がある」と訴えた。
更に同氏は、全国の約60大学で「カルト対策」と称した「信教の自由の侵害や宗教迫害」が行われていると指摘。特に、教授が統一教会系の学生サークル「CARP」のメンバーを呼び出して脱会を迫ったり、就職や進路の妨害をしている現状に触れ「(妨害が)嫌なら宗教活動をやめなさいという脅迫を伴う行為は許し難い。『カルト対策』は断じて許されない」と述べ、大学当局による「宗教対策」を「思想・信条の自由に反する不法行為だ」と訴えた。
この後、法律専門家や教授らによるパネルディスカッションが行われ、パネリストの一人が「(大学による宗教迫害を止めるには)裁判所で断罪してもらう必要がある。密室の中で(迫害が)続けられるものではない、と大学に認識させる必要がある」と強調した。
また、参加した学生から「カープで活動したことの反省文や脱会書を書かされた人もいた。教授に呼び出されることに恐怖を抱き、大学にもカープにも足が遠のいた」と、教授が学生の心の内面まで踏み込む被害実態が報告された。
2012.
3.19
米ワシントン・タイムズ財団は、ワシントンの連邦議会でシンポジウム「アジア安全保障イニシアチブ―力と協力を通じた平和」を開催し、日米韓の軍関係者や専門家ら約100人が出席した。
シンポジウムでは
文國進・韓国統一グループ会長が講演し、急速な軍拡を推し進める中国の脅威を指摘すると同時に、米国では国防費削減や孤立主義の傾向が強まっていることについて、「我々が直面する最大の課題の一つだ」と強い懸念を表明した。その上で文会長は、「世界の平和を守るために、自由民主主義国による連合を形成しなければならない」と述べ、日米韓などが協力して中国の脅威に対抗する重要性を示した。
続いて、東日本大震災で米軍の救援活動「トモダチ作戦」を指揮した
パトリック・ウォルシュ前米太平洋艦隊司令官が講演し、中国の政治・経済・軍事的台頭について「劇的かつ衝撃的だ」と述べ、アジア太平洋地域のシーレーン(海上交通路)を守るために、「海軍力が死活的に重要な時代だ」との見方を示した。
日本側から出席した元海上自衛隊幹部は、中国が米軍の戦力展開を阻害する「接近阻止・領域拒否戦略」の一環で開発を進めている対艦弾道ミサイル(ASBM)について、乗り越えるべき技術的課題は多く、実戦配備は「10~20年後になる」と指摘しつつ、1980年代に米国が対ソ連で推し進めた戦略防衛構想(SDI)のように、ASBMが米国に大きな心理的打撃を与えていることに憂慮を示した。「関連記事」
2012.
3.7
「強い大韓民国汎国民運動本部」の発足大会(主催・同本部)がソウルの「63ビルディング」で行なわれ、日米の有識者を含む約2300人が参加した。
大会では、
天宙平和連合(UPF)・文鮮明総裁がスピーチした。文総裁は、「今も核兵器と強力な軍事力を誇示する太平洋圏の好戦的な強国が虎視眈々(こしたんたん)と弱小な島嶼(とうしょ)国を見下している」と指摘。「真の愛を根幹とする神の平和思想こそ『強い大韓民国』の根っこ」とし、「『強い大韓民国』の旗印の下に団結するとき」と語った。
また
文國進同本部共同議長は主題講演で、国土が狭小で人口が少ないことなどを理由に韓国が中国の軍事力に対抗できないと主張するのは「ビジョンがない」と批判し、中東で強い軍事力を維持するイスラエルを見習うべきだと述べた。
韓国の
金寛鎮国防大臣は祝辞(李庸傑国防次官が代読)の中で、「最も実質的で危険な挑戦は金正日総書記死後、不安定な体制を維持するための北朝鮮による軍事挑発」として、同本部発足を「時期適切で大きな意味がある」と評価した。「関連記事」
2012.
3.6
「世界と日本の平和と安全を希求するUPF日本大会」(主催・UPF日本大会実行委員会)が神奈川県川崎市で開かれ、約5500人が参加した。
大会では、世界平和を願い、東日本大震災の犠牲者を悼んで、宗教各派の代表者が祈りをささげた後、
文國進・韓国統一グループ会長が登壇し、「強い日本、強い韓国」をテーマに講演した。文会長は、日韓両国が戦後、米国の支援で発展したことから「いつでも米国が守ってくれる」との期待感を抱いているが、深刻な財政問題を抱える米国は「東アジアの緊急事態に介入しないかもしれない」と警告、米国に迫る勢いで軍備増強を続ける中国の脅威を強調した。更に、歴史の教訓として「平和は強い者だけが維持することができる」、「平和な世界をつくるには民主主義国が強くなければならない」と訴えた。
主催者を代表して挨拶に立った大会実行委員長
・梶栗玄太郎氏は、日韓米は他国からの攻撃を想定した国防力の強化に努めるべきだと強調した。「関連記事」
2012.
1.23
文鮮明(ムン・ソンミョン)・天宙平和連合(UPF)総裁の93歳生誕日と夫人の韓鶴子(ハン・ハクジャ)共同総裁の古希記念式典が韓国「天正宮」(京畿道加平郡)で行なわれ、天正宮博物館大講堂に世界の各界指導者および韓服を着た教会員代表ら約2000人が集まった。
宋ヨンソプUPF日本リージョン顧問の祈祷に続いて
文亨進(ムン・ヒョンジン)UPF世界会長が文総裁の祈祷文から成る「解放実践文」を読み上げた後、文総裁夫妻が入場した。
国際指導者会議の参加者を代表して、インドの
クリシュナ・ラジャン元駐ネパール大使が祝辞を述べ、「文総裁は、真の家庭の価値、犠牲、奉仕、そして国籍を超えた真の愛の強力なメッセージを私たちに下さった。UPFからの最高のプレゼントは、平和と愛の教えを全世界に伝えるよう私たちが新しい出発をすること」と語った。式典には、ジョージ・ブッシュ元米大統領ジョージ・W・ブッシュ前米大統領らが祝賀メッセージを寄せた。
2012.
1.15
「韓半島統一と世界平和のための天地人真の父母国民支持世界大会」(平和大使協議会主催)が、韓国・京畿道の「KINTEX」で開催され、ソウル・仁川等から平和大使らをはじめ約1万人が集まった。本大会は、8日から全国7か所を巡回して行なわれた最終日。
大会では、
文鮮明・天宙平和連合(UPF)総裁が「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」と題して講演し、「人類の諸般の問題は『神様の下の一つの家族』思想、すなわち真の愛の教えによって解決すべき」と述べ、これが「人類の平和・幸福につながる唯一の道」と語った。
また、
キム・ギュシク・ソウル市南部平和大使協議会会長は「一昨年の哨戒艦沈没・延坪島砲撃事件で膠着する南北関係を収拾する指導者を見いだせないでいる中、文総裁こそがその指導者」と述べた。大会では文総裁夫妻の平和運動を支持する宣言文が読み上げられた。
2011.
12.1
「アジアと日本の平和と安全を守る全国大会」(主催・同大会実行委員会)が都内で開かれ、与野党の国会議員はじめ各界の有識者ら約1500人が参加した。
大会冒頭のあいさつで、
梶栗玄太郎大会実行委員長は日露戦争時の東郷平八郎元帥の「皇国の興廃この一戦にあり」の言を引き、「強い日本を目指し、皆団結しよう」と呼び掛けた。また宋(ソン)ヨンソプUPF(天宙平和連合)日本リージョン顧問は、先の2度の世界大戦の教訓を指摘した上で「強い日本と強い韓国が連携すれば東アジアの平和と安定を確保できる」と述べた。
この後、
「強い日本と強い韓国」と題して基調講演に立った文國進(ムン・クッチン)・韓国統一グループ会長は、「この半世紀、平和が保てたのは強い米国があったからだ。だが、その米国が経済的に疲弊し、国防予算の減少が続いている。一方、中国の国防予算の増加がこのまま続けば、5年以内に中国の国防費は2倍となり、米中の軍事力は逆転してしまう」と中国の脅威を訴えた。
文会長は、米国の孤立主義的な方向を懸念するとともに、「日本が防衛費のGDP1%枠に固執し、韓国も北朝鮮の軍事力だけを見据えた国防予算の在り方では、国を守るという意志を失うことになり愚かなことだ」と警告。その上で小国だが強い国防体制を敷くイスラエルの例を挙げ、「自分の国は自分で守るという気概と実行力を持つ強い国だけが、自由を享受し自国ひいては世界の平和を築くことができる」と強調した。
大会では、「アジアと日本の平和と安全を守る全国フォーラム」の会長に就任した
堀江正夫元参院議員(元陸上自衛隊西部方面総監)があいさつし、非常事態法制定、日韓米の同盟強化、自衛隊の増強を訴えた。大会は最後に「緊急事態基本法制定」などを求める大会決議を行った。「関連記事」
2011.
10.11
世界日報社の片上晴彦編集委員(「宗教の自由」取材班)が東京地裁(東京・霞ヶ関)付近の公道上で取材中、統一教会員の拉致監禁に関わる脱会屋とされる宮村峻氏を撮影しようとしたところ、同氏から羽交い締めにされるなどして妨害された。このトラブルで片上記者は、丸の内署で簡単な事情聴取を受けたあと引き揚げた。同地裁では当日午後、12年余にわたり拉致監禁された後藤徹氏が宮村氏らを相手取り損害賠償などを求める民事訴訟の公判が行なわれた。
一方、有田芳生参院議員(民主党)は同日午後1時ごろ、ツイッター上で、上記のトラブルに言及。片上記者が「警察官に身柄を確保される」「前回も丸の内署に連行の常習者」などと事実を歪曲(わいきょく)したデマ情報を発信し中傷した。「関連記事」
2011.
10.5
国際宗教自由連合(ICRF)日本委員会(委員長・渡辺久義京大名誉教授)が、中国政府によるチベット人、ウイグル人、モンゴル人への宗教弾圧の実態について討議し、信教の自由を求めるシンポジウムを都内で開催した。
渡辺久義委員長
は、「少数民族に対する宗教弾圧には無神論を国是とする中国の本質がよく現われている。彼らが最も恐れているのが自由な人々の心だ」と述べ、信教の自由を求める国際連帯の必要性を訴えた。
イリハム・マハムティ・日本ウイグル協会会長は、ウイグルにおける宗教迫害について、「中国共産党が私たちを『解放した』と言う1949年から信仰抑圧が始まった。(中略)1978年に改革開放政策が始まると、宗教の自由が部分的に認められたが、公務員や共産党員はモスクに行けなかった。先祖からの信仰を、数十年の政策で消そうという共産主義者の発想自体がおかしい。21世紀になると、宗教の自由は完全に奪われた。モスクの入り口には、国家公務員や18歳以下の者、学生などは入ってはいけないなどと書かれるようになった。(中略)子供に宗教を教えることも犯罪とされ、2004年にカシュガルの小学校教師は4年生の息子にイスラム教を教えたのが密告され、3年間、労働刑務所に送られた。今では町のモスクにはすべて監視カメラが設置されている」等と述べ、迫害の深刻さを訴えた。
ケレイト・フビスガルト・内モンゴル人民党日本支部代表は、南モンゴル(内モンゴル)の宗教迫害について、「昔からチベット仏教とモンゴルの関係は深く、ダライ・ラマ3世の転生者はモンゴルに生まれ、ダライ・ラマ4世になった。(中略)その後、独立したモンゴルが社会主義になり、南モンゴルも中国共産党に支配されると、社会主義の下で厳しい宗教弾圧が行われるようになる。(中略)1946~48年の土地改革運動、50年代の『四清運動』、さらに66~76年の文化大革命などを経て、南モンゴルの宗教文化は壊滅した。モンゴル語の使用も否定され、モンゴル語で授業をする学校は閉鎖された。(中略)我々が仏教を通じてチベット人と交流を深め、宗教的価値観を共有することは、自由民主を勝ち取るための平和的戦いに大きな役割を果たすと信じている」と述べた。
「チベット問題を考える会」の小林秀英代表(真言宗十善院住職)は、今年東チベット(四川省)で焼身自殺した2人のチベット仏教僧の写真を示しながら、「これまで4人が焼身自殺をしており、2009年2月にチベットで自殺した僧侶は、火が燃え上がったのを見た人民武装警察に射殺されたが、そんな例はかつての南ベトナムでもなかった。中国政府はチベット仏教が漢人にまで浸透したことに脅威を感じたのである。数百人の漢人労働者に2000以上の僧坊を破壊させ、同年10月にはヤチェン・ガル僧院の800以上の僧坊を壊した。日本でもチベット独立を支持する声を高めていきたい」、「中国共産党は3民族が連携することを一番嫌がっている。そこが中国の弱点なので、我々はそこを突くべきだ。中国人を含むアジアの人たちがより幸せになるには、中国の民主化を進めないといけない」と語った。「関連記事」
2011.
9.24
「アジアと日本の平和と安全を守る東京都大会」(主催・アジアと日本の平和と安全を守る東京都フォーラム)が都内で開かれ、国際勝共連合渡辺芳雄副会長が「迫る東アジアの危機、平和のための緊急提言」をテーマに講演した。
大会には国会議員や有識者ら約700人が参加、主催者の代表世話人を務める
竹田五郎・元統合幕僚会議議長ペマ・ギャルポ桐蔭横浜大教授があいさつした。竹田氏は「抑止力の基本は、国を守るという国民の気持ちと在日米軍の力」と語った。
渡辺副会長は講演で、海洋覇権拡大を目指す中国の狙いを「アジア統合による新中華秩序の構築」と指摘し、日米同盟強化のために集団的自衛権行使を求めるとともに、米国の国力低下を踏まえて「自主防衛体制に変えていく必要がある」と主張した。また、日本列島から台湾、フィリピン、インドネシアに至る「第1列島線」内が中国の支配下に置かれれば、日本と韓国は中国に従属せざるを得ないとして「日韓両国はできるところから防衛協力に踏み出すべきだ」と強調した。
2011.
7.16
~18
国際指導者会議UPF天宙平和連合主催)が16日から18日までの3日間、ナイジェリアの首都アブジャで開催された。会議は「アフリカと世界における恒久平和の時代に向かって」を議題に討議がなされ、90か国500人余りの各界指導者らが参加した。
開会の前日、UPFの
文鮮明総裁は首都アブジャでジョナサン・ナイジェリア大統領と会談した。
同大統領は2005年に、超宗教運動による国際平和を希求するUPFの趣旨に賛同、同連合より「平和大使」に任命されており、今日までUPFを側面支援してきた。オバサンジョ同国元大統領も平和大使であった。
開会式では、ナイジェリアのキリスト教代表牧師
コロネル・デガヤ師とヨルダンのイスラム教代表ハムディ・ムラード師が祈祷、その後ガブリエル・ゴジョウ前トーゴ首相マドハブ・ネパール前ネパール首相、故ヤラドゥア前ナイジェリア大統領の夫人らが挨拶、UPFの活動の意義を評価した。
UPFの
文亨進世界会長は、人類全体が真の平和を確立するにはまず、神との平和を取り戻す必要性がある、と訴えた。UPF日本会長の小山田秀生氏は16日、東日本大震災の状況を説明、UPF日本の取り組みと提言を紹介するとともに、世界各国から寄せられた多大な支援への謝意を表明した。
17日、
UPF総裁・文鮮明師の講演会が行なわれ、アブジャ市中央のコンベンションセンターに各国の平和大使やナイジェリア人VIP150人を含む約3000人の聴衆が集まった。
最初に、キリスト教やイスラム教、アフリカの伝統宗教、シーク教、神道など諸宗教代表がおのおの祈祷。その後
イブラヒム・マンツ元ナイジェリア副大統領(現上院議員)文総裁の活動を高く評価した。
文総裁は数時間に及ぶ講演の中で、「人類が親なる神のもとを離れ、苦悩と悲しみに満ちた心情を持ち続けた神の心情を解放するためにのみ生きてきた」と述べ、個人から家庭、国家、世界に至るまでの平和構築の鍵は「神の心情を知り神を愛し、隣人を愛すること」と強調、「人類が神のもとの一つの家族になること」が理想と語った。
分科会では、「諸宗教間の協力」「食糧と農業問題」「良き統治のあり方」「エイズや感染症などの健康問題」などをテーマに討議が行なわれた。「関連記事」
2011.
7.13
世界の宗教迫害から信教の自由を守るための特別セミナー「今すぐストップ宗教迫害!」(主催・UPF天宙平和連合ワシントン・タイムズ財団)が、米国ワシントン・タイムズ本社で開催された。
セミナーでは、
米国務省・国際宗教自由担当特使スーザン・ジョンソン・クック氏があいさつし、「我々には宗教迫害を止め、信教の自由を世界中に普及させる共通の使命がある。信教の自由は神から与えられた権利だ」と強調した。更に同特使は出席した各宗教代表者や人権団体関係者らに対して「連携できることを楽しみにしている」と述べ、宗教迫害撲滅に向けて「連帯」を呼び掛けた。
米議会からは
ガス・ビリラキス下院議員(共和党)が出席し、今後も宗教的マイノリティーの権利擁護に取り組む意向を表明。同議員は特に中国とトルコの宗教迫害を批判し、中国に対して「21世紀の世界経済の一員として市民の権利を重視しなければならない」と主張した。
また、イスラム教やヒンズー教、シーク教、バハイ教、コプト教(エジプトのキリスト教)など、各宗教の代表者が宗教迫害の実態について報告。中国のキリスト教地下教会を支援する「対中援助協会」や在外ウイグル人の人権団体「国際ウイグル人権・民主主義基金」の関係者も出席し、中国政府による宗教弾圧の実態を説明した。
基調講演した文仁進(ムン・インジン)・統一教会米国総会長は、日本統一教会の信者に対する強制改宗問題について、「4300人以上が拉致・監禁され、信じられないほどの精神的、肉体的虐待を受けた。性的虐待を受けたケースもある」と深刻な状況を説明するとともに、「キリスト教の牧師が強制改宗に積極的に関わっている」と指摘した。その上で、文総会長は「今日のような双方向の対話を通じて、強制改宗に終止符を打ちたい」と述べ、他の宗教団体と協力しながら問題解決に取り組む考えを強調した。「関連記事」
2011.
6.15
NPO法人・日韓トンネル研究会の第8回通常総会が都内で開かれた。総会では同研究会の野沢太三会長(元法務大臣)の挨拶に続き、森嘉朗元内閣総理大臣が祝辞を述べた。森元首相は、新幹線の整備等に尽力した野沢会長の功績を評価し、「野沢先生は日韓のトンネルの前に鉄道の神様みたいな人です。日韓トンネルについては金大中大統領から話があり、その答礼として私は2000年のASEANの時に欧州の大統領など首脳にお話ししました。(中略)生きている間にツルハシで起工式ができたらという希望を持っています」と所感を述べた。総会終了後、「日韓トンネルに関する米国からの報告」をテーマとして、中村忠彦顧問による報告がなされた。
2011.
5.10
米紙「ワシントン・タイムズ」(5月10日付)は、東日本大震災の被災地で米軍が展開した「トモダチ作戦」などの大規模な救援活動に対して、感謝の気持ちを表明するワシントン在住日本人らの全面意見広告を掲載した。
広告はインターネット交流サイトのフェイスブックを通じて国際的な日本支援の輪を広げる「グローバルWA(輪)プロジェクト」の一環として掲載され、麻生太郎、福田康夫、安倍晋三各元首相夫妻のほか、前原誠司前外務大臣、長島昭久前防衛政務官、加藤良三前駐米大使らも賛同者として名を連ねた。広告には握手をする手の絵と「Arigato(ありがとう)」の文字が大きく描かれ、「米兵が流す汗と涙に感謝する」「あなたがたは私たちの真の友人だ」などのメッセージが記載されている。「関連記事」
2011.
4.10
統一教会創始者・文鮮明師早稲田大学留学70周年を祝う記念祝賀大会(主催・同実行委員会)が、早稲田大学・リーガロイヤルホテル東京で開催され、同大OBら1300人が参加した。
東日本大震災の犠牲者を慰霊し、早期復興を祈願する黙祷が献げられたあと、日本統一教会の
梶栗玄太郎会長を代理して周藤健副会長が挨拶した。宋榮錫・全国祝福家庭総連合会総会長は祝辞で、文師の日本留学の意義を述べ、文師の自叙伝を普及することが世界平和に貢献する道であると強調した。
記念講演では文師の四男である
文國進・韓国統一財団理事長が記念講演を行ない、文鮮明師が早稲田大学に留学した当時は、日本の大陸進出など「混乱の時代だった」と振り返りながら、現在の東アジア情勢では中国の軍事大国化と米国の「孤立主義化」が大きな不安定要因になると指摘した。最後に在学生らが登壇し、全員で校歌を斉唱した。
2011.
3.20
統一教会創始者・文鮮明師夫妻は、東日本大震災の義援金約1億4000万円(170万ドル)を日本赤十字社を通じて被災者・被災地に寄付した。義援金は東京・港区の日本赤十字社を訪れた文亨進世界会長夫妻によって総務局組織推進部の三井俊介部長に手渡された。三井部長から「被災者への支援としますか、救援活動への支援に使いますか」と使途の希望を聞かれると、文会長は「直接、被災された方に渡るようにして下さい」と話した。寄託には、日本統一教会の梶栗玄太郎会長宋榮錫・全国祝福家庭総連合会総会長らが同席した。
2011.
2.8
陰暦1月6日、統一教会創始者・文鮮明師の生誕91周年、韓鶴子夫人の生誕68周年を祝う祝賀会が韓国・清平(天城旺臨宮殿大聖殿)で開かれ、107か国から約1000人が参加した。
海外からの参加者は、ケニアの首相夫人である
イダ・オディンガ女史、コソボ共和国のファトミール・セイディユ元大統領、バルバドス元総理のロイド・アースキン・センディフォード中国駐在大使、アゼルバイジャン共和国のラヒム・アリイェビッチ・フセイノフ元首相、ガーナ共和国のダニエル・アジェクム駐米大使夫妻、米国のジョージ・スターリングス大司教らであり、韓国国内からは、金ミナ・平和大使中央会会長朴槿令・元育英財団理事長夫妻秋成春・元済州MBC社長申銀淑・元女性政治連盟総裁、韓国人気タレントの金相淳さん鄭惠善さん沈洋弘さんらが参加した。
来賓として、
イダ・オディンガ・ケニア首相夫人が祝辞に立ち、「私たちは、真の父母様(文鮮明師夫妻)の平和に対するビジョン、『統一原理』を学び、驚き、感動しました。父母様の生涯と思想、実践運動を聞いた時、本当にこの時代に必ず必要な思想だという結論を下しました。私は、父母様が立ててくださったリーダーシップとビジョンを中心として私たちが一つになるならば、10年以内にこの地球星を完全に変えることができると確信します」と述べた。
文鮮明師は、「天地人父母時代宣布」に関する内容を中心にスピーチした。午後からは祝賀公演があり、金相淳さん鄭惠善さん沈洋弘さんら3人のタレントが熱演し、3人は文鮮明師が定めた今年の「年頭標語」を唱えて万歳を三唱し、文師夫妻に対して、壇上に伏して敬拝を捧げた。人気歌手の金國煥氏は歌謡メドレーを歌い、文師夫妻を祝賀した。
2010.
12.3
 
宗教信者を拉致監禁して改宗(棄教)を迫る人権侵害行為に対して、約3200人が東京・千代田区の日比谷野外音楽堂に集まり、「守れ!日本の人権・信教の自由」という糾弾集会と国会周辺でのデモ行進を行なった。
統一教会信者に対する拉致監禁行為を糾弾するデモ行進は、すでに全国的に2万人以上が参加して行なわれているが、今回の集会で、12年5か月にわたって監禁された被害者の
後藤徹氏は、「拉致監禁を行っている人物を徹底追及する。彼らの悪行は白日の下にされされ、断罪されるだろう」と訴えた。
青山丘・元文部科学副大臣は、「豊かになった日本で、後藤さんのような悲惨な地獄を味わった人がいることに心を痛めている」と述べると同時に、拉致監禁が続くのは「政治の責任もある」として政府が対策に乗り出すよう求めた。
後藤氏等の被害者らは横路孝弘衆院議長と西岡武夫参院議長宛てに、拉致監禁の実態調査や拉致行為を取り締まるために必要な関係法令の整備などを求める要望書を提出した。「関連記事」
2010.
12.1
衆議院第1議員会館(東京・千代田区)で、「信教の自由と人権問題を語る」をテーマとする日韓有識者シンポジウムが開催された。参加者は、日本側からは弁護士やジャーナリスト、韓国からは来日中の現職国会議員3人を含む宗教指導者、大学教授、言論人ら29人。
シンポジウムでは、人権侵害の例として新宗教の信者に対して強制的に改宗を迫ることを目的とする拉致監禁被害の現状が報告された。これを受けて、
韓国国会のキム・ソンフィ議員は、同種の被害を含めて信教の自由を確保するため、日韓が共同してアジア版人権保障制度の枠組みづくりを行なうよう提言し、これに尽力することを約束した。
また、ジャーナリストの
室生忠氏は、韓国のテレビ局SBSが放映した報道番組「統一教・拉致監禁問題」の視聴率が10%以上あったことを取り上げ、韓国社会は日本の拉致監禁の実情を熟知しており、この問題の解決には韓国社会、有識者の助力が不可欠であるとの見解を示した。「関連記事」
2010.
11.22
統一教会創始者・文鮮明師により創設されたUPF天宙平和連合)主催の大会(「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」)がニューヨークのマンハッタンセンターで開催され、世界194か国の代表者をはじめ政治・宗教指導者ら3000人以上が参加した。大会は「ワールド・アセンブリー2010―天宙平和の時代:神の摂理とアベルUN」のタイトルのもとで行なわれ、キリスト教、イスラーム(イスラム教)、ユダヤ教、仏教など7宗教の代表者らが祈祷を捧げたのち、北米大陸総会長である文仁進(ムン・インジン)師文鮮明師の次女、ハーバード大神学部卒)が歓迎の辞を述べ、開始された。
来賓の
アンワルル・チョードリー元国連事務次長は、「190か国以上の代表者が参加し、主要宗教の指導者から支援を受けているこの集会は、まさに国連がどうあるべきかのモデルだ。UPFはすべての人が自由、調和、協力、繁栄の中で生きることのできる平和文化建設のために尽力している」と述べ、UPFのビジョンや活動を強く支持した。
アラブ連盟の
フセイン・ハスーナ駐米大使は、UPFがイスラエルとパレスチナの和解を促進する「中東平和イニシアチブ(MEPI)」を展開していることを高く評価、「文師が家庭を愛の学校、平和の礎石と位置づけ、家庭の強化を重視されていることに勇気づけられている」と語った。
米ジョージア州の女性政治家
ドンゼラ・ジェームズ上院議員は、「カトリック教徒として、私は夫と共に真の父母様の祝福を受けた。私たちの夫婦関係はますます発展している」と述べ、「文師夫妻こそ生きた真の父母であり、平和の王・王妃である」と強調した。
UPF世界会長の
文亨進(ムン・ヒョンジン)師が登壇して文鮮明師夫妻の理念と業績を紹介したのち、文鮮明師が約1時間にわたって基調講演を行ない、2013年1月13日までに果たされるべき具体的な摂理内容などを明らかにした。
2010.
11.13
 
サッカーのACL(アジア・チャンピオンズリーグ)決勝戦が東京・国立競技場で約2万7000名の観衆を集めて行なわれ、城南一和(韓国)が、ゾバハン(イラン)を3―1で下して初優勝を遂げた。韓国勢の優勝は昨年の浦項に続いて3チーム目で、MVPにはササが選ばれた。優勝した城南一和は、アジア代表として12月にアラブ首長国連邦で行なわれるクラブワールドカップ(W杯)に出場する。なお、城南一和がアジア王者になるのは、前身であるアジア・クラブ選手権で優勝した1995年から2度目。「関連記事」
2010.
10.10
天地人真の父母定着10・14祝福式」(主催・統一教会)が韓国忠清南道牙山市の鮮文大学キャンパスで挙行された。式典には、韓国と日本をはじめ、米国、フランス、イタリア、ドイツ、カナダ、タイ、フィリピン、ガーナ、ナイジェリア、イスラエル、ルーマニアなど世界40か国から集まった7200組の新郎新婦(未婚者祝福1200組、既成祝福6000組)、元国家元首、宗教指導者らを含む約2万人が集まり、その模様は世界194カ国に人工衛星とインターネットで生中継された。式前には記者会見が行なわれ、文亨進世界会長が式典の意義等についてマスコミのインタビューに答えた。
「祝願」においては、カトリックを代表して
エマニュエル・ミリンゴ大司教が祈りを捧げたのち、仏教の代表として羅龍華・大韓仏教臨済宗宗正、イスラームの代表としてヨルダンの霊的指導者ハムディ・ミラード博士、民族宗教天道教の代表として李哲基・天道教元教領がそれぞれ祈りを捧げた。
主礼の
文鮮明師夫妻が入場し、聖水儀式、聖婚問答等の儀式が執り行われた。文師の祝祷のあと、新郎新婦代表から花束と礼物が父母様に贈呈され、ネパールのパラマーナンダ・ジャー副大統領が祝辞を述べた。同副大統領は祝辞の中で、「ネパールでも結婚は神聖な儀式で、男女が一つになる場に神がおられるため、純潔を強調している。これは文総裁の教えでもある」と述べ、文師の教えを讃えた。
2010.
10.9
超宗教会議(主催:天宙平和連合UPF)がソウル市内の統一教会世界本部「天福宮」で開催され、「平和と繁栄のための超宗教の重要性」をテーマとして、世界各国の宗教指導者160人を含む約2000人が参加した。
総会でネパールのパラマーナンダ・ジャー副大統領は、「人間の発展と国際社会の調和に必要なものは市民との対話だが、宗教はその際に重要な役割を果たす。この会議で解決策を見いだせるものと期待する」と述べた。
また、
文亨進(ムン・ヒョンジン)UPF世界議長は基調演説で「紛争の中断だけが平和ではない。神の真の愛を中心にした指導者と国家が今日の世界の中心に立たなければならない」と述べ、実父でもあるUPF創始者・文鮮明総裁が提唱した国連内の宗教議会設置を早期に実現するよう訴えた。更に総会には、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンズー教、ユダヤ教、シーク教、ギリシア正教、神道など各宗教宗派の代表者が参加し、平和の祈りをささげる宗教儀式が行なわれた。
2010.
10.5
世界日報は、外務省が1972年に発行した冊子「尖閣諸島について」の内容をホームページで公開(PDFファイル)しているが、5日に記者会見をした前原誠司外務大臣は、この内容について「外務省のホームページに掲載する考えはないか」という世界日報記者の質問に対し、「大変建設的な提案である」と述べて掲載に意欲を示すと同時に、同省のホームページに中国語訳を追加掲載する意向を示した。「関連記事」
2010.
8.29
日本と韓国を海底トンネルで結ぶことをめざす「日韓トンネル建設推進南東京大会」が、東京・大田区で開かれ、約600人が参加した。
韓国の
申章●(徹の偏がさんずい)・崇実大学教授が「日韓トンネル建設と東北アジアのビジョン」をテーマに講演し、「両国関係だけでなく、北東アジアの経済統合と地域の共存共栄のためにぜひ早期実現を図るべきだ」と強調した。更に同教授は、移送手段として「大陸まで連結させるためには世界標準の技術を導入しなければならない。日本で開発が進むリニアモーターカーを利用することも一案」と話した。
日韓トンネル構想については、戦前にも計画されたことがあったが頓挫した。その後、1982年に
科学の統一に関する国際会議(ICUS)の主催者・文鮮明師の提唱を受けて国際ハイウェイ建設事業団が設立され、佐賀県唐津を拠点に事業化が始まった。この間、日韓首脳が同構想に数回言及している。
2010.
8.5
宗教信者を拉致して強制改宗させる業務を行なう、いわゆる「脱会屋」「改宗屋」らによって拉致された上、暴力的に12年5カ月の間監禁された状態で強制的に棄教を迫れた後藤徹氏(統一教会信者)が、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見した。
後藤氏は「拉致監禁による強制棄教は今も野放しになっており、憂慮に堪えない」と述べ、更に、「私の場合も、拉致監禁を行ったのは家族だが、別に首謀者がいる。それはプロの脱会屋であり、キリスト教会の牧師たちで、信徒たちの親を不安に陥れ、拉致監禁を教唆する。彼らに法外な謝礼金が支払われているという多くの証言がある」と述べて、拉致監禁行為の首謀者がいることを強調した。
記者会見に同席した
ハサン・ムラトビッチ元ボスニア首相は、後藤氏らの拉致監禁について「人権に関する国際条約に反している可能性が強い。日本は人権保護の面でも評価される国でなくてはならない」と述べ、日本政府の対応を促した。また、アーロン・ローデス元国際ヘルシンキ人権連合事務局長は、「統一教会は社会的問題を抱えているが、宗教における人権侵害は許されない」と語った。
2010.
8.3
統一教会信者に対する拉致監禁・強制改宗事件をめぐって、憲政記念館(東京・千代田区)でシンポジウム「信教の自由と人権問題を語る」(主催・国際宗教自由連合日本委員会)が開催され、日本と欧州の有識者ら25名(11か国)が参加した。
主催委員会の
渡辺久義代表(京都大学名誉教授)は、「信教の自由は、自由主義諸国では当然尊重されていると思われているが、必ずしもそうではない。残念ながら、それは日本の話だ。統一教会信者の拉致監禁という、信教の自由の侵害が堂々と行われている」と訴えた。
欧州側参加者の代表として、
ウィレム・エーケレン・元オランダ国防大臣は「日本の人権の歴史は素晴らしいし、信頼できるパートナーだが、一つの負がある。強制改宗の問題だ。日本が人権で国際的に高い評価を得ようと思うなら、メディアが何らかの対応をしなければならない」と述べ、この問題をフェアに報道しない日本のマスコミを批判した。
また、
ヘルシンキ人権委員会イタリア事務総長のアントニオ・スタンゴ氏は、暴力、拷問などが行われた後藤徹氏(統一教会信者、46歳)のケースなどが人権に関する国際規約に反するとして、「(強制改宗について)NGOや国際社会が実態を調査してステートメントを出すべきだ」と提言した。
日本側からは、宗教ジャーナリストの
室生忠氏が、日本で強制改宗が続く背景として、(1)メディアが伝えないことで、国民がその事実を知らない、(2)子は親に従うべきだという考え方が社会に残る、(3)統一教会の社会的な問題点と強制改宗を峻別(しゅんべつ)できないメンタリティーがある、と指摘した。
国会で統一教会信者に対する拉致事件を問題にした桧田仁・元衆議院議員は、2000年に田中節夫警察庁長官が「親子であろうと厳正に対処する」と言いながら、後藤さんのケースが起きていることを問題視し、「(監禁中の食事制裁でやせ細った)後藤さんの写真を配って、世界に知らせてほしい」と呼びかけ、拉致監禁の実態がいかに悲惨なものであるかを訴えた。
2010.
5.9
米国ネバダ州ラスベガス市のホテルで「アベルUN定着戴冠式・金婚式および昇華祝祭」が開催され、韓国、日本、米国をはじめ世界の代表者約1000人が参加した。式典では、文亨進(ムン・ヒョンジン)世界会長が報告祈祷を捧げた後、文鮮明師夫妻が入場して戴冠式および金婚式が挙行された。
祝辞に登壇した
ニール・ブッシュ氏(ブッシュ第43代米国大統領の弟)は、文鮮明師夫妻の50年間の業績をたたえた。ニール・ブッシュ氏は式典に参加できたことに感謝しつつ、「父と兄も、そして私たち家族はみな、文鮮明師ご夫妻に感謝しています。きょう来られなかった家族からも、ご夫妻にお祝いの言葉を伝えてほしいと依頼されました」、「両親は結婚して65年になり、6人の子供、17人の孫に恵まれています。文師ご夫妻が提唱されているように、結婚はすべてに増して重要であり、夫婦関係は社会に良い影響を与えます。文師の教えを受ければ、世の中はとても良くなるでしょう」と述べ、家庭の重要性を説く文師の理念を強く支持した。
昇華祝祭では、統一運動を中心とする世界平和に貢献した人々を追悼する式典がなされた。壇上には功績者の遺影が飾られ、
ヘイグ元米国務長官ワヒド・インドネシア元大統領ロドリゴ・カラソ・コスタリカ元大統領エドワード・ヒース元英国首相金大中元韓国大統領アベル・ムゾレワ・ジンバブエ初代首相、米国の市民運動家のドロシー・ハイト女史ギリジャ・プラサド・コイララ・ネパール元首相バロン・バエア・トンガ元首相カワサキ・レイコ在米医師(徳川家康の17代目)の10人と、ヘディ・アンナビ氏およびハイチ大地震で犠牲となった24人の国連職員、沈没した韓国の哨戒艦天安号で犠牲となった46人等に対する祝祭が行なわれ、金ミナ・韓国平和大使協議会会長スターリングス大司教による追慕の辞と、ユダヤ教、イスラーム、仏教、統一教会の代表者による祈祷が捧げられた。
2010.
3.1
~26
ジュネーブの国連人権理事会(HRC)第13会期(3月1~26日)で、国連NGOの天宙平和連合(UPF)が、日本統一教会(世界基督教統一神霊協会)の信者たち4300人以上が強制改宗・脱会屋グループに拉致監禁され、脱会を強いられているとして、「日本政府は統一教会あるいは他の少数派宗教の信者たちが拉致監禁被害に遭った場合、ただちに救出行動を取るべきだ」との内容の意見書を提出した。
意見書では、12年5か月の長期にわたり拉致監禁された
後藤徹氏のケース(新聞報道参照)をはじめ、被害に遭った4人の経験について具体的に説明している。後藤氏は拉致監禁に関与した職業的脱会屋、宮村峻氏(会社社長)らを逮捕監禁罪などで刑事告訴したが、東京地検は昨年12月9日、嫌疑不十分を理由に不起訴処分とした。意見書は当局のこのような行為は「正義を曲げるもの」であり、政府が拉致監禁に対して見て見ぬふりをすることが脱会屋らの活動を継続させている、と述べている。
2010.
2.21
陰暦1月8日(陽暦2月21日)、韓国ソウル(龍山区漢江路)において統一教会の世界本部教会(天福宮天心統一教会)の奉献式が挙行された。統一教会創始者・文鮮明師による祈祷、聖塩による聖別式ののち除幕式が行なわれ、韓国仏教太古宗総務院長・印空(インゴン)僧侶キム・ヂョンテ国防部機務司令官朴長圭・龍山区区庁長姜東錫・2012麗水エキスポ組織委員会委員長、現職国会議員らが祝賀に参加した。
韓国仏教の最大宗派である大韓仏教曹溪宗(総務院長・慈乘僧侶)からは、「統一教世界本部教会の完工と奉献式をお祝い申し上げます。仏教との疎通と和合を期待し、統一教の無窮なる発展を祈願いたします」との祝電が寄せられた。
文國進理事長の謝辞に続いて、印空僧侶が祝辞を述べた。印空僧侶文鮮明師について「文総裁の生涯こそ、お釈迦様の生涯であり、救世主の生涯である」と証し、教会の建物の中に四大聖人がまつられ、宗教の和合統一が具体的に進められていることにも驚きと賞賛の意を表明した。祝歌として、坂田泰子・鮮文大学教授(2005年8月7日サッカー日韓戦で「君が代」を歌ったソプラノ歌手)の指揮で、統一教世界本部教会聖歌隊による「Total Praise(全く主を賛美せん)」が演奏された。
2010.
2.19
陰暦1月6日(陽暦2月19日)、統一教会創始者・文鮮明師の生誕90周年を祝賀する式典が韓国・清平(京畿道)で開催され、呂秀蓮・前台湾副総統ホセ・デベネシア元下院議長、現職マレーシア国会議員18名、各国駐韓大使らを始め、各国から政財界・宗教界の前現職要人ら約1200名が参加した。
午餐会では、文師夫妻を祝賀する「ハッピー・バースデイ」のケーキカットが行なわれ、日本統一教会の
梶栗玄太郎会長夫妻が花束を贈呈、全体で文師夫妻に敬礼を捧げた。北朝鮮からは金正日・国防委員長からの贈り物が朴相権(パク・サングォン)平和自動車社長を通じて文師夫妻に手渡され、注目された韓国・統一教サイト・News参照)
また、多数の祝電の中から
オバマ米国大統領のメッセージが紹介された。メッセージの中でオバマ大統領は、「尊敬する文総裁へ。90回目の御聖誕日を、お祝い申し上げます。過ぎし数十年間、米国の歴史が重要な時間を過ごす期間、文総裁の生涯は、米国の歴史に欠かすことのできない重要な役割を果たされました。多くのことを成し遂げられた美しい歳月を振り返られながら、同時にこれから訪れる約束の祝福の時間を迎えてくださいますよう、お祈りします。今後も多くの喜びが共にあり、神様の祝福が共にあられることを願います」と述べ、文師の業績を讃えた。その他、スティーブン・ジョン・サーストン・米国バプテスト協議会会長の祝賀メッセージ等が紹介された。
フィリピンのホセ・デベネシア元下院議長は祝辞に立ち、今年2月17日の祝福式を見た感動を述べると共に、自らも昨年10月14日の鮮文大学における祝福式に夫婦で参加したことを証言した。
その後、
文亨進世界会長が歓迎の辞に立ち、英語で約9分間にわたって文鮮明師夫妻のこれまでの歩みについて語った。文亨進師は歴史的な聖人の例を挙げつつ、文鮮明師夫妻が「人類のメシヤ、救世主、再臨主」であることを力強く証し、会場全体が拍手で包まれた。「関連記事」
2010.
2.17
陰暦1月4日(陽暦2月17日)、韓国の国際総合展示館キンテクス(京畿道一山)で、統一教会創始者・文鮮明師夫妻を主礼とする「1.4真の父母様天宙祝福式」が挙行され、約4万3000組の家庭が新しい出発の祝福を受けた。式典は全世界194か国に人工衛星とインターネットを通じて中継され、全世界で同時に開催された。
文亨進世界会長による「解放実践文」の奉読後、8人の世界主要宗教指導者による「祝願」があり、文鮮明師夫妻が主礼となって新郎新婦に対する聖水式、聖婚問答、祝祷が行なわれた。式典後、南アフリカ共和国の新郎と韓国の新婦の二世カップルが文師夫妻に花束と記念品を贈呈し、ガイアナ共和国のハミルトン・グリーン元首相が約20分間にわたって祝辞を述べた。グリーン元首相は祝辞の中で、文鮮明師夫妻の業績を「神様の奇跡」として讃えると共に、「私もガイアナで文師の教えに基づき、道徳形成と家庭の回復のために社会的運動を繰り広げ、国家の指導者たちを教えている」と語った。
2010.
1.28
国際勝共連合世界平和連合の「新会長就任新春の集い」が都内ホテルで開催され、与野党国会議員をはじめ、各界の有識者多数が出席した。太田洪量前会長に代わって新会長に就任した梶栗玄太郎氏は「混迷する内外情勢と日本の行くべき道」と題して講演し、日本と韓国に海底トンネルを通すことによって日本が世界平和に貢献できることを強調、そのために一大国民運動を展開する決意を表明した。また、(1)日韓米の結束でアジア太平洋を守ろう、(2)中国共産党の覇権主義を許すな、(3)家庭破壊の共産主義から日本を守ろう、(4)保守再生で新憲法を制定しよう!──との運動方針を発表した。
2009.
10.12
~16
国際指導者会議(ILC)」(主催・天宙平和連合UPF)が韓国ソウルで開催され、世界86か国から現職・前職の国家元首を含む270人の指導者らが参加した。
12日の開会晩餐会は、ジョージタウン市長の
ハミルトン・グリーン元ガイアナ首相があいさつし、日本から参加した法華宗真門流真清浄寺副住職吉田日光上人の祈祷によって開催された。黄善祚韓国UPF会長は主催者を代表して歓迎の辞を述べ、「文鮮明総裁のビジョンのポイントは、神様は人類の真の父母であり、人類はその父母を中心とする家族であり、共同体であるということ」と強調しながら、人間が本来もっていた創造本然の霊性を回復すると同時に家庭を正しく立てて地球家族共同体をつくることの重要性を説いた。
13日午前の開会総会では、元国家元首を含む世界の指導者たちがそれぞれ平和実現に向けて結婚と家庭の重要性についてスピーチした。
アフマド・カバ前シエラレオネ共和国大統領郭錠煥UPF世界会長のスピーチを代読し、「平和を創る上で、文鮮明総裁が行なってきた祝福運動(国際合同結婚式)はきわめて重要であり、あらゆる宗教、民族、人種、文化に属するカップルが、神様を中心とする結婚と家庭をつくることこそが世界に平和をもたらす鍵である」とのメッセージを伝えた。
アルフレッド・モイシウ元アルバニア共和国大統領は、「家庭と結婚を強固にすることは、全世界の重要な課題」として、「性や麻薬などによる淪落から青年たちを救うためには、政治がイニシアチブを取るべきです。家庭の教育、健全な道徳が政治指導者によって実践されなければなりません」とスピーチした。
ネパール首相夫人のガヤトリ・ネパール女史は、「結婚と家庭は社会的、文化的調和の礎になるもので、人類の平和と安定を確立し、紛争を予防する上で非常に重要です。私たちはOne Family under Godを導くという重要な使命を担っているのです」と語り、夫のマダブ・クマル・ネパール首相文鮮明総裁宛に送った手紙を紹介しつつ、ネパール首相が人格教育や紛争解決に向けたUPFの活動を高く評価していることを紹介した。
最後のセッションでは、国際祝福を受けたカップルが人種、文化、言語の壁を乗り越えて家庭生活を営んできた体験談を世界の指導者たちの前で披露したのち、
郭錠煥UPF世界会長の主礼により、聖酒式が行なわれた。
2009.
10.14
統一教会が主催する「10・14真の父母様天宙祝福式」が鮮文大学(韓国・牙山市)で挙行され、人工衛星とインターネットを通じて全世界192か国に同時中継された。
式典には世界中から360組の新郎新婦が参加し、
アルフレッド・モイシウ元アルバニア共和国大統領をはじめ、アリイェビッチ・フセイノフ元アゼルバイジャン共和国首相ロイド・サンディフォード元バルバドス首相シュシケビッチ元ベラルーシ共和国最高議会議長など、各国元首相ら貴賓約250 人が出席、更に申銀淑(シン・ウンスク) 元・韓国女性政治連盟総裁姜慶植(カン・ギョンシク) 元・副総理崔德源(チェ・ドゴン) 順天大学総長などの韓国貴賓、平和大使らが多数参加、約2万5000人が集まった。
式典では
文亨進・統一教会世界会長による礼式の辞の後、各宗教代表による「祝願」が行なわれ、キリスト教、仏教、イスラーム(イスラム教)、儒教、シーク教、天道教(韓国民族宗教)の各代表聖職者による祈りが捧げられた。
主礼である
文鮮明師夫妻(真の父母様)が入場して聖水儀式、聖婚問答などの儀式が執行され、文師による祝祷が捧げられた。アルバニアのモイシウ前大統領印空・韓国仏教太古宗総務院長が祝辞に立ち、モイシウ前大統領は「文総裁の数十年に及ぶ神様に対する献身と熱意がなかったら、今日のような人類に対する希望を抱けなかっただろう」と述べた。
なお、今回の合同結婚式には故・朴正煕元大統領の次女である
朴槿令(パク・クンニョン) 育英財団理事長申東旭(シン・ドンウク) 白石文化大学教授の夫婦が新郎新婦として参加し、文師夫妻に花束を贈呈したことで韓国のマスコミでも話題になっている。
韓国の主要紙「東亜日報」は、統一教会の合同結婚式に参加した
朴槿令理事長のインタビューを掲載し、同理事長が「統一教に入門したわけではない」としながらも、「世界の奥地で活動する統一教海外ボランティアの話を聞き、感動して超宗教的に同参するようになった。統一教の世界平和と南北統一関連活動に関心が高い。宗教とは真理を探す道具であり、コーランと仏経、檀君神話を合わせた統一教の聖書解釈に魅力を感じる。周囲の状況が整理されれば、統一教の奉仕活動に同参したい」等のコメントを紹介し、「30 分あまりの間、終始、統一教の魅力について強調した」と報じた。
2009.
10.2
統一教会創始者・文鮮明師の自叙伝『平和を愛する世界人として』(韓国・金寧社発行)の日本語版・第1刷が、創芸社(東京・千代田区神田神保町)から出版された。同書は発売直後からしばらくアマゾンでランキング1位が続き、在庫切れの状態になったが、今後の増刷が予定されている。「関連記事」
2009.
10.1
統一教会創始者・文鮮明師の自叙伝『平和を愛する世界人として』の英語版出版を記念するバンケットがワシントンで開催され、約1500人が参席した。
バンケットでは
ブッシュ(父)元米国大統領による祝辞が、ブッシュ元大統領の三男ニール・ブッシュ氏によって代読された。ブッシュ元大統領は祝辞で「自叙伝が米国でも出版されることを本当にうれしく思う。晩餐会には同席できないが、より平和な世界をつくるためにともに力を合わせていきたい」と、祝いの言葉を贈った。また、2000年米大統領選で民主党副大統領候補を務めたジョー・リーバーマン上院議員ら、政界からも多くの祝電が寄せられた。
続いて、黒人公民権運動指導者マーティン・ルーサー・キング牧師の直弟子で、オバマ大統領にも近い
ウォルター・フォントロイ元下院議員(フォントロイ氏については「米国父母の日制定」の項目を参照)があいさつし、「文師の自叙伝は人類の指標として導いてくれるものであり、非常に勇気づけられる」と述べ、人種や宗教の壁を超えた平和運動を展開し続ける文師の功績を称賛した。
この後、
文鮮明師は文亨進・世界平和統一家庭連合世界会長の紹介を受けて登壇し、基調講演を行った。なお、韓国では6月1日に同自叙伝の出版記念会が開催されている。
2009.
8.18
~24
12年以上にわたって拉致監禁され、統一教会の信仰を棄てるよう強要される被害を受けた後藤徹氏が、8月18日から24日まで米国ワシントンとニューヨークを訪問、ウォルター・フォントロイ元下院議員(黒人公民権運動指導者マーティン・ルーサー・キング牧師の直弟子)ら、人権団体代表者やキリスト教指導者と面会し、被害実態の深刻さを訴えた。
後藤氏は過去2度の拉致監禁被害を受け、2度目は1995年9月から昨年2月まで12年5か月に及ぶもので、新潟市のマンション、東京・マンション等に閉じ込められた状態で一歩も外に出ることが許されなかった。監禁された期間、後藤氏は十分な食事を与えられず、68キロあった体重は39キロに激減。解放された直後は、極度の衰弱状態で50日間にわたる入院生活を余儀なくされた。「関連記事」
入院直後のやせ細った後藤氏の写真を見た人権団体幹部は、「これは拷問にほかならない」、「日本のような近代国家でこのような非道なことが行われているのか」と、強い衝撃を受けると同時に憤りをあらわにした。
後藤氏に同行した鴨野守・統一教会広報局長によると、(1)過去43年間に拉致監禁された教会員は4300人に上る、(2)このうち2人が監禁中に自殺した、(3)監禁中にレイプされた女性もいる、(4)拉致監禁による強い恐怖体験で、解放後も多くの人が心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っている等、被害の実態は深刻である。
米人権団体幹部らは統一教会信者に対する違法な拉致監禁行為の被害実態に強い関心を寄せ、統一教会信者に対する拉致監禁を根絶するために全面的に協力することを約束した。米国でも1970年から80年代にかけて、新興宗教の信者などに対する強制改宗事件が多発したが、職業的ディプログラマー(強制改宗屋)として知られていたテッド・パトリックが有罪判決を受けたことなどを受け、現在は下火になっている。
なお、米国務省が発表している「宗教の自由に関する報告書」では、1999年から統一教会信者に対する拉致監禁事件が人権侵害でることを指摘しており、2006年の報告書では「政府が拉致者を訴追しようとしないことに対する懸念」についても言及している。
2009.
8.7
 
許文道(ホ・ムンド)元韓国統一院(現・統一省)長官が都内で開かれた日韓トンネル推進東京大会でスピーチし、日韓が力を合わせて日韓トンネルを実現することの意義を語った。
大会では、
清水馨八郎千葉大学名誉教授梶栗玄太郎国際ハイウェイ財団会長(日本統一教会会長)村岡邦男元駐パキスタン大使による挨拶に続き、許文道・元韓国統一省長官が講演に立った。許元長官は、「トンネルを掘ることは今より密接な関係になることを意味するが、韓国の一般の人々は長い歴史体験を通してそうは思っていない」と述べ、「トンネル建設に先立ち両国国民の心のトンネルを掘って信頼関係をつくることが必要」としながら、今年世界第2の経済大国になる中国が今後、覇権国家になる可能性を指摘、「中国の隣で韓日が国家的な自主性を維持するためには力を合わせるしかない」、その「最も具体的なプロジェクトは韓日トンネルだ」と力説した。「関連記事」
2009.
7.24
~8.2
 
統一教会創始者・文鮮明(ムン・ソンミョン)師が国際平和運動の一環として創設した平和サッカー「ピースカップ」のアンダルシア大会が7月24日~8月2日(スペイン現地時間)開催され、世界の強豪12チームが熱戦を繰り広げた。本大会開幕の前夜祭で、創設者・文鮮明師は「人類共通の言語であるサッカーを通じ、平和のメッセージがアンダルシアから全世界の人たちに届くよう願う」とのメッセージを語った。
参加したのは、レアル、ユベントス、アストン・ビラ、リヨン(フランス)などの名門をはじめ、FCポルト(ポルトガル)、セビリア(スペイン)、マラガ(スペイン)、リガ・デ・キト(エクアドル)、ベシクタシュ(トルコ)、アトランテ(メキシコ)、
城南一和(韓国)、アルイテハド(サウジアラビア)など世界の強豪12チーム。
7月28日には予選2試合が行なわれ、地元レアル・マドリードは
クリスティアノ・ロナルドが移籍後の初ゴールを決めるなどして快勝し、5万5000人の大観衆が注目する中で準決勝進出を決めた。一方、ユベントス(イタリア)は城南一和(韓国)に対して3―0で貫録の完勝し、31日の準決勝に臨んだ。
準決勝では、ユベントス(イタリア)が地元レアル・マドリードを2―1で下し、地元レアルは惜しまれながら敗退した。アストン・ビラ(イングランド)はFCポルト(ポルトガル)に勝ち、2日の決勝戦はユベントスとアストン・ビラとの対戦となった。決勝では、両チーム無得点のままPK戦となったが、アストン・ビラが4-3を決めて優勝。最優秀選手(MVP)には、アストン・ビラのFW
アシュリー・ヤングが選ばれた。「関連記事」
2009.
7.13
~14
 
7月13日、日本統一教会の徳野英治会長が会長辞任の記者会見を行なった。会見の中で、徳野氏は統一教会の信者が経営する印鑑販売会社「新世」(東京都渋谷区)の従業員らが特定商取引法違反の容疑で逮捕された事件に関連して「道義的責任を痛感する」、「世間をお騒がせし、多大な迷惑を掛けた」、今後は「コンプライアンス(法令順守)を指導していく」と述べ、会長職の辞任を表明した。
更に徳野氏は、多数の統一教会信者が拉致監禁され、強制的な棄教を迫られるという重大な被害を受けているにもかかわらず、「十分に有効な手立てなり解決策を取ることができず、ある意味では信者を奪われて、受け身の立場をただ甘受してきたような面において、私は大変責任を感じている。拉致監禁されたメンバーに対して大変申し訳なく思っている」と語り、これについても謝罪した。「関連記事」
この辞任に伴い、翌14日に日本統一教会本部礼拝堂で会長離就任式が行なわれ、新会長に梶栗玄太郎氏が就任した。梶栗氏は1937年福岡県出身。1960年芝浦工大卒後、統一教会熊本教会長、広島教会長等を歴任。1969年合同結婚式(43双)。1971年 国際勝共連合事務総長・理事長、1975年救国連盟理事長、1982年国際ハイウェイ建設事業団理事長、1983年世界日報社長。1999年パラグアイ・レダ宣教活動を経て、2009年一般財団法人国際ハイウェイ財団会長に就任。
2009.
6.1
韓国ソウルのコエックス(COEX)コンベンションホールで、統一教会創始者・文鮮明師の自叙伝出版記念会が挙行され、国内外の指導者ら約4000名が祝賀に参加、国内外から数多くの祝電やビデオメッセージ等が届けられた。文鮮明師の自叙伝『平和を愛する世界人として』を出版したのは韓国出版業界最大手の金寧社(朴恩珠社長)で、同書は韓国でベストセラーとなっている。
出版記念会には
李哲承・ソウル平和賞文化財団理事長(大韓民国建國委員長)許文道・前統一院長官河・前民主平和統一諮問会議首席副議長洪一植・前高麗大総長李ウンサン・太古宗総務院長金ポンホ・前国会副議長アルフレッド・モイシウ前アルバニア大統領ラヒム・フセイノブ前アゼルバイジャン首相ハサン・ムラトビク前ボスニア首相ハミルトン・グリン前ガイアナ共和国首相ケサイノト前マーシャル群島共和国大統領ホセ・デベネシア前フィリピン下院議長ジェームズ・リチャードマンチョム・セイシャル共和国初代大統領カブレル・メサン・アギベヨメ コゾ前トーゴ共和国首相マリンバ・ナタニアル・マシェキ 前ザンビア首相ニール・ブッシュ氏(ブッシュ前大統領の実弟)らが参席した。
文鮮明師・韓鶴子夫妻に対して、韓国タレントのキム・ウルドン女史(韓流スター・ソン・イルグク氏の母)、人気俳優オム・ユシン女史等による花束奉呈があり、郭錠煥UPF(天宙平和聯合)世界会長が大会の辞を述べた。祝辞の中で、李哲承・大韓民国建國委員長は「葛藤と対立で平和が脅かされる今日、宗教的な理念を現実的な世界に具現させるため献身してきた文師のビジョンこそ必要」と語り、モイシウ前アルバニア大統領は「平和に向けた文師の努力に世界の多くの指導者が拍手を送っている。この本は『神の下の人類一家族』の実現を後押しするだろう」と述べた。
文鮮明師
は、「真の平和世界と真の父母UN平和安着」というタイトルの特別講演を行ない、平和世界の為の真の家庭の重要性を力説し、更に「後天開闢の時代」、「絶対性価値教育革命」、「真の平和世界UN」、「交叉交体祝福結婚」、「神様の愛の対象創造」という天法の概要など、2時間にわたってスピーチした。文師夫妻は自叙伝を出版した金寧社の朴恩珠社長に功労牌を授与した。「関連記事」
2009.
2.5
 
韓国日刊紙「世界日報(セゲイルボ)」はソウルで創刊20周年記念式を開催し、韓昇洙首相金炯旿・国会議長、与野党の代表政府要人やマスコミ関係者ら約1000名が集まった。
祝辞を述べた
韓昇洙首相は、「セゲイルボは地球村のニュースを読者に伝え、韓国の世界化に大きく寄与した」と、同紙の業績を高く評価した。また、李明博大統領は記念式にビデオメッセージを送り、「経済危機克服と並んで重要な社会統合実現に向け、地域間、階層間、理念間の対立を超え、調和をなすために大きな役割を果たすよう期待する」と述べて、国家全体における同紙の役割に期待を寄せた。
同紙の創始者・
文鮮明総裁の4男である文國進・副会長は記念辞の中で、「国際化時代の中にあって自分たちの姿を省察し、世界的な生存競争の中で韓国社会の行くべき方向を示すことに力量を集中させていきたい」と抱負を語った。
2009.
1.29
~2.1
 
国際平和会議「世界平和サミット2009」(主催・天宙平和連合UPF)がニューヨークで開かれ、開幕バンケットには世界約150国から元国家元首、現職国会議員・大使、宗教指導者、非政府組織(NGO)関係者ら約400人が出席した。アベル・ムゾレワ司教(元ジンバブエ首相)による開会の祈祷に続き、セーシェル共和国のジェームズ・マンチャム初代大統領とトーマス・ウォルシュUPF事務総長があいさつした。マンチャム氏は「われわれは極めて重要な時に集まった。UPFは蔓延する悲観的予測を機会へと変えていく決意だ」と述べ、「UPF創設者文鮮明総裁のビジョンを基に、より調和の取れた、家庭の価値を尊重する世界を目指したい」と強調した。
30日から、国家元首経験者や外交官をパネリストとした全体会議と個別テーマの討議が始まり、
アンワルル・チョードリー元国連事務次長レオニード・クラフチュク元ウクライナ大統領フリオ・サンギネッティ元ウルグアイ大統領アイダ・ケニア首相夫人などがゲスト・スピーカーとして登壇した。サンギネッティ元ウルグアイ大統領は、「米国、あるいは中国だけで、今日的な金融危機を乗り越えることはできない」と主張。多国的かつ多文化的な調和を醸し出さなければ、この混乱はさらに長引くと警告した。
また、
チョードリー元国連事務次長は、「非暴力主義こそが政治的紛争の唯一の解決方法」と主張し、国際社会はいまだ「最も実現されなければならない権利である『平和を享受する権利』」確立に程遠い状況であるとして憂慮を示した。
31日には「世界平和祝福結婚式」(主催・世界平和統一家庭連合FFWPU)が行なわれ、文鮮明・韓鶴子FFWPU総裁夫妻が式典の主礼を務め、世界各国から集まった約300組の新郎新婦が永遠の愛を誓い合った。式典の模様はインターネットを通じて各国に生中継され、各地の会場でも祝福結婚式が同時進行で挙行された。
この日は
文総裁の誕生日(陰暦・韓国式で数え年90歳、卒寿の祝い)に当たり、祝福結婚式に先立って行なわれた記念祝賀セレモニーでは、文総裁が特別講演をした。文総裁は「黒人と白人、東洋と西洋、仏教とキリスト教、ユダヤ教とイスラムが、お互いに交叉しながら、祝福結婚の伝統を受け継いでいけば、この世界は自動的に一つの家族になる。『神のもとの一つの家族』の理想天国が実現する」と強調し、祝福結婚の意義を説明した。
セレモニーでは、
フリオ・サンギネッティ元ウルグアイ大統領と共にオバマ米大統領就任式(1月20日)で祈祷を捧げた公民権運動の指導者ジョゼフ・ローリー牧師が祝辞を述べたほか、ブッシュ(父)元大統領サッチャー元英首相ブトロス・ガリ元国連事務総長ライラ・オディンガ・ケニア首相デービッド・パターソン・ニューヨーク州知事、米国の黒人イスラム教指導者ルイス・ファラカン師ら、世界各国の政治・宗教指導者が祝電を寄せた。
2009.
1.14
~16
レバノンの首都ベイルートで「中東国際指導者会議(ME-ILC)」(主催:天宙平和連合UPF)が開催され、世界各国から宗教宗派や諸政党代表、学者、文化人らが参加した。会議はレバノン国歌斉唱の後、パレスチナ自治区ガザでの犠牲者に一分間の黙祷を捧げて行なわれ、中東問題の解決に対する強い決意が示された。
ヨルダンからは、イスラム教最高指導者の一人であるハムディ・ムラード師が参加、「中東問題のみならず全世界の問題」に平和をもたらすための鍵は「お互いを完全に尊敬し合うこと」にあると強調した。レバノンのイスラム教社会からはスンニ派のナンバー2であるシェイク・モハメド・カナーン師が参加、シーア派からは最高指導者のグランド・ムフティであるシェイク・モハメド・アルアミ師らが参加し、ILCの下で真の対話がなされることに期待感を表明した。
また、レバノンと同様に国内に宗教対立を抱えるアルバニアの
モウスイ・アルフレッド前大統領は、各種紛争の原因は、各段階での利己的利益を求める貪欲や憎悪にあると指摘、それらを捨てて、「神のもとの一つの家族」世界建設に向かうところに解決策があると訴えた。なお会議には、レバノン国内で中立性を保ち、治安維持を担う軍代表や駐ベイルート・パレスチナ大使、元バーレーン駐在米国大使らも出席した。
会議2日目の夕方からは、参加者が4チームに分かれて、政治家や大学、奉仕団体、施設などを訪問し、交流を深めた。2005年に暗殺されたハリリ元首相時代に、難民問題担当大臣を務めた
アブダラー・フォアハット氏は、15年にわたる内戦を克服して国家の統一を果たしたレバノン国民がたどった苦悩の歴史を克明に紹介し、お互いに他の宗教の存在を認め、尊敬し合うことの重要性を強調した。
2009.
1.13
~16
国際的な平和会議「2009世界平和サミット」(主催:天宙平和連合UPF)が韓国ソウルで開催され、約60か国から各国元首脳や宗教指導者ら150人以上が参加し、中東問題や宗教間対立の解決などについて話し合われた。
郭錠煥UPF世界会長は基調講演で、「世界は今、経済的危機や地域紛争だけでなく、地球的規模の精神的崩壊に直面しており、過去に見られないほど新しいビジョンを渇望している」と述べ、「神のもとの一つの家族」の実践を促すUPFの必要性を強調した。
ジェームス・マンチャム・セーシェル共和国初代大統領は「UPFは恒久的な平和をつくり上げることを目指している。平和を構築するという私たちの責任を忘れてはならない」と述べた。ワヒド元インドネシア大統領は、ガザ地区の武力衝突に言及しながら、「対立が生じた場合は、誤解を解くために活動することが重要」と語り、UPF創始者の文鮮明総裁が中東問題をはじめ平和実現のため幅広く活動していることを高く評価し、シュシケビッチ元ベラルーシ最高会議議長も真の平和実現のために家庭の重要性を説くUPFの理念に対して賛同の意を表明した。
2008.
11.20
~22
GPF(グローバル・ピース・フェスティバル)が、イギリスで20日開催され、英国議会で「国際指導者会議(ILC)」(主催・ユニバーサル・ピース・フェデレーション=UPF)の開幕式が挙行された。
開幕式では、
アンダーソン下院議員(労働党)が司会を務め、パネリストとしてアーマッド・T・カバー・シエラレオネ前大統領アントン・ロップ・スロベニア前首相アーミアド・マヤリ上院議員(ヨルダン)などが各国の状況に触れながら「リーダーシップと良き統治」に関するスピーチを行ない、その後文顕進UPF共同会長がGPFのビジョンについて基調講演を行った。
21日には市内ホテルで開会セッションが行なわれ、ブラウン英首相からのメッセージが代読された。同首相はメッセージの中で、ILC参加者を歓迎するとともに、ILCの進めている超宗派活動を支持する、と述べた。今回の討議内容は「リーダーシップの新たなパラダイムと欧州、アフリカ、中東での平和と開発のための良きガバナンスに向かって」を基本テーマとするもので、午後のセッションでは、アルフレッド・モイシウ元大統領(アルバニア共和国)バーツ・ホロミサ下院議員(南アフリカ共和国)らがスピーチを行なった。
22日にはメインプログラムであるセレブレーションがロンドン市内のホールで開催され、地元英国のみならず欧州各国からの民族、人種、宗教、文化の背景が異なる多様な参加者たち約4000人を前に、
文顕進共同会長が「平和を見つける道は心からだ」と語りかけながら、メインスピーチを行なった。
会場がある地元ニューアム(ロンドン2012オリンピック開催自治体)の
チャウドリー元市長が「このイベントはロンドンでも最も多様で多文化的なこの自治体で行なわれている。ホストできることを光栄に思う」と挨拶した。その後、キリスト教、イスラム教、シーク、仏教、ユダヤ教、ヒンズー教などから12人の宗教指導者たちが、神の創造純粋性を象徴する水を合わせて宗教の和合よる理想的平和の未来を祈る儀式が行なわれた。会場の外にある展示場では、チャリティー団体やNGO(非政府組織)など50団体余りが展示ブースを並べて、環境、健康、平和、文化理解などに関する活動を紹介し、参加者の関心を引いた。「関連記事」
2008.
11.15
GPF(グローバル・ピース・フェスティバル、主催=同実行委員会)の日本大会が、味の素スタジアム(東京都調布市)で開催され、約5万人が参加した。大会では、「神の下の一つの家族」をテーマに世界各国で行なわれているボランティア文化の拡大や宗教間の対話などを呼びかける催し物が展開された。
本大会はUPF(国連NGO)が共催し、諸外国(イエメン共和国、エリトリア共和国、ケニア共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア共和国、タジキスタン共和国、パラグアイ共和国、ミャンマー連邦、モルディブ共和国、レバノン共和国等)の各国大使館が特別協賛して開催され、宮田修・元NHKアナウンサーらの司会により進められた。
メーンセレブレーションでは文顕進(ムン・ヒョンジン)UPF会長が講演し、GPFとファミリーボランティア活動が各国で開かれたことで民族対立や内戦などの終結に影響を与えたことを紹介。日本の政府開発援助(ODA)や環境問題への貢献を高く評価した上で、「日本もボランティア文化を拡大していくことを期待している」と述べ、草の根奉仕活動の一層の拡大を求めた。そして、「21世紀に世界は新しいビジョンを必要としている」、「そのビジョンがまさに人種、宗教、国家の対立を超えた「One Family Under God!(神の下の一家族)だ」と強調した。
参加者を代表して
ホセ・デベネシア前フィリピン下院議長が挨拶し、「今も宗教や人種の対立が世界で起こっている。平和を実現するには、宗教的対話と(各地で)GPFを開催する必要がある」と訴えた。大会実行委員長の鈴木博雄・筑波大学名誉教授は「本日が新しい平和世界の実現と日本再生のための日になることを願っている」と述べ、共同実行委員長の中島衛・元科学技術庁長官は「GPFが掲げるファミリーボランティア推進のビジョンに希望を見出す」と語った。
また、神道や仏教、キリスト教、イスラム教など六つの宗教の指導者たちが、水を合わせて宗教の和合を祈る儀式も行われた。さらにボランティア活動や宗教間の対話推進をうたった東京宣言が採択された。
なお、大会会場の外にある広場では、NGO団体や各国大使館など約100団体が「多民族共生社会の実現」などのテーマで展示ブースを並べた。
ペットボトルのキャップを集めて、アフリカの子供たちにワクチンを送る活動をしている特定非営利活動法人(NPO法人)「Reライフスタイル」が呼びかけた運動では、約110万個(2・7トン)のキャップが集まった。同法人によると、一日に一つの会場で集めたキャップの数としては、過去最多になるという。
チャリティコンサートにおいては韓国の国民的歌手
イン・スニさんが「朱蒙(チュモン)」の主題歌などを熱唱し、会場が歓喜に沸いた。「関連記事」
2008.
11.12
~15
GPF(グローバル・ピース・フェスティバル)の一環として行なわれている「国際指導者会議(ILC)」(主催・天宙平和連合=UPF)が千葉・浦安市で開催され、世界40か国以上から政府首脳や宗教・市民リーダー、学者などが参加した。
13日の開幕バンケットは
吉田日光・日蓮宗真清浄寺僧侶の仏式の祈祷を表す演奏から始まった。郭錠煥UPF世界会長は基調講演の中で、「現在、新しいビジョンとリーダーシップが何よりも求められている」と強調し、「神の下の一家族」理想を実現させようと呼びかけた。
兵藤長雄・元駐ポーランド大使は、現在の世界的経済危機の背景には規範意識の欠如があると指摘、政治・宗教指導者の対話を通じて普遍的な規範を確立することが急務だと述べた。また、「国内人口・家庭開発理事会」議長のタンシュリ・ザレハ・イシュマイル女史(マレーシア元国会議員)は、女性と若者を中心とした平和運動の重要性を訴えた。
「アジア・太平洋サミット」をテーマとする午後のセッションでは、
ホセ・デベネシア前フィリピン下院議長やインド・ゴア州のエデュアルド・ファレイロ政府監督官ジァンジョン・チュアン・上海交通大学国家戦略研究センター副所長らがスピーチした。
開会セッションで文顕進UPF会長が「GPFの理念に基づき、家庭再建運動、人種・宗教間の和解、奉仕文化の醸成などを具体的に実行することで、現在の社会、国家、世界に根本的な変化をもたらすことが可能だ」と語った。
14日、「平和の基礎としての家庭と宗教」などをテーマとする討議が行なわれ、「議会・政府リーダーの役割」と題するセッションでは、
ラン・コーヘン元産業貿易相(イスラエル)が、今回のILCに参加予定だったパレスチナ代表団の出国が認められず、イスラエル側参加者との「対話」が実現しなかった経緯を紹介。イスラエル・パレスチナ2国家共存を目指し、これからも率先して対話努力を継続していく考えを表明した。
また、
サランサ・アスコラレ女史(スリランカ国会議員)は、「国家のリーダーが腐敗した国は決して発展しない」と指摘し、「(国会議員にとっては)国民への奉仕」が最も重要な責務であることを肝に銘じなければならないと述べた。
2008.
11.7
~9
「グローバル・ピース・フェスティバル(GPF)2008コリア」(主催・GPF2008コリア組織委員会)が7日、韓国・ソウル市内のホテルで開催され、開会式には世界70か国余りの有識者をはじめ韓国の各界 指導者ら約1500名が集まった。
文顕進・天宙平和連合(UPF)会長は、「神の下の人類一家族(One Family Under God!)」というGPFの趣旨を述べ、文鮮明UPF総裁は「神様の摂理から見た環太平洋時代の史観」と題する特別講演を行ない、日韓海底トンネルとベーリング海峡ブリッジ構想の実現をアピールした。また、韓ヤンウォン・韓国民族宗教協議会会長は祝辞で、「この大会で、銃声が絶えず、飢えも続く世界に平和をもたらす新しい代案が提示されることを期待する」と述べた。
同日、
GPFの一環として行なわれている国際指導者会議(ILC)の開会式がソウルの国会議事堂内で開催され、韓国の金ヒョンオ・国会議長やILC共同議長を務める宋永仙議員など現職国会議員をはじめ各界指導者ら約500人が参加した。
開会式では、南北分断を決定的にした韓国動乱(1950-53年)に韓国の共産化を防ぐため参戦した世界16か国の元兵士も参加し、共同議長から感謝牌が手渡された。また韓半島平和統一支持宣言文が採択された。
金ヒョンオ・韓国国会議長は歓迎の辞で、「地球上唯一の分断国家である韓半島に平和が訪れることが、世界平和を祈念する人たちの願い」と述べ、韓半島統一の重要性を強調。宋永仙議員は、「韓国の支援で核開発した北朝鮮は平和の敵であり、平和統一の障害」とし、北朝鮮の変化が必要との認識を示した。
これに関連して、
6か国協議の米次席代表を務めたビクター・チャ元米国家安全保障会議(NSC)補佐官は、会議の中で「北朝鮮の事態急変などへの備えが米韓同盟にとって大きな課題になる」と指摘した。
9日には、
GPFのメーンイベントがソウル市内の汝矣島公園で開催され、約3万人が集まった。文顕進・UPF会長は、「世界が抱く諸問題を政治、経済、軍事などの力や外交的な手段で解決しようとしてもむなしいのは、過去半世紀を見ても分かる」とした上で、「問題の発端は、神から与えられた共通要素を悟れずにいること。21世紀に平和をもたらすには『神の下の人類一家族』という新しいビジョンが必要だ」とスピーチした。
祝辞では、
申インワン僧正(大韓仏教宗団総連合会)が、「GPFは主義主張が違うすべての人を一つにすることができる場」と述べた。また、米国南部で超宗教的運動を展開する教会のモデルをつくったスウィリー牧師は、「神の聖なる力で統一が実現されるよう祈ろう」と参加者に呼び掛けた。
・元韓国大統領統一顧問が大会の辞を述べたほか、各宗派の代表者が登壇し、宗教間の和合を象徴する儀式が行われた。
2008.
9.7
~11
GPF(グローバル・ピース・フェスティバル)の一環として、モンゴルで「国際指導者会議」および「MPFWP世界総会」(主催:天宙平和連合=UPF・蒙古斑同族世界平和連合=MPFWP)が開催され、「リーダーシップとグッドガバナンスの新しいパラダイムに向かって―蒙古斑同族の役割と責任」をテーマに討議がなされた。
8日の世界総会はモンゴル国会議事堂内の大講堂で開かれ、
エンフバヤル・モンゴル大統領が「国際連合と一緒に国家間の協力と平和問題解決の努力」をしているUPFとGPFに謝意を表すメッセージを寄せた。祝辞を述べたエンフボルド副首相は「モンゴルはアジアにおける主要10か国になることを目指している。そのためには外的な経済発展と一緒に人間の内面の教育を重視して、国家政策に人間発展という項目を入れて推進している」と述べ、UPFとGPFの人格・家庭教育に期待を示した。
9日には、モンゴルの首都ウランバートルにあるスフバートル広場で「
2008モンゴルグローバル・ピース・フェスティバル(GPF)」が開催され、約20万人(地元警察の発表による)が参加した。
基調講演を行った
文顯進・天宙平和連合(UPF)共同会長は、「800年前、ジンギスカンのモンゴル帝国が世界の歴史上一番広い大陸を占領できた秘訣はまさに“夢”にあった。みなさんの先祖たちが人類を一つの空の下に統合するために、ユーラシア大陸を行軍したように、今日の私たちも世界を平和と繁栄の道に導くため、“神様の下の一家族”という万人の夢とビジョンの主人になって勇敢に世界に出よう」とメッセージを語った。
大会には、モンゴルの国民的人気歌手、
アリューナさんと、北京五輪のボクシング・バンタム級金メダリストのバダルオーガン・エンフバト氏が平和大使に任命された。
2008.
8.29
~31
国際指導者会議(ILC)」(主催・天宙平和連合=UPF)がナイロビ郊外のホテルで開幕され、アフリカ諸国から、現職の大統領や首相、国会議員、外交官、宗教指導者らが多数参加、東欧の国家元首らも参加した。
開幕バンケットでは、UPFの
郭錠煥会長が歓迎の挨拶を行い、UPFの使命が、「為に生きる」精神を持ったアベル的人物が、平和と良きガバナンスを求め、人間関係の回復、人種や国家、宗教を一つにするアベル国連の創設にある、と訴えた。
30日の会議では、現職のオディンガ・ケニア首相があいさつした。同首相はまず、GPF(グローバル・ピース・フェスティバル)の活動に対する謝意を表明し、紛争や闘争の解決策に「神の下の一家族」の理念が有用と指摘、民族も国家も皆兄弟になるべきだと語った。
31日午後、若者ら1万人以上が市内の国際カルチャー・センター広場に集まり、「神の下の一家族」大会が開催された。大会には
オディンガ・ケニア首相夫妻が登壇し、文顯進会長を「私の親友、ナイロビ川クリーニング大作戦を指導した人物、メディアをはじめ多くの世界的組織をもって紛争を解決する若き指導者」などと紹介した。
文顯進会長は、オディンガ首相夫妻と手をつないで、聴衆前まで、アフリカの伝統的踊りのステップで接近し、聴衆から絶大な歓迎を受けた。文会長は、貧困や人種対立、環境破壊など現代の世界が抱えるすべての問題は
文鮮明師による「神の下の一家族」の理念の下に解決されると指摘した。
ケニアにおけるGPFの奉仕活動は、今後も継続して行なわれる。
2008.
8.29
東アフリカ・ケニアの首都ナイロビ市で、「ナイロビ川クリーニング大作戦」(主催:GPF=グローバル・ピース・フェスティバル)が挙行され、世界中から約8万人のボランティアが集まった。更に、ケニア国内各地の若者や女性の各種団体、NGO(非政府組織)、中央・地方議会、警察、軍組織に至るまで広い範囲の有志たちが参加した。
参加者らは、首都を流れる18キロの河原を10か所に分け、河原や川の中にあるゴミを拾い上げて処分、国民に環境問題への取り組みを促した。
参加者のケニア人男性は、日本人女性がケニアのためにゴミを一生懸命拾っている姿に感動し、「自分たちこそやらねばならないと考え、夢中でゴミを拾った、素晴らしい体験をした」と語った。
2008.
8.20
日・韓平和大使特別懇談会・姉妹結縁」(主催・UPF=天宙平和連合、IIFWP=超宗教超国家連合)が東京で開催され、日韓両国から学者、経済人、ジャーナリスト、各界有識者ら約100名が参加した。
日本平和大使協議会中央会の
鈴木博雄会長(筑波大学名誉教授)は「良い意味の儒教文化の伝統をしっかり持ち、世界の難題に対処していこう」とあいさつ。韓国側の平和大使協議会中央会の河会長は「全世界の疾病と差別を廃絶する平和運動の先鋒的な役割を果たしたい」と、両国の取り組みに強い意欲を示した。
UPF日本リージョンの
任導淳会長は「怨讐を愛し、怨讐に愛で返すという文鮮明総裁韓鶴子総裁の実践運動を引き継ぎ、武力によらず、幸福なる国家、恒久的な世界平和へ続く国境撤廃を見据えた運動を展開しよう」と激励した。
2008.
7.19
統一教会創始者・文鮮明師夫妻および孫ら3名(信宮氏、信月氏、信俊氏)を含む乗客乗員16名を乗せたヘリコプターが午後5時頃、京畿道加平郡で不時着した。16名全員が避難した直後、機体は爆発した。事故直前に清平湖で釣りをしていた韓国の有名な映画監督がこの機体を見かけており、それによると、山の上に見えたヘリ機全体が虹で包まれ、白い服を着た多くの人々が支えている幻を見たため不思議に思ったが、ニュースによって文鮮明師夫妻を乗せた機体であったことを知り驚いたという。
2008.
7.6
平和統一聯合」(黄七福・中央本部会長)の創立4周年を記念して、「世界平和と南北統一を願う在日同胞指導者大会」が東京で開催され、各界の指導者をはじめ在日韓国・朝鮮人ら約2000人が出席した。大会では河・韓国平和大使協議会中央会会長(民主平和統一諮問会議首席副議長)らが祝辞を述べ、朴晋煕(パク・ポーヒ)・韓国文化財団総裁(米紙ワシントン・タイムズ社元会長)が基調講演を行なった。
2008.
4.28
~5.2
米州サミット・国際指導者会議」(主催・天宙平和連合UPF)がワシントンで開幕し、中南米諸国を中心に32か国から国家元首経験者、現職の政府閣僚、国会議員、大使、宗教指導者らが参加した。中南米以外からも、スペインのフェリペ・ゴンサレス元首相(スペイン)、ホセ・デベネシア前下院議長(フィリピン)らが出席した。
開幕バンケットでは、
フィリップ・サンチェス元駐コロンビア米大使アール・ヒラード元米下院議員があいさつした後、郭錠煥UPF会長が基調講演を行なった。郭会長は「すべての人種、国家、宗教を一つの家庭としてまとめることがUPFの使命」と強調し、UPF創設者・文鮮明総裁が北米と中南米諸国の関係強化のために、1980年代から推進してきたさまざまなプログラムを紹介した。
会議は30日にテキサス州に移され、
フリオ・サンギネッティ元ウルグアイ大統領ホルヘ・キロガ元ボリビア大統領ロドリゴ・ボルハ元エクアドル大統領ピーター・レナード・モントート・セントルシア副首相らの会議参加者が、ブッシュ元大統領と面会し、約30分にわたって意見交換した。
この後、ランチプログラムでは、
ブレント・スコウクロフト元米大統領補佐官らのあいさつに続き、ブッシュ元大統領がスピーチした。ブッシュ元大統領は「私は大統領時代、特に貿易を通じて米国と近隣諸国の関係強化に取り組んだが、今も米国と中南米の関係は気にかけている」と述べ、任期中にコロンビアを訪れたことについて「米国が麻薬組織との闘いを支援する用意があることを示したかった」と、当時の訪問意図を明らかにした。更に「今は米国が内向きになってはいけない時だ。米国は世界の平和、特に困難に直面する近隣諸国のために働く必要がある」と述べ、ブッシュ元大統領は米国が孤立主義に陥らず、中南米諸国を積極的に支援して連携を強化していくべきだとの考えを示した。
続いて、講演したUPF創設者の
文鮮明総裁は、多くの民主主義国で党派対立が深刻化する中、ベテラン政治家の役割が重要であると強調。会議に参加している中南米諸国の元国家指導者らに対し、自国のためだけでなく、中南米全体のために建設的な役割を果たすよう呼び掛けた。5月1日(統一教会創立記念日)には会議の舞台を再びワシントンに戻し、韓鶴子UPF共同総裁が「神のみ旨から見た環太平洋時代の史観―米国と国連・世界の今後の方向性」と題する基調講演を行なった。「関連記事」
2008.
4.18
世界平和統一家庭連合の世界会長および韓国会長として、統一教会創始者・文鮮明師・韓鶴子女史の7男・文亨進(ムン・ヒョンジン)師が就任した。就任式は韓国・天正宮博物館で文鮮明師夫妻の祝祷等の儀式によって遂行され、文師の親族や元老家族、教会職員など2500人余りが参加した。文亨進師は1979年米国ニューヨーク州ウェストチェスターに生まれ、ハーバード大学(哲学専攻)およびハーバード神学大学院(比較宗教学専攻)卒。韓国統一教会本部教会長等を歴任した。
2008.
4.9
平和統一家庭堂(郭錠煥総裁)は、第18回韓国総選挙において全地方区における候補者245人を公式推薦し、選挙期間中、韓国全土において党の理念である真の家庭の理想を訴えた。
3月4日には蚕室体操競技場で総選挙に向けた出征式が開催され、式典には
李哲承・大韓民国憲政会会長金ボンホ前国会副議長金民河前民主平和統一諮問会議首席副議長崔ヨンファン世宗サイバー隊前総長(前科学技術省次官)李京峻前鮮文大学総長らが参席した。李哲承・憲政会会長はスピーチの中で、「文鮮明総裁がこの国全体を直すために、今日この場を用意したという事実に感慨無量」と述べ、統一教会創始者・文鮮明師の功績を高く評価した。
家庭堂は、「家庭が正しく立ってこそ国が正しく立つ」をキャッチフレーズとして、既存政治のあり方に対して家庭尊重の理念から根本的な政治改革を主張したが、4月9日の開票結果では政党得票率が1.09%にとどまり、当初の目標には至らなかった。しかし政党関係者は、新設の政党としては異例の全国245地方区に候補を出して健闘した実績を基盤として、今後も道徳政治を実現する政党活動を更に継続すると語った。
2008.
3.17
ミュージシャンとして知られる文孝進(ムン・ヒョウジン)師(45歳)が17日午前9時43分に心筋梗塞で他界、19日に韓国・天宙清平修練苑の天城旺臨宮殿大聖殿で世界昇華式が挙行された。文孝進師文鮮明師・韓鶴子女史の長男として1962年陰暦12月3日(陽暦12月29日)に誕生した。世界大学原理研究会の初代会長を歴任した後、ニューヨークのマルチメディア施設であるマンハッタンセンタースタジオを経営し、ミュージシャン、マルチメディア製作責任者として17のアルバムをプロデュース、約1万曲を作曲した(業績の一部はHP「カナンステーション」で公開されている)。世界各国でコンサートを続けながら、毎週日曜日にはニューヨーク・ベルベディアの教会で礼拝の説教をしていた。日本においては、1992年12月16日に東京NKホールで「マンハッタン・ロック・フェスティバル」が開催され6000名の青年が参加したが、それ以降何度もコンサートが開催されてきた。なお、霊界においては既に文興進師(ムン・フンジン師、1966~84)およびテモニム1914~89)が救済摂理に主導的立場で関わってきたが、今後は孝進師が長子的立場において興進師テモニムらと共に、更に飛躍した次元の霊界解放・天国実現の使命を遂行するものと考えられる。文鮮明師文孝進師に対して「深天解放苑 忠孝開門主」の贈り名を与え、昇華式の後、地上と天上における摂理的内容について語った。
2008.
2.12
統一教会創始者・文鮮明師韓鶴子女史夫妻の生誕を祝う式典が韓国で挙行され、「神様のみ旨から見た環太平洋時代の史観」をテーマに文鮮明師の講演が行なわれた。祝賀式典には、サモア独立国首相バヌアツ首相夫妻タンザニア大統領夫人レソト国務総理夫妻スワジランド副総理シェラレオーネ元大統領ベラルーシ元大統領レバノン元大統領夫人ガイアナ共和国総理ジンバブエ総理アイスランド国務総理、パキスタン、ヨルダン、ブリキナファソ等の宗教最高指導者らをはじめとする海外からの来賓と、韓国から李寿成前国務総理金ドンモ元国務副総理金民河博士らが参席した。
記念の辞を
郭錠煥世界会長が述べ、海外を代表してサモア独立国の現職首相であるトゥイアトゥア・トゥプア・タマセセ・エフィ首相が祝辞を述べた。また、韓国を代表して李寿成前総理が祝辞を述べた。サモア独立国首相は「心底からの感謝を捧げる。原理と平和への活動を学んだ。OneFamily Under Godと、“為に生きる”ことを学んだが、今後も学んで行きたい。美しい平和宮殿に来られたことは光栄である。真の父母様の長寿と発展をお祈りする」と述べた。
また、
李寿成前総理は、「日本から帰って来たばかりであるが、日本に嫁いで行った韓国夫人2人に会い、文総裁の祝福に感謝している姿を見て感動した。宗教間、国家間の争いのある世界にあって、文総裁は超宗教超国家を説き、交叉祝福を通して幸福なカップルをつくっておられる。かつて韓国の偉人として李承晩博士と金日成と文総裁の3人が選ばれたが、文総裁の世界からの愛と尊敬、精神的価値は高く、民族の誇りである。ここでお祝い申し上げることができるのが光栄である」と述べた。
2008.
2.10
~13
天宙平和連合UPF、創始者・総裁=文鮮明師・韓鶴子女史夫妻)が主催する「2008世界平和サミット・国際指導者会議」がソウルで開催され、世界75か国から各界の指導者180名が参加した。
「リーダーシップと良きガバナンスの新しい枠組みに向けて」という会議のテーマについて、
郭錠煥UPF世界会長は基調講演の中で、「外面的な特権や軍事力、政治や経済、宗教的な権威ではなく、真の愛の理想に基づくもの」と説明し、更に今後の国連を刷新する役割を果たすと強調した。
南太平洋の島嶼国家・サモア独立国から参加した
マリエレガオイ首相は、多様な宗教が同国の平和と安全に寄与している現状を紹介しながら「世界平和を模索するUPFの活動を支持する」と述べた。またシエラレオネのカバー前大統領は「UPFの主な目標である超宗教的な協力やエイズの予防などの種はまかれた」と述べ、今後の活動に期待感を示した。
討議にあたって講演した
文顯進UPF共同会長は、「人類は長年、平和を勝ち取るために努力してきたが、人間的な解決方法であったため、夢に終わった」、「二十一世紀、戦争や苦しみを乗り越えて人類が生き残るためには、神に戻らなければならない」と述べ、「神の下の一家族」を実現するよう訴え、更にUPFを通じた平和運動の意義を語った。
2007.
12.9
~13
統一運動の国際的平和祭典「Global Peace festival 2007」がフィリピンで開催された。統一教会創始者・文鮮明師の3男である文顯進・世界平和青年連合会長の講演など、さまざまな平和の祭典が催され、アロヨ大統領もこの大会を歓迎した。
大会の参席者はフィリピンの
デベネシア国会議長をはじめ、マニラ市長、マニラ特別開発本部長(次期大統領候補者)、イメルダ夫人、大学部長官、大学総長、4万3000名の学生たちを含む約20万名に及んだ。また、フィリピンの英雄ボクサー(ライト級世界チャンピオン)、歌手、映画スター等の著名人も参加し、テレビやラジオ、新聞等のマスコミでも大々的に宣伝された。
大会は、大統領軍の軍司令部長官らが率いる1300名の軍人たちの警護によって進められ、来場した現職の
アロヨ大統領文顕進会長に対して歓迎の挨拶を行なった。「関連記事」
2007.
12.4
~9
中東和平イニシアチブ」(MEPI、主催・天宙平和連合UPF)の第33回セミナーが、イスラエル北部ティベリアで開催され、 「中東和平超宗教サミット」の会議に世界41か国から200人余りの各界指導者が参加した。日本からは、神道や仏教、キリスト教の代表的聖職者、大学教授、各種平和組織の代表者などが参加した。
討論会では、イスラム指導者とユダヤ教指導者との間で白熱した論議が続いたが、お互いが冷静に対話を深める必要性を確認することで一致し、激しい対立の中にも「神の下に一家族」であるべき原点に立ち戻ろうという結論を得た双方の青年指導者が、お互いに抱擁し合う場面もあった。参加者の一人は、「現実にいがみ合っていた宗教が和解し始めた姿を目の当たりにし、感動している」と語った。
2007.
11.11
~21
「神の下の一つの家族」をテーマとして、韓鶴子UPF共同総裁による全米12か都市講演ツアー(主催:天宙平和連合UPF)が行なわれた。講演ツアーは11日にロサンゼルス・ダウンタウンのホテルに3000人の参加者を集めてスタートし、サンフランシスコ、シカゴ、アトランタ、ワシントンなどの主要都市を経てニューヨークで締めくくられた。
ワシントンでの講演では、宗教指導者、政界関係者、コミュニティーリーダーら約1500人が参加し、30か国以上の駐米大使らが出席した。
ボブ・ガルシア元米下院議員ジェームズ・ハーンドン米空軍従軍牧師(大尉)、イマニテンプルのジョージ・スターリングス大司教らのあいさつに続き、文顯進・世界平和青年連合会長の紹介で登壇した韓鶴子総裁は、「神のみ旨からみた環太平洋時代の史観」と題して基調講演を行った。講演の中で韓総裁は、今は「各国家と宗教がそれぞれの垣根を崩す時」であり、それによって「神の下の一家族」時代が到来すると強調した。
最終日の21日には、ニュージャージー州セコーサスとニューヨーク州ニューヨークの2か所で講演が行なわれた。このスピーチの中で
韓総裁は、「世界の女性は、新しい文化圏として環太平洋文化圏が誕生するようすべての力を投入すべきだ」と語り、国際平和実現に女性が果たす役割が重要であることを訴えた。3000人が集ったニューヨークの会場では、キリスト教・イスラム教指導者、ジャイナ教やシーク教徒の代表的宗教の指導者らが集結し、ウォルター・フォントロイ元下院議員ら政界関係者やコミュニティーリーダーも参加した。
2007.
11.8
~12
国際指導者会議(ILC)」(天宙平和連合UPF主催)が米国ニューヨーク郊外(米国コネチカット州スタ ンフォード市)のホテルで開催され、世界67か国から約200人の有識者、平和大使らが参加した。テーマは「世界的危機の時代におけるビジョンとリーダーシップ」で、開会総会では「インド独立の父」とされるマハトマ・ガンジー氏の孫、カヌ・ガンジー氏(マハトマ・ガンジー世界平和財団会長)がスピーチを行なった。
2007.
10.24
米UPI通信は、創設100周年を迎える記念シンポジウムをワシントン市内で開催した。郭錠煥会長兼最高経営責任者(CEO)は開会のあいさつで、「UPIは次の100年、新技術にいかに適応していくかにとどまらず、核心的ビジョンと根源的に結び付きながら、ジャーナリズムに貢献していきたい」と、今後の抱負を語った。UPIの親会社であるニューズワールド・コミュニケーションズ文顯進会長は、インターネットの普及により、「メディア界に劇的な変化が起きている」と指摘し、「パソコンを持っている人なら誰でも情報提供者になれる時代だ。だからこそ、ジャーナリズムの高潔さや信頼性を確立することが求められている」と語った。
シンポジウムでは、米ABCテレビやUSAトゥデー紙を発行するガネット社など大手メディアの幹部やジャーナリズムの専門家、インターネット企業の幹部らがパネリストとして参加し、討論は既存メディアとネットの融合の可能性などに焦点が集まった。シンポジウムではまた、米公民権運動の指導者、故キング牧師の息子、
マーチン・ルーサー・キング三世マイケル・マーシャルUPI編集局長による対談も行われた。
2007.
10.23
米国と国連に関する国際シンポジウム」(主催:天宙平和連合UPFワシントン・タイムズ財団UPI財団非政府組織(NGO)「国連の友」)がワシントン市内のホテルで開催され、40か国の大使、外交官ら約200人が出席した。講演した郭錠煥UPF会長は、「米国と国連はグローバルな危機的課題を解決するため、宗教指導者との対話に関与し、政府と宗教がパートナーになれる道を模索しなければならない」と強調した。
また、今年6月まで後発開発途上国を担当した
アンワルル・チョードリー元国連事務次長も「国連にとって非政府組織の連携や超宗教的活動の重要性が一段と増している」との認識を示した。シンポジウムではこの他、ノエル・ブラウン「国連の友」会長フェリックス・アニオコイエ国連次席大使(ナイジェリア)、アール・ヒラード元米下院議員らがパネリストを務めた。
シンポジウム後、米下院議員会館で開催されたレセプションでは、
文顯進ワシントン・タイムズ財団会長がスピーチした。文会長は、米国の独立宣言にはすべての人間は「創造主によって侵すべからざる権利を与えられている」と書かれているが、国連憲章にはそうした表現が一言もないことを指摘し、「国連が『神の下の一家族』という夢を実現する国際組織であるためには、精神的中心を見つけなければならない。私はこのことを国連代表団に促したい」と強調した。レセプションでは、ジョー・ウィルソン米下院議員G・K・バターフィールド米下院議員らも挨拶した。
2007.
10.4
第2回南北首脳会談で平壌を訪問した韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が、平壌から南西へ約40キロ離れた南浦市にある平和自動車工場と西海閘門を視察した。平和自動車で盧大統領は工場内の生産ラインを回りながら、同社のヤン・ジョンマン支配人から現況を聞き、工員に声を掛けたり、自ら生産中の車の運転席に乗り込み、座り心地を確かめた。平和自動車は2002年4月に韓国の平和自動車と北朝鮮の朝鮮民興総会社が7対3の出資比率で設立した合弁会社で、約4万3500坪の敷地に7500坪の工場を擁し、「フィパラム」(口笛)などの小型乗用車のほか、バンなどを生産している。
2007.
9. 21
~24
天宙平和連合(=UPF)の第3回年次総会が米ニューヨークで開催され、世界190か国から国家元首、国会議員、宗教指導者など約400人が参加した。会議は「世界的危機の時代におけるビジョンとリーダーシップ」をテーマとして、イスラム・テロ組織の暗躍や中東情勢、韓半島の核問題等をめぐって恒久的な世界平和の創生と人類共通の幸福実現への道筋を検討がなされた。
スピーチに立った
セーシェル共和国のジェームズ・マンチャム初代大統領は、「2005年の設立以降、UPFは平和創生の機関として、日増しに各国指導者から信頼を集めつつある」と語り、米国のアール・ヒリアード元下院議員は「ここに参加した皆さんは国際社会の指導者。平和実現に向け対話をし、新たな行動に出るべきだ」と述べた。郭錠煥UPF世界会長は、基調講演の中で「国連に超宗教間の評議会を作ることで、紛争解決や平和醸成への困難な取り組みに、宗教的・精神的なアプローチが可能になる」とする創設者・文鮮明総裁の理念を紹介した。
会議の各セッションでは、国連の方向性やアフリカ情勢について討議され、「世界的危機の時代におけるビジョンとリーダーシップの提示」と題されたセッションでは、同連合の文顕進副会長が基調講演を行ない、「神の下の一つの家族」実現という文鮮明師の理念を力説した。アンワルル・チョウドリー前国連事務次長バングラデシュ)は、アナン前事務総長による国連改革を評価しながらも、「国連だけでは困難な問題・情勢に対処できない」とし、国際・地域社会や民間組織との連携が必要との認識を強調。文化的平和活動の担い手として、UPFのユニークなビジョンに強い期待感を示した。「国連ミレニアム開発目標の達成に向けた奉仕と信仰に基づく人道活動の役割」と題したセッションでは、米公民権運動の指導者、故キング牧師の息子、マーチン・ルーサー・キング三世が講演。同氏は「貧困、病気を根絶することは可能だ。それを成そうとする意志がわれわれにあるかどうかだ。信仰に基づいて行動すれば実現できる」と語った。
23日夜、ニューヨーク・マンハッタンセンターでプログラムのハイライトとなる「UPFサミット」が開かれ、国家元首経験者や現役の政府閣僚、国会議員、宗教指導者、非政府組織(NGO)関係者ら約1100人が出席した。サミットでは国連加盟全192か国の国旗を一斉に掲揚するセレモニーが行われた後、各宗派の代表者が登壇し、「平和の祈祷(きとう)」が行なわれた。続いて、
アントン・ロップ前首相スロベニア)が来賓あいさつをし、「キリスト教とイスラム教の和解がなければ、バルカン半島の安定はない」と指摘。「宗教間の和解と調和をもたらすのはUPF以外にない」と、超宗教的活動を展開するUPFを称賛した。また、次期米大統領選の有力候補ヒラリー・クリントン上院議員プラティバ・パティル大統領インド)、ホセ・デベネシア下院議長フィリピン)らから寄せられた祝電が紹介された。
文鮮明総裁は、「神のみ旨からみた環太平洋時代の史観―米国と国連・世界の今後の方向性」と題して講演し、「人類の未来が米国を中心とする環太平洋圏の保全に懸かっている」とし、日本や台湾、フィリピン、オーストラリアなど太平洋の島嶼国は「一つの国のように連合圏を広げ、人類の平和と安定を保障してくれる太平洋を守らなければならない」と強調した。
24日の閉会式では
ハミルトン・グリーン元ガイアナ首相が登壇し、「われわれは世界の平和、調和に向けて、大きなステップを踏み出した」と強調し、今回の年次総会は成果の多い会合だったとの認識を示した。最後に、各国の代表者30人以上に対し、平和大使の任命状がトーマス・ウォルシュUPF事務総長から授与された。今回、新たに平和大使になったエジプトのサラー・エル・サデク・アフメド駐日大使エジプト)は「私はエジプトを代表する大使だが、平和大使に任命されたことを誇りに思う」と語った。
2007.
9. 6
天宙平和連合(=UPF大塚克己会長)が都内で「第1回平和外交フォーラム」を開き、駐日各国大使や大学教授ら約50人が参加した。大塚会長は挨拶で、同フォーラムについて「平和へのビジョンを共有し、外交官と日本の指導者が情報を交換する場である」とその意義を強調。懇談においては、ドミンゴス・サルメント・アルベス駐日東ティモール大使が「平和は私たちの内面から来る。人が権力拡大に目がくらめば、その人はすでに自らの内面で平和を失っている。平和には自分自身を愛し、その愛を分かち合うことが大切だ」と述べて内面的な交流の重要性を指摘したのをはじめ、ギブソン・チャンボコ駐日ジンバブエ参事官が「仏教徒やイスラム教徒と席を同じくしたのは初めての経験だったが、皆、笑顔でそれぞれの信仰を分かち合っていた。これを通しすべての人類が平和への価値観を共有できると感じた」と述べて宗教の相違を超えた交流の場を高く評価するなど、それぞれに同フォーラムに対する期待感を表わしていた。
2007.
8. 28
平和統一家庭党」が韓国で正式に発足し、ソウルで党員700人余りを集めて全国結党大会が開かれた。同党は、韓半島の南北統一に向けた民族和合と真の愛を中心とした平和世界実現を目指すもので、文鮮明・天宙平和連合(UPF)総裁の提唱により発足したもの。党の四大綱領として(1)純潔な家庭を通じた健全な社会、(2)韓半島の平和統一、(3)平和世界、(4)真なるガバナンス――などが具体的政策理念とされている。
この日の結党大会で党総裁(党首)に選出された
郭錠煥UPI通信会長は、「今の政党政治は手段・方法を選ばず政権を取ることを目標としているが、その副作用として不正腐敗がはびこり、国民を倫理的生活に導くことにも限界がある」と指摘した上で、「神を中心とした人権・自由・平等など、本来、政党政治が具現しようとした姿を回復させるのが平和統一家庭党の役割」と語った。
河・韓国中央大学名誉教授は祝辞の中で同党について、「7000万人の韓民族から歓迎され、21世紀韓国を導くにふさわしい政党になると確信する」と述べた。
2007.
8. 20
女性平和大使矯正団全国大会」(主催・天宙平和連合=UPF世界平和超宗教超国家連合=IIFWP)が韓国ソウルで開催され、韓国全土から代表約1300人が参加した。大会で文鮮明総裁が「神様のみ旨から見た環太平洋時代の史観 ──アメリカを中心としたUNと自由世界の方向」をテーマとする講演を行ない、女性文化圏としての海洋圏文化を創出するにあたって女性の果たす使命の重要性を訴えた。
2007.
8. 17
~21
国際指導者会議」(主催・天宙平和連合=UPF)が韓国ソウル市内で開催され、主として日本、ドイツ、イタリア等から約300人の外交官、平和大使らが参加した。開会総会では議長である文顯進師が宗教や民族や人種を超越して「神様の下の一つの家族」を実現することを訴えた。
2007.
7. 17
~21
国際指導者会議」(主催・天宙平和連合=UPF)が韓国ソウル市内で開催され、主として英国、米国、フランス等から約300人の外交官、平和大使らが参加した。会議は「世界的危機の時代のビジョンとリーダーシップ」をテーマとして行なわれ、18日午前の開会総会では議長を務める文顯進師がスピーチし、平和の基礎として神によるビジョンが国連にも必要であることなどが強調された。
2007.
7. 14
~17
第1回世界平和指導者・清平セミナー」が韓国・清平で開催され、東大、京大、早稲田、慶応など、主要大学の卒業生ら120人が参加した。参加者らは大塚克己UPF(天宙平和連合)日本会長小山田秀生UPF顧問大谷明史UTI(統一思想研究院)副院長等を講師として、文鮮明総裁が創設したIIPC(超宗教超国家平和協議会)、UPF、平和UNなどの創設理念、平和思想を学んだ。
2007.
7. 1
~10
2007世界文化体育大典(WCSF)」が韓国で開催された。開会式ではUPF(天宙平和連合)の文鮮明総裁が基調講演を行ない、「世界65億人類を神様の下で一家族にするための和合と平和の新しいパラダイムを創出する大会」としての意義を語った。韓国の李相周・元副首相は「平和は誰かが持ってきてくれるプレゼントではありません。私たち自身が創っていかなければならないものです」と述べ、大会の意義を強調した。
5日には「太平聖代平和交叉・交体祝福結婚式」が挙行され、文鮮明師夫妻を主礼として世界中から1634組のカップルが参加した。
韓国の李寿成・元首相は統一教会の「祝福結婚式」が他の結婚式に比べて「最も純粋な人間同士が愛し合い夫婦になる」、「祝福を受けた夫婦は平和を愛するため神様が常に共にいらっしゃる」という2点で、ことさら美しいものであると強調した。祝福結婚式は、インターネットの生中継により世界186か国の各会場で祝福結婚式が同時進行した。天安市の広場では、結婚式に参加したカップルが集まり、韓国、タイ、フィリピン、日本等のバザーや料理で賑わう中、約3000人分のビビンバを料理した巨大な鍋が話題を呼んだ。
6日には、韓国国会議員会館で
NGO(国連非政府組織)セミナーが開催され、韓国現職国会議員、各国駐韓大使ら約600人に対し、文顕進ワシントンタイムズ・財団理事長が基調演説を行なった。また、セーシェル共和国のジェームス・マンチャム初代大統領、韓国国会議員らがスピーチに立った。イ・シンファ高麗大教授キム・イルス忠北大教授らがNGOの協力関係と道徳観の必要性を説いた。「関連記事」
2007.
6.17
~21
国際指導者会議」(主催:天宙平和連合=UPF、ワシントンタイムズ財団)がハワイ・ホノルルで開催され、「アジア太平洋時代と世界的危機の時代におけるリーダーシップとビジョンの必要性」をテーマとする会議を行なった。会議には世界57か国から、約570名の有識者らが参加、全体総会では文顕進ワシントン・タイムズ財団議長が特別メッセージを語った。
2007.
6.16
~18
韓国清心神学大学院大学校の国際会議場で、「現代カトリック教理と文化に対する国際シンポジウム」(同大学校とMarried Priests Nowの共同主催)が開催された。シンポジウムには、米国、イタリア、メキシコから大司教、司教、神父ら8人の聖職者をは じめ、教授・大学院生ら80人が参加した。16日には文亨進師による特別講演、17日にはカトリックのミリンゴ大司教と聖職者4人が主礼を務める合同ミサが行なわれた。
2007.
5.29
世界の強豪クラブチームによるサッカーの祭典2007ピースカップコリア」(主催・鮮文平和サッカー財団)の組み合わせ抽選会がソウルで行なわれ、7月12日から始まる予選12試合の対戦カードが決まった。
予選A組はボルトン(イングランド)、グアダラハラ・チバス(メキシコ)、ウディネーゼ(イタリア)、
城南一和(韓国)、また予選B組はリヨン(フランス)、リバープレート(アルゼンチン)、レディング(イングランド)、日本から同大会初参加の清水エスパルスのそれぞれ4チームで争われる。7月12日にソウルワールドカップ競技場で行われる開幕式に続くA組1回戦では、城南一和がボルトンと対戦。清水は13日の初戦でリヨンとぶつかる。競技はソウル、高陽、水原、城南、大邱、光陽、釜山の韓国七都市で組別に行なわれ、A組1位とB組1位が7月21日の決勝で対戦する。優勝賞金は200万ドル。
2007.
5.29
2004年から開催されてきた平和統一韓国指導者セミナー(主催、世界平和超宗教超国家連合=IIFWP、天宙平和連合=UPF)が100回を迎え、千葉県浦安市のホテルで祝賀晩餐会を開催した。
尹晶老IIFWP韓国会長
が、セミナー開催に功労があった韓日両国の代表者に功労賞を授与した。尹会長は、文鮮明UPF総裁が提唱した同セミナーに、韓国の各界指導者2万6500人以上が参加し、平和大使として韓国内外で恒久的な平和運動発展のために尽力していると報告。続いて、韓国紙世界日報社長、韓国文化財団理事長などを歴任した朴普熙氏が祝辞を述べ、晩餐会では朴スンブ元米韓連合司令部作戦参謀次長(退役少将)が乾杯の音頭を取り、多彩な文化行事が行なわれた。
2007.
5.17
米紙ワシントン・タイムズ(WT)創刊25周年祝賀晩餐会がワシントン市内で開かれ、政治家や外交官、宗教家、メディア関係者など約2000人が出席した。同紙創設者として講演した文鮮明師天宙平和連合=UPF=総裁)は、米国には全人類を和合・統一させ、世界平和を建設するための「牽引(けんいん)車」の役割を果たす使命がある、と語った。
晩餐会では、
ブッシュ現大統領潘基文国連事務総長などから届いた祝賀メッセージが紹介された後、サッチャー元英首相が録画ビデオで登場。「WT紙は、ソ連・共産主義に一貫して反対する一方で、レーガン元米大統領と私を支持し、(最終的に)冷戦は終結した」と語り、ソ連崩壊に対する同紙の貢献を高く評価した。
基調講演した
ブッシュ元大統領は、リベラル系メディアの偏向報道に苦言を呈しながら、「WT紙は、わが国を強く擁護し、われわれの大統領をサポートする米首都におけるほとんど唯一の存在だ」と述べ、同紙の役割は今後ますます重要になってくるとの見方を示した。
文鮮明師
は、「神のみ旨からみた環太平洋時代の史観―米国を中心とした国連と自由世界の方向」と題して講演し、全人類の4分の3が集中する環太平洋地域の現状について、「怒濤(どとう)のごとく押し寄せてくる周辺の強大国の途方もない津波を、一人では阻止することはできない」と指摘。米国と国連は「太平洋圏のすべての島嶼(とうしょ)国家を糾合し、環太平洋国家を保護し、守らなければならない。人類の未来が、米国を中心とする環太平洋圏の保全に懸かっている」と強調した。
最後に、米国の伝統的価値観を模範的に実践した人々を表彰する「建国精神賞」が、「自由」「家庭」「信仰」「奉仕」の各分野から選出された4人に授与され、晩餐会は閉会した。
2007.
5.15
~17
国際指導者会議」(主催・天宙平和連合=UPF、ワシントン・タイムズ財団)が、ワシントン市内のホテルで開催され、世界80か国以上から政治、宗教、学術などさまざまな分野の指導者約300人が集った。同会議では、北東アジアと中東における恒久的平和実現の方策や、「環太平洋時代」における米国の使命、世界的次元の「文化戦争」の実態などが討議された。
16日には
文鮮明総裁の子息である文顕進ワシントン・タイムズ財団議長が基調講演し、「私にとってのアメリカンドリームとは、政治・経済的な夢ではない。建国の父や偉大な移民たちの夢だった、神を中心とした国家の建設だ」と説明。「もし米国の宗教リーダーが、米国建国のビジョンである宗教宗派を超えた真の理想に立ち返ることができるならば、米国の精神は磨きが掛けられるだろう」と述べ、米国が先頭に立って「神の下の一つの家庭」の理想を成し遂げていかなければならない、と訴えた。
ムーサ・ビン・ハッサン国連教育科学文化機関(ユネスコ)総会議長はスピーチの中で、教育とは「共に生きることを学ぶこと」という言葉を紹介しながら、「他の文化圏の人々も自分たちと同様であり、彼らなりの知識と文化を持っていることを子供たちに教えることは、われわれにとって普遍的な義務だ」と語った。
また、
ダグラス・M・ジョンストン宗教外交国際センター所長は、「イラク戦争の例で明らかなように、米国は宗教的相違にかかわる問題に対処する能力がほとんどない」と指摘。主な理由として、①政策決定プロセスからの宗教の排除②「政教一体」社会における宗教の影響力の軽視――を挙げ、「信仰に基づく外交」の実施を提言した。そのほか、アーネスト・ショネカン元ナイジェリア大統領ヘンリー・ロザノ全米コミュニティーサービス公社理事などがスピーチした。
2007.
5.15
世界日報の読者でつくる「世日クラブ」の第114回定期講演会で、宮塚利雄・山梨学院大学教授が「北朝鮮の現状」をテーマにスピーチを行なった。1992年から毎年、中朝国境地域を踏査して北朝鮮の内部事情を探ってきた宮塚氏教授は、「2002年7月の経済管理の改善措置によって初めて北朝鮮内に競争が生まれ、『勝ち組、負け組』の格差が生じた」としながら、「国は相変わらず計画経済だが、人民は違う」と述べた。また、日本の経済制裁もあって中国製品が市場に広がり、現在は中国の人民元がドルと円に続く第三の貨幣となっていると紹介。中国製の携帯電話の所持者も増えており、「中国からさまざまな情報がどんどん入っている」と指摘した。
世日クラブは同日、総会において
近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役を3代目会長に、江見康一・一橋大名誉教授を副会長に、それぞれ選任した。
2007.
5.14
韓国・釜山で国際シンポジウム「日韓海底トンネルと釜山の選択」(主催・財団法人釜山発展研究院)が開催され、日本から参加した日韓トンネル研究会・野澤太三会長(元法務大臣)が「日韓トンネルについて」と題する主題スピーチを行なった。シンポジウムには有識者ら200名が参加、許南植(ホ・ナムシク)釜山市長が開催の意義と歓迎の辞を述べた。ホ・ジュワン・韓国中央大教授(物流システム工学科)は「日韓海底トンネルと国土の均衡開発」のテーマでスピーチし、ユーロトンネルの事例や韓国内の産業連関分析結果を示しながら、日韓トンネル建設が釜山圏域の強化と国土空間構造の分散化の効果をもたらすと述べた。チョン・チャンム・ソウル大教授(地球環境システム工学部)は日韓トンネル建設による日韓経済圏の形成が、釜山とユーラシア大陸を結ぶ鉄道建設の可能性につながることを指摘した。
2007.
5.2
~11
天宙平和連合(UPF)等が主催する「天宙平和新文明開闢宣布日本大会」が全国10か都市で開催された。2日の福岡大会には政界や宗教界、学界などから約5000人らが参加、韓鶴子UPF総裁が「神様のみ旨から見た環太平洋の史観―米国を中心とする国連と自由世界の方向」と題して講演し、特に「今は、女性時代を代弁する海洋時代が開かれた」とし、「女性文化圏である海洋圏文化を創出するにおいて、環太平洋が主人となる機関車の役割を果たさなければいけない」と強調した。祝辞を述べた藤原昇・元九州大教授は「世界は今、混沌(こんとん)とした大きな渦の中にある。韓半島の問題を解決するために、この地域に存在する多くの国の協力が不可欠だ」と訴えた。
10日の東京大会では約6000人が参加し、
韓鶴子総裁は講演の中で「太平洋圏のすべての島嶼(とうしょ)国が一つに団結し、新文明国の祖国を創建しなければならない」と訴えた。鈴木博雄・筑波大名誉教授は祝辞の中で、「家庭の再生をしなければ、日本社会は崩壊する。神様への愛と、家族の愛の完成こそ世界平和のカギである」と強調した。
2007.
4.20
統一教会信者でパラグアイの会社社長・太田洪量氏が同国において4月1日、警察官を含む男女3名と共に拉致されたが、現地の司法関係者および日本政府の思慮深い尽力により、全員無事に解放された。事件直後、日本の「週刊文春」は「身から出たサビ」と述べて犯人の凶悪行為を正当化して事件をあざ笑うかのような記事を書き、拉致事件における人命尊重を無視した。太田氏は、自然環境保護に関する事業を営んでおり、パラグアイの土地約70万ヘクタール(高知県程度の大きさ)を管理するビクトリア社を経営している。「関連記事」
2007.
4.7
文鮮明師夫妻による祝福結婚で家庭を持ったミリンゴ大司教を中心とするカトリックの神父たちが、ブラジルのジャルジン・ニューホープ・イーストガーデンにおいてミサを執り行なった。ミサには周辺地域からミリンゴ大司教の癒やしを求めるカトリック信者ら1500人余りが集まった。
2007.
3.24
~4.7
統一教会創始者・文鮮明総裁の長男・文孝進師のコンサート「HJ Moon Concert2007」が開催された。公演は福岡(3月24日)、高松(27日)、大阪(30日)、名古屋(4月2日)、東京(7日)の5つの会場で開催された。
2007.
3.17
文鮮明総裁の米寿を記念し、環太平洋摂理の新しい出発を宣布する大会がハワイキングガーデン(ハワイ島)で開催された。同大会には、日韓米など世界からの約500人の教会リーダーおよび現地ハワイから約200人、計700人余りが参加し、文総裁は、「神様のみ旨から見た環太平洋時代の史観」と題するメッセージを語った。カメハメハ王の7代目の子孫らは、文鮮明総裁夫妻にレイとガウンを掛けて、その趣旨に賛同の意を示した。
2007.
3.11
米国の雑誌「ワシントンポスト・マガジン」は、文鮮明師夫妻が主宰する祝福結婚式で韓国人女性ソン・マリアさんと結婚したカトリックのミリンゴ大司教に関する特集記事を13ページにわたって掲載した。ミリンゴ師は、本来結婚は神の祝福であるとする文鮮明師の教えに共鳴し、多くの聖職者らの祝福結婚式を執り行なっている。同誌の記事は、キリスト教聖職者の妻帯問題について大きな論議を投げかけている。
2007.
2.23
文鮮明総裁満87歳、韓鶴子総裁満64歳の聖誕日(陰暦1月6日)を祝賀する記念行事が韓国・清平で開催され、世界190余か国から元国家元首等を含む約2万人が集まった。ダライ・ラマ14世らの世界的宗教指導者らから祝賀メッセージが届いたのをはじめ、世界各国の代表者らが文総裁の誕生を祝賀した。
李寿成・元韓国首相は「全人類が追求してきた世界平和と人類の幸福を実現するために、万難を克服し尽力してこられた文鮮明総裁の生涯を振り返り、これに感謝する日でもある」、「文総裁の存在と活動自体が、一個人の運命というより神の摂理ではないかと思います」と述べて、祝辞を贈った。
モンゴルの
エルベクドルジ元首相は「真のご父母様(文鮮明師夫妻)が世界平和を実現する生きた証として生涯を歩んでこられ、更にお子様方、お孫様方が世界平和と奉仕のモデルになっておられることを心からお喜び申し上げます」と述べた。また、ルーマニアのビクトル・チョルベア元首相は「文総裁の人生は私たちのモデルとなっています。私は元首相として、文総裁の下さったメッセージを受け継ごうと思います」と決意をこめて祝辞を述べた。
2007.
2.22
人種、国境、宗教の壁を超えた結婚を通して理想家庭を築き、世界平和実現を目指す「世界平和のための太平聖代平和交叉・交体祝福結婚式」(主催・世界平和統一家庭連合FFWPU)が韓国・京畿道加平郡の天宙清平修練苑大講堂で行なわれた。式典では、文鮮明・韓鶴子FFWPU総裁が主礼を務める中、世界各国から集まった521組の新郎新婦が神を中心とする永遠の愛を誓い合った。
2007.
2.20
~23
世界平和サミット」(主催・天宙平和連合=UPF)は、「グローバルな危機の時代における新同盟の形成」をテーマに全体会議を開き、世界193か国から国家元首、国会議員、女性指導者ら約400人が結集した。全体会議では、郭錠煥UPF世界会長の基調演説を通じて、UPF創設者・文鮮明総裁の理念と恒久的平和実現のための方策が示された。
ペトロフスキー・モスクワ国際関係大学教授は、冷戦構造を平和的に変革してソ連・東欧諸国の共産党体制を内部崩壊させたヘルシンキ・プロセスを北東アジア情勢に応用すべきことを提言し、その実現のためにはUPFが提唱する国連への超宗教議会の設置が不可欠であると強調した。イスラム教徒であるアフマドフ英下院議員は、UPFが主催した中東平和イニシアチブに参加しイスラエルを訪問したことに触れ、対立する民族間の対話促進にUPFが果たす役割を高く評価した。このほか、テラソン・ブルキナファソ大統領夫人レエス・コロンビア元法相李相得韓国国会副議長らが演説した。
21日に行なわれた分科会「平和のための国会議員」には、現職・前職の国会議員ら多数が出席した。オーストラリアの
デービッド・クラーク議員は、家庭の尊さを重要視するUPFの理念に共感した自らの体験談を語りながら、その理念実践に向けて活動する平和大使について「世界を変えることができる貴重なネットワークだ」と強調した。また内戦が続いたブルンジから参加のジーン・ネニミガーボ前国会議員は、「わが国の大統領はUPF創始者である文鮮明総裁の教えを知っている。貧困と戦争の傷を癒やすために全国を回りながら和平のメッセージを伝えている」と述べた。
分科会「北東アジア平和イニシアチブ」では、韓国・日本等の識者らがスピーチし、
崔雲祥・慶熙大教授は、「北の核放棄には国際社会すべてが関与すべきであり、南北統一は戦略的な首脳会談によってではなく、国民の民意を反映させて進めるべきだ」と指摘した。
22日の国連改革などについての分科会では、参加した元大統領・首相や現職国会議員らがそれぞれの立場から、恒久平和実現や人権擁護確立などのために、国連に宗教議会を設置する重要性を指摘した。ソマリア内戦の終結に尽力した
アイディド元首相は、「国際社会がソマリアに対して行った協力に心から感謝している」と述べる一方、「対話は失敗し、武力による平和維持の限界を思い知った。当事者のソマリア国民にとどまらず、平和維持軍として派遣されてきた多くの若者が犠牲になった」と、苦渋に満ちた同国の状況を説明、「紛争は国家間だけでなく、民族、部落、グループなど、極めて複雑な対立・反目の構造を持つ。力による解決には限界があり、だからこそ私は、人々の対話や融和を進める宗教者が国連をサポートするシステムである宗教議会の設置を支持する」と表明した。
カンボジア共産党(ポル・ポト派)政権下で、政治的理由から投獄された経験を持つ
ノロドム元首相(現国会議員)は、「国連はポル・ポト派の排除に動いたものの、冷戦下の各国の政治的思惑によりその活動は限定的にならざるを得なかった」と、国連の抱える問題を指摘。国益に基づく国家により構成される国連が、その利害を超え恒久平和と真の人権擁護を実現するために、宗教議会を創設する必要があると訴えた。
敬虔なキリスト教徒であるスワジランドの
ドラミニ元首相は、「労働者の権利を守るために私は敵と戦った。しかしその一方で、キリスト教徒として敵を愛する努力をした結果、かつての反対者を含め多くの人々が私を支持してくれた」と自らの経験を述べた上で、「国家の集まりである国連に、敵を愛するという宗教的な要素を加えなければ、世界を一つにして真の平和を実現することはできない」と強調した。
2007.
2.4
~ 9
国際指導者会議」(主催・天宙平和連合=UPF、世界平和青年連合=YFWP)がワシントンDC近郊のホテルで開かれ、米国をはじめ日本、韓国、中国、ロシア、モンゴルなどから政治、経済、学術など各界の有識者が参加した。開幕バンケットでは、同会議共同議長を務めるラリー・プレスラー元上院議員が「これだけの多様の国々の有識者が一堂に会する機会はとても貴重。 参加すること自体、大きな意義がある」と指摘。主催者を代表してあいさつした郭錠煥UPF世界会長は「平和とは、単に紛争の休止を言うだけではなく、あらゆるレベルの人間関係が調和している状態」と強調した。
5日には米国の知日派代表格である
リチャード・アーミテージ元米国務副長官が講演した。同氏は世界人口に占めるアジアの割合が増加していることや強力な経済・軍事力を持つ国家がアジアに集中していることなどを挙げ、「世界の戦略的中心地がアジアにシフトしている」と分析、「21世紀はアジアの世紀になる」との見方を示した。また同氏は現在のブッシュ政権の外交政策について、「中東に多くの時間とエネルギーを費やし、アジアにおける長期的な戦略上の利益を見落としがちだ」と指摘。イラク戦争に手足を奪われ、対アジア外交の比重が低下している現状に懸念を表明した。日米関係に関しては、「現時点で米国にとって、日本以上に重要な関係はない」と強調。「米国は北朝鮮問題で日本を継続的に支援する必要がある。拉致問題を無視すべきではない」とし、米政府は核問題解決を優先して拉致問題を後回しにすることがあってはならないと指摘した。更に同氏は、「北東アジアでは、日本と中国という二つの大国がほぼ互角という今までにない驚くべき状況が起きている」と分析した。
7日には「平和大使バンケット」が開かれ、あいさつに立った
マット・サーモン元米下院議員は「アジア、特に韓半島の永続的な平和をいかに実現するかという非常に重要な転機を迎えている」と指摘。また、エルベグドルジ前モンゴル首相も「韓半島の問題は韓半島だけでなく、グローバルな問題だ」と述べ、韓半島の安定に向けて各国が積極的に関与すべきだとの認識を示した。
続いて、
同会議の共同議長である文顕進YFWP会長が基調講演を行ない、「神の願いは人類が国籍、宗教、人種を超え、一つの家族になることによってのみ実現される」と述べ、人類一家族の理念に基づく地球規模の平和運動を展開していく必要性を強調した。文会長はまた、イスラム世界が米国を敵視するのは、世俗的、進歩的文化を発信しているからだとする米専門家の指摘を引用しながら、「米国はユダヤ・キリスト教的価値観を取り戻す必要がある」と強調。その上で、「われわれは永続的な平和のために、真の愛、為に生きるという宗教的、基本的伝統に立ち帰らなければならない」と訴えた。講演後、日本、韓国、米国、中国、モンゴル、ロシアの代表者に、文会長から平和大使の任命状が手渡された。
7日の昼食会は米上院議員会館で行なわれ、
リチャード・ルーガー前米上院外交委員長(共和)、チャールズ・ランゲル下院歳入委員長(民主)らが参加した。スピーチに立ったルーガー前委員長は北京で再開した6か国協議に関連して、「(北朝鮮の核問題は)短時間では解決できない。外交は忍耐が不可欠であり、われわれは努力を継続していかなければならない」と述べ、長期的視野に立ってこの問題に対処していくべきだと語った。また、6か国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)のこれまでの働きを高く評価した上で、「6か国の代表が共に席に着いて互いを理解し合いながら、さまざまな問題について公式・非公式に忌憚(きたん)ない議論を行うことはとても重要だ」と述べ、協議の枠組みを維持していく必要性を強調した。また一方でルーガー氏は、北朝鮮を除く「5か国」の経済が順調であるのと対照的に北朝鮮では「食糧、エネルギー問題が危機的な状況にある」と合わせて指摘し、北朝鮮の一般市民に対する支援を実行することが急務との認識を示した。
2006.
11.25
韓国プロサッカーリーグ(Kリーグ)1部の優勝決定戦第2戦が韓国・水原市のワールドカップ(W杯)競技場で行われ、城南一和が2対1で水原サムスンを下して第1戦に続き勝ち星を収め、リーグ最多となる3年ぶり7度目の総合優勝を果たした。城南一和はKリーグで1993年から3連覇、2001年からも2度目の3連覇を果たしている。今年度通算成績は14勝7敗5分け、勝ち点49。
2006.
11.9
ドイツ憲法裁判所は、統一教会創始者・文鮮明師の入国を禁止する政府の措置を認めたコブレンツの下級裁判所の判決が信仰の自由を侵害する憲法違反であるとして、判決を差し戻す決定をした。同憲法裁判所は、文師夫妻の入国に関して憲法の保障する信仰の自由が最優先されるべきこと、文師夫妻の入国が国内の治安において危険とする認識は不当であることなどを根拠にあげた。なお、2005年11月5日にはイギリスが左翼勢力の反対をしりぞけて文師夫妻の入国を認め、ロンドンでの文師の講演を実現している。
2006.
10.28
-11.4
サッカー女子国家代表の8チームが参加する平和の祭典「2006ピースクイーンカップコリア」(主催・鮮文平和サッカー財団)がソウル、水原等の韓国各都市で行なわれ、開催国の韓国を始め、ブラジル、米国、カナダ、オランダ、イタリア、デンマーク、豪州など各大陸の強豪チームが参加した。
10月28日の開幕前夜祭では、サッカー関係者や開催国の駐韓大使ら、開催都市の市長、韓国女優等を含む約500人が集まり、韓国の代表的デザイナー・アンドレ・キムさんが「女性、美と平和」をテーマにデザインした華麗な衣装で登場、韓国の人気俳優コ・ジュウォン氏等も登場するなど注目を浴びた。
郭錠煥・韓国プロサッカー連盟会長(同大会組織委員長)の挨拶と、「この大会から、明日の女子サッカー界を担うスターたちが出ることを期待している」という韓国サッカー協会・鄭夢準会長による祝辞の後、大会創始者の文鮮明総裁の開幕宣言により試合が開始された。
試合はそれぞれ熱戦を繰り広げ、ソウルのワールドカップ(W杯)競技場で行われた決勝戦では、米国がカナダを1―0で下して初代クイーンに輝き、文鮮明総裁から大会トロフィー(ソンムンピースクイーン杯)と賞金20万ドル(約2300万円)が贈られた。試合後に行われた閉会式では、郭錠煥・大会組織委員長が「この大会は女子サッカーの発展に大きく寄与した」と強調した上で、「今後も国境と人種、宗派を超えた平和の実現に寄与する大会にしたい」と抱負を述べた。
なお、この大会は2003年から行なわれている「ピースカップ」を土台に女子国家代表の国際大会として今年から始まったもので、北米、南米、欧州、アジア、オセアニアなどから強豪国8か国が集まり、「平和への新しいパラダイムを提示するサッカーの祭典」として、約100か国に中継されている。女子大会は隔年で開催され、今後は毎年、男子大会と女子大会が交互に行なわれるようになる。
2006.
10.24
天宙平和連合(UPF)の理念に共鳴する米国キリスト教牧師団による平和講演会「世界平和の為の120名平和大使日本大会」が、日本全国のホテル、寺院、神社等120箇所で同時に行なわれ、述べ約5万人が参加した。東京・江戸川のホールではイマニテンプルのジョージ・スターリングス大司教が、約800人の参加者を前に文鮮明UPF総裁の「神様の理想家庭と平和理想世界王国」と題するメッセージを代読、「真の父母を通した交叉(こうさ)祝福結婚」について「人種、国境、宗教の壁を超え、人類一家族をつくる大役事であり、この地に平和理想世界を実現する究極の方法」である、とその意義を強調。更に、「国家間の国境までも除去しようという共生・共栄・共義社会の実現運動は一つの家庭から始まる」とした上で、「私たちが真の家庭を捜し立てることは、この地において天宙平和王国創建を早める摂理的召命だ」と訴えた。
沖縄県宜野湾市の農協会館では、県議、市議らの平和大使を含め約400人を前に、米セントルイスのミズーリ教会のスウェアーソン牧師(神学博士)が力強いメッセージを語った。沖縄の伝統芸能である琉球舞踊「かぎやで風」で始まった大会では、自民党沖縄県連相談役の西田健次郎氏がスウェアーソン牧師に歓迎の辞とともに「こうした大会を機に、全世界に平和運動が盛り上がることを期待したい」と祝辞を述べた。
金沢市文化ホール2階の大集会室で開かれた石川大会には、県議や市議をはじめ各界の指導者、平和大使ら350人余りが参加し、米セントルイス市「国際神の教会」のクリフトン・ゲインズ牧師が基調講演。同牧師は敬虔(けいけん)なクリスチャンの家庭に生まれ、妻のティファニーさんとともに、地元ラジオ局でトークショーなどを通して貧困や飢餓の克服、世界平和の実現を訴えており、講演では「世界は民族紛争や人種問題など、多くの危機に直面しているが、人類一家族の理念の下で乗り越えていきましょう」と呼び掛け、文鮮明師の平和理念を訴えた。
日本での講演を終えた牧師団は、アジアやヨーロッパ、中東、南米など120か国で文鮮明師の理念を中心とする平和講演を行なう。
2006.
9. 14
天宙平和連合(UPF)創設者・文鮮明総裁の家族(二世と三世)による世界平和講演ツアー(主催・天宙平和連合=UPF)のイギリス大会がイギリス国内の12か所で同時に開催された。ロンドン市内でのメイン大会には、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教などの宗教者をはじめ、約1000人が参加。文総裁の3男・文顯進氏がメッセージを送った。
2006.
9. 1
天宙平和祖国郷土天地還元勝利釈放大会」(主催・天宙平和連合UPF等)の日本大会が東京、大阪、名古屋、福岡など全国12か都市で同時に開かれ、約1万7000人が参加した。東京大会では約6000人が結集、韓鶴子・UPI共同総裁が「神様の理想家庭と平和理想世界王国」をテーマに講演した。韓総裁は、理想家庭について「三代が調和し、お互いに信じ、尊敬し、頼り、愛で一つになって暮らす真なる家庭」の構築を力説、「お互いに心の壁を崩し、共生・共栄・共義社会を実現する運動も一つの家庭から始まる」と訴えた。また、「政治圏と宗教圏の歴史的な流血闘争を、この地において永遠に終結させなければならない」と述べ、世界の紛争解決においても真の家庭の重要性を強調した。同大会は3日(米時間)に行なわれる米国大会をはじめ、世界40か国計480都市で開催される予定。
2006.
8. 31
天宙平和祖国郷土天地還元勝利釈放大会」(主催=UPFおよび世界平和統一家庭連合)の韓国大会がソウル・釜山など10か都市・郡の12会場で同時開催され、約9000人が参加した。ソウル江南大会には金佑錫・元建設交通相許文道・元統一相等をはじめ1200人が参加。文鮮明UPF総裁はメインスピーチで、「不条理で腐敗した世界が幅を利かす時代は終わろうとしている」、「為に生きる生活を個人次元から国家次元に至るまで実践することが重要」と指摘し、参加者らに「真の家庭を築くことで平和世界の実現を早める使命がある」と訴えた。更に、米国とロシアを隔てるベーリング海峡に海底トンネルと橋を建設する「ワールド・ピース・キング・ブリッジ―トンネル構想」が、世界平和に決定的な役割を果たすことを強調した。
なお、この日の大会は、昨年から今年にかけてUPFの理念を広めるために行われた第1次世界120か国巡回講演、第2次世界180か国巡回講演に続く3回目の世界巡回の初日となる。
2006.
8. 20
天宙平和連合(UPF)の理念と実践を普及する世界180か国巡回講演会の成功を祝う「天宙平和祖国郷土天地還元勝利釈放大会」(主催=UPFおよび世界平和統一家庭連合)が韓国・国際展示場(KINTEX)で開催、河・韓国大統領元統一顧問鎬・元韓国国会副議長許文道・元統一相など韓国側要人をはじめ、日本人有識者700人を含む約3万人が参加した。
大会で文鮮明UPF総裁は、「神様の理想家庭と平和理想世界王国」をテーマにスピーチを行ない、真の愛による祝福結婚を通じた真の家庭の重要性を説いた。また、中東紛争や韓半島の統一問題でUPFが重要な役割を果たしつつあることに触れながら、「国境の壁を撤廃し、万民が共に生きる平和理想世界王国を創建すべきだ」と訴え、世界人口の74%を占める“蒙古斑”を持った種族(モンゴリアン)の役割を強調した。
2006.
7. 30
世界平和と南北統一を願う国際指導者大会」(主催・世界平和超宗教超国家連合=IIFWP、平和統一連合=FPU)が東京都内のホテルで行なわれ、日韓米から有識者ら約2200名が集まった。具末謨(ク・マルモ)FPU会長(木浦大名誉教授)は「創立2年を迎え、韓半島を取り巻く情勢が危機的状況にある中で、ワン・コリアを目指すFPUの崇高な使命がますます重要になってきた」とFPU運動の意義を説いた後、小山田秀生IIFWP日本会長が基調講演を行ない、「韓日米が一つとなって、南北を平和統一の方向に導いていくことが肝心」と強調、「在日と日本人が、南北統一、アジア統一、世界統一のモデル創建の先陣をきることを誓って立ち上がりましょう」と参加者に呼び掛けた。
また、鎬・元韓国国会副議長は「今日の世界は利己主義があふれており、世界中で宗教紛争やテロが多発している」と述べ「このような壁をなくし超宗教、超国家をなすことができるのが真の愛の力である」と力説。更に、マット・サーモン元米国下院議員は「私たちが世界平和を願うなら、まず自分の家庭に平和を築くことだ。一つの家庭の平和がいずれ世界に広がるだろう」と訴えた。晩餐会では、河・韓国大統領統一顧問が「FPUは、日本社会において、韓半島の平和、さらにはアジアの平和に深い使命と役割を担っている。この運動に誇りと自信をもって進んでください」と激励した。
2006.
7. 12
ローマ教皇庁で24年間奉職した著名なカトリック司祭、エマニエル・ミリンゴ大司教はナショナルプレスクラブで記者会見を行ない、カトリック司祭の結婚について積極的に認めるべきだとの見解を表明した。「関連記事」ミリンゴ大司教は、2001年5月27日に統一教会の創始者・文鮮明師を主礼とする合同結婚式に参加して韓国女性ソン・マリア女史と結婚し、ニューヨーク・タイムズ、CNNニュースの報道、BBCニュースの報道をはじめ多くのマスコミで大々的に報道されていた。「関連記事」
記者会見は、同じく統一教会の合同結婚式を通じて結婚した
ジョージ・スターリングス大司教が司会を務め、パトリック・イズヒオ大司教ピーター・ポールブレノン大司教、イタリア出身のピエルト・チェロニ神父クリントン・アンダーソン神父など10数名の司祭らも参加した。
2006.
6. 30
内閣府認証のNPO法人である日韓トンネル研究会は、第3回総会で新会長として野沢太三・元法務大臣を選任した。野沢元法相は、旧国鉄本社施設局長等を歴任した鉄道建設の専門家(工学博士・技術士)であり、1987年に日韓トンネル研究会参与、88年に顧問、2005年には常任顧問を務めていた。なお、同研究会の初代会長は佐々保雄・北大名誉教授が務めた。「関連記事」
2006.
6. 13
天宙平和連合(UPF)の文鮮明総裁の平和思想を土台として建設された歴史博物館(天正宮博物館)の奉献式が、京畿道加平郡雪岳面で行なわれた。式典には、ソウルで開催された「世界平和サミット」に出席した元国家元首や政治家、宗教指導者など、185か国から約3万人が参加した。
更に、世界120か国代表と韓国210氏族代表が
文鮮明総裁夫妻を「天宙平和の王」に推戴し、戴冠式が行なわれた。文総裁は式典の中で「天一国は太平聖代の理想天国」と題する「天一国創国」宣言文を発表し、恒久平和の理想天国を実現するための7つの基本義務と使命を宣布、天一国の教典と天一国の伝統となる聖物(聖酒、聖塩、聖燭)が文総裁夫妻によって各大陸の代表者に渡された。
2006.
6. 10
~12
世界平和サミット」(主催・世界平和超宗教超国家連合=IIFWP、天宙平和連合=UPF)がソウル市内のホテルで開催、アフガニスタンのカリム・ハリリ副大統領、コスタリカのロドリゴ・カラソ元大統領、ヨルダンのタヘル・マスリ元首相など世界150か国から元大統領・首相らを含む約300人が参加し、「平和構築と人間開発」を主要テーマに、世界の現状と平和構築について討議がなされた。
歓迎晩餐会では、マリンバ・マシェケ元ザンビア首相フィリップ・サンチェス元米大使シュシケビッチ元ベラルーシ最高会議議長郭錠煥UPF世界会長が歓迎の辞を述べた。この中でマシェケ元首相は「UPF創設者の文鮮明師は高齢にもかかわらず先頭に立って歩んでおられるが、われわれも平和をつくり出すために行動を起こさなければならない」と訴えた。

12日の総会では、ジェームズ・マンチャム元大統領(セーシェル共和国)、エユプ・ガニッチ元大統領(ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦)、ハムディ・ムラド博士(ヨルダン)、ジナ・フィリピン下院議長夫人らがそれぞれスピーチを行なった。
基調講演を行なった郭錠煥UPF世界会長は、「平和は政治、経済、軍事などの外的手段だけでは実現できない」と主張、神を根源とする絶対価値と真の愛の体現が重要であり、各国の宗教間の和解と、国連において「超宗教理事会」の設置が必要であることを訴えた。
その後、テーマ別のセッション討議が行なわれ、各国代表から盛んな意見交換がなされた。「平和構築の創造的アプローチ」をテーマとするセッションでは、中東和平、北東アジア問題、ベーリング海峡ブリッジについて討議され、中東和平問題では、マイケル・ジェンキンス中東イニシアチブ共同議長がビデオを上映しながら、エルサレムでの平和行進など、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の和解運動の成果、天宙平和連合(UPF)創設者の文鮮明師の過去40年以上にわたる中東和平の活動内容などが報告された。
北東アジア問題では、コメンテーターとして具末謨(ク・マルモ)平和統一連合会長(木浦大名誉教授)が、「南北統一のモデルは日本における在日韓国人、朝鮮人の和解統一にある」との立場から、民団、総連の和解について報告した。

ベーリング海峡トンネル・プロジェクトにおいては、ジェームズ・フリンUPF北米事務総長が、1995年に文師が初めて提唱したベーリング海峡「ピースキング・ブリッジ」構想について、その目的、実現への課題などについて説明。続いて小山田秀生UPF日本会長日韓トンネル・プロジェクトについて報告した。メディア問題をテーマとするセッションでは、マイケル・マーシャルUPI編集長が、コマーシャリズム、センセーショナリズムを批判しながら、メディアの使命について報告した。

「宗教と政治からの展望」をテーマとするセッションでは世界各国の政界、宗教界の指導者により盛んにスピーチがなされ、カリム・ハリリ・アフガニスタン副大統領は、タリバン政権崩壊後、同国で「宗教と伝統的な価値を損なうことなく、人権と寛容を尊重する民主主義、法治主義の起訴を築くことに成功した」と報告。更に同国での民主主義の定着のために国際社会の支援を要請するとともに、世界的な貧富の拡大、テロ、エイズの蔓延など諸問題解決のために、相互理解と、尊敬の重要性を訴えた。
またアベル・ムゾレワ元ジンバブエ首相は、「自分の知っている神が唯一と考える人は、その一部分を見て言っている」と述べ、他宗教への尊敬と理解の重要性を強調した。日本からは一燈園の相大二郎・燈影学園長が神道の世界観を説明、ロクバンダラ・スリランカ国会議長は、「平和とはただ争いがない状態ではない。全ての戦争の原因は人々の利己的な心の中にある。心を耕す努力をしなければならない」と述べた。
最終セッションでは、マヘンドラ・パル・チャウドリー元フィジー大統領ビクター・シオベア元ルーマニア首相ジョン・コンプトン元セントルシア首相プサルマ・オチルバット元モンゴル大統領らが感想のスピーチを行なった。「関連記事」
2006.
6. 7
~9
アジア太平洋島嶼国家サミット」(主催・天宙平和連合=UPF、世界平和島嶼国家連合)が、台湾台北市内のホテルで開幕され、アジア太平洋の22か国から約100名の政治、学術、宗教関係の指導者らが参加、島嶼(とうしょ)国家の共同体・平和構築等をテーマとする討議がなされた。
開会にあたって王金平・立法院長(国会議長)、蕭万長・元行政院長(首相)等が演説し、蕭・元行政院長は、「台湾は太平洋地域において戦略的に重要な位置にある」と述べ、「過去数十年間に台湾で成功した経済発展の経験を適用することで、地域の安定をもたらすことができる」と訴えた。
更に、基調講演に立った郭錠煥UPF世界会長は、「超大国の利己的な国益追求主義」を指摘しつつ「島嶼国家の協力強化」や「気象変動や持続可能な開発」等の必要性を訴え、更に家庭の価値に重点を置く価値観の重要性を述べた。
分科会では、(1)教育と人間開発、(2)超宗教的協力・和解と平和構築、(3)アジア太平洋島嶼国家と超大国――をテーマにして専門家らによる活発な意見交換が行なわれた。同サミットは、人間の真正の価値と権利と責任を確認、対話と協力による紛争の解決をうたった「台北宣言」を採択した。
2006.
5.29
韓国の週刊誌最大手「週刊朝鮮」(5月29日号)が、統一教会関係の事業を紹介する記事を掲載した。同号の表紙は統一教会の「本殿聖地」の写真で飾られており、記事の内容は広範囲にわたる取材を根拠とした客観的なもので、文鮮明師の統一運動がきわめて発展性に富む有意義なものであることが述べられている。「関連記事」
2006.
5.28
天宙平和連合(UPF)による祖国郷土還元フィリピン大会が首都マニラのホテルで開かれ、約3500人が参加した。文顕進・世界原研会長が「神様の理想家庭と平和理想世界王国」をテーマに、韓鶴子・UPF共同総裁が「神様のモデル的理想家庭と国家と平和王国」をテーマに英語で講演した。講演後に韓総裁および文顯進氏を主礼とする祝福式が挙行され、イスラム教やヒンドゥー教、仏教等の代表者らが祝福を受けた。なお、大会には訪日中のホセ・デベネシア下院議長が祝辞のメッセージを寄せた。
2006.
5.24
祖国郷土還元日本大会の日本12か都市講演ツアー東京大会が開催され、約6000名が参加した。韓鶴子・UPF共同総裁が「神様のモデル的理想家庭と国家と平和王国」をテーマに基調講演を行ない、「神様と父母と子女の血統関係を結び、神様の創造理想である真の家庭を立てなければならない」と強調した。文國進・韓国統一グループ理事長の特別講演においては、「21世紀は、歴史的な大転換期に置かれている」、「新たな覚悟と決意で天命に従って立ち上がる天の密使とならなければならない」との決意が参加者らに呼びかけられた。
13日の福岡から始まった12都市巡回講演は、14日広島、15日高松、16日神戸、17日大阪、18日名古屋、19日長野、20日さいたま、21日仙台、22日札幌、23日横浜、本日東京大会をもって達成された。
2006.
5.21
天宙平和連合(UPF)が主催する「中東平和イニシアチブ」のシンポジウム「イスラエルとパレスチナ─平和への道」がエルサレムで開催された。会議で、リベラル政党の野党メレツのラン・コーエン国会議員は、暴力の停止と国際社会からの圧力をてこに交渉を再開することの重要性を訴えた。同議員は、イスラエル政府が、占領地からの撤退を進めていることについて、「イスラエルは、新しい時代に直面している」と指摘、「撤退と同時に平和をつくらねばならない」と述べ、更に「パレスチナ側に平和を主張するものがいない」と、武力闘争を放棄しないイスラム根本主義組織ハマス主導のパレスチナ政権を非難、「国際社会を巻き込みながら、交渉に向かせることが重要」と、国際社会の仲介の必要性を強調した。
また、アラブ人女性として初めて国会議員に選出された労働党のナディア・ヒル議員は、イスラエル人口の約5分の1を占めるアラブ系住民が教育、雇用などで冷遇されているとして、アラブ系住民の権利を守ることの重要性を強調した。
ヨルダン川西岸に建設された「分離壁」については、バリラン大学のジョナサン・ラインホールド教授が、「壁は安全保障のためのもの。国境ではなく、動かすことは可能」とテロ防止の観点から必要性を強調したのに対し、ナディア・ヒル議員は、「人道的な観点から」と断った上で、「パレスチナ人の日常生活などさまざまな点で影響が出ており、その点から考えていく必要がある」と、分離壁の抱える問題を指摘。分離壁をめぐって、イスラエル国内で議論が分かれていることをうかがわせた。
2006.
5.17
祖国郷土還元日本大会の日本12か都市講演ツアー大阪大会が大阪市内のホテルで開催され、約2200名が参加した。韓鶴子・共同総裁の基調講演では天宙平和連合(UPF)創設の根本趣旨と目的について「神様の恨(ハン)を解き、真の家庭を立てる」意義が強調された。文國進・韓国統一グループ理事長は特別講演においては「ワールド・ピース・キング・ブリッジトンネル」プロジェクトにより「全世界を一日生活圏で結び、神様が願ってこられた平和理想世界王国の創建を」と訴えかけた。
2006.
5.13
祖国郷土還元日本大会の日本12か都市講演ツアー福岡大会が福岡・博多のホールで開催され、7300名が参加した。文國進・韓国統一グループ理事長が「神様の理想家庭と平和理想世界王国」のメッセージを述べた後、韓鶴子・共同総裁が「神様のモデル的理想家庭と国家と平和王国」と題する講演を行なった。文國進理事長天宙平和連合(UPF)総裁・文鮮明師の四男でハーバード大卒。
2006.
5.12
財団法人・鮮文平和サッカー財団(郭錠煥理事長)およびピースカップコリア組織委員会が「2006ピースカップコリア組織委員会」を発足させ、ソウル市内で行なわれた記者会見で今年10月に開催される女子サッカー大会の概要を発表した。大会日程は10月28日~11月4日までの8日間。参加チームは主催国の韓国、ブラジル、デンマーク、イタリア、オーストラリア、ナイジェリア、北朝鮮等。委員会の発足式ではフース・ヒディング監督のビデオメッセージ、鄭夢準・大韓サッカー協会会長の祝辞が贈られた。
2006.
5.2
天宙平和連合(UPF)共同総裁・韓鶴子女史が、米ジョージ・ワシントン大学リスナー講堂で講演し、宗教指導者・政財界人ら約2000人が参加した。講演会では、ラリー・プレスラー元上院議員が挨拶、「文鮮明師は『21世紀は女性の時代』と強調しているが、女性は平和の鍵を握っている。政治・教育等の分野で女性が指導力を発揮すべき」と力説した。文顕進・世界原研会長によるメッセージの後、韓鶴子総裁が「文総裁と私が生涯をかけて教えてきた、天から与えられた真理の一端を伝えたい」と述べ、「神様のモデル的理想家庭と国家と平和王国」と題する講演を行なった。
2006.
4.28
天宙平和連合(UPF)共同総裁・韓鶴子女史が、米コネティカット州ブリッジポート大学のセンターで北米13か都市連続講演ツアーを開始し、同州の政治・宗教指導者や学識経験者ら1000人が集まった。文顕進(ムン・ヒョンジン)・世界原研会長が、UPF創設者の文鮮明総裁のメッセージである「神様の理想家庭と平和理想世界王国」を代読した後、韓総裁が「神様のモデル的理想家庭と国家と平和王国」と題する講演を行なった。講演には、コネチカット州選出のジョセフ・リーバーマン上院議員らの祝辞が寄せられた。また来賓のフィリップ・サンチェス元駐コロンビア米大使は「家庭の価値が重要だ」と述べ、祝福の大切さを強調した。なお、文顕進氏は文鮮明師夫妻の3男で、コロンビア大卒、ハーバード大MBA取得。ソウル、バルセロナの両オリンピック(馬術)で韓国代表として出場している。
2006.
4.9
~11
第3回「蒙古斑同族世界平和連合(MPFWP)世界大会」(主催・世界平和超宗教超国家連合=IIFWPなど)がソウルで開催され、世界70か国余りから約1200人が参加した。
エンフボルド・モンゴル首相は祝辞において、「世界平和のためなら、どんな可能性も逃さないのが文総裁ご夫妻。このようなリーダーシップは13世紀、永遠に青い空を慕った『敬天思想』に従い、大きな都市と国家をつくっていったチンギスハンにも見いだすことができる」と述べた。
10日、MPFWPの創始者である文鮮明・UPF総裁は、「天宙平和統一王国創建の真の主人」をテーマに基調演説した。その中で、国連の刷新やベーリング海峡橋・トンネル構想などを通じて平和世界実現を目指すUPFの目的と趣旨は「人類に与えられた最高最大の祝福」として、「蒙古斑同族世界平和連合がUPFの同伴者の役割を果たすよう願う」と語った。また文総裁は、為に生きる真の愛の価値は、「国境、人種、宗教の壁を永遠に終息させる力」にあると指摘、「国境を除去しようという共生共栄主義社会も、こうした真の愛を中心とした家庭から始まる」として、参加者に真の家庭を築くことが平和世界実現のカギであることを強調した。
更に、会議では「モンゴリアン文明の核心的価値と世界平和に与える影響」を中心テーマに、北東アジアの平和イニシアチブ、ベーリング海峡橋・トンネル計画など、各テーマごとに討議や分科会が行なわれた。
2006.
3.27
韓国国会・国会図書館大会議室で、天宙平和連合(UPF)の創設記念講演会が開かれ、国会議員・宗教界の指導者ら約約500人が参加して文鮮明総裁の特別講演を聴いた。文師の講演に際して、国会を代表して与党・開かれたウリ党の金元雄議員と最大野党ハンナラ党の李康斗議員が祝辞を述べた。金議員は「人類文明史において文総裁がこうした普遍的な価値をもつ平和運動の先頭に立たれていることを韓国国民と世界は高く評価すべきだ」と語って文師の功績を評価し、李議員は、ベーリング海峡橋・トンネル構想について、「平和世界実現を前倒しするために推進している。国家も手を付けることが難しい仕事をしていることに驚きを禁じ得ない」と述べ、天宙平和連合の理念と実践を高く評価した。
文師は講演において、理想世界の実現に向け、為に生きる真の愛の実践や祝福結婚の重要性などを指摘しながら、「この地に平和理想世界王国を創建するためには、超宗教、超国家的なレベルですべての国境と垣根を撤廃しなければならない」と強調し、人類平和のためのプロジェクトである「ワールドピースキングブリッジ・トンネル」の完成が「戦争と分断のない世界を作る上で決定的な役割を果たす」と語った。
2006.
3.25
韓国・鮮文大学で、「天宙平和連合・祖国郷土還元大会」が開催され、キャンパスに約10万人が集まって文鮮明UPF共同総裁の平和構想を聴いた。文師は「神様の理想家庭と平和理想世界王国」をテーマとする特別講演の中で、恒久的な世界平和実現に向け、為に生きる真の愛の実践を通じた国連の刷新運動や、新しい地球規模統治のモデル探求などに取り組む重要性を示し、その具体的プロジェクトとしてベーリング海峡を橋とトンネルで結ぶ構想の推進を提示した。
また、祝福結婚(国際合同結婚式)が「人種、文化、国境、宗教の壁を飛び越えて、人類一家族をつくる大役事」となることが説かれ、参加者らに対する祝福式が挙行された。
祝福式では、聖酒式、成婚問答に続き、文鮮明師・韓鶴子女史夫妻を主礼とする聖水儀式、祝祷、成婚宣布、参加者らによる理想家庭実現への宣誓等が実施された。
2006.
3.23
最高裁第三小法廷上田豊三裁判長で統一教会信者に対する拉致監禁事件をめぐる「法定内和解」が成立した。本件は、1審・2審共に拉致監禁を行なった加害者側(被告ら)が勝訴していたが、最高裁は下級審判決に対して重大な疑義があると判断、「信仰の自由に干渉しないことを約束する」という内容を含む和解を強く勧告し、被告らの拉致行為を禁ずるための和解を成立させた。「関連記事」
被告らは1996年1月10日午後10時半過ぎ、原告夫妻の一人(妻)の両腕両足を羽交い締めにして体を宙に持ち上げ、ワンボックスカーに拉致し、その際、悲鳴を聞いて駆けつけた夫に対しても両膝と左手に全治一週間の負傷を負わせた。妻は、アパートなど3か所で約5か月間にわたって監禁された。ドアは内側から2個の南京錠とチェーンで閉鎖され、半透明のビニール張りの窓と内側からクレセント錠が施錠された部屋に監禁された状態で統一教会を脱会するよう説得されたという。
最高裁は、統一教会信者に対する拉致行為が「信仰の自由に対する干渉」であることを明確に認め、更に裁判長は被告らに対して「二度と拉致行為をしないように」という趣旨の説示を行なった。「関連記事」
2006.
3.19
~21
アジア太平洋島嶼(とうしょ)国家サミット」(主催・天宙平和連合=UPF)が千葉・幕張で開催された。19日の開会晩餐会には元国家元首ら120人が参加、郭錠煥UPF世界会長がUPFの2つの主要な原則「真の愛の原則」「統一の原則」等を基調演説で説明し、「太平洋の島嶼国家は神の摂理において永続的な平和を築く中心的な役割がある」という、創設者・文鮮明総裁の理念を訴えた。
20日~21日の全体会議および分科会では、島嶼(とうしょ)国家の平和構築と持続可能な開発をテーマに活発な論議が交わされた。会議の開始に際して、島嶼国の一つであるバルバドスの
サンディフォード元首相が、「島嶼国連合」が設立された歴史的意義を力説し、極度の貧困と飢餓の撲滅、初等教育の普及、女性の地位向上、島嶼国家の自然災害等に対する脆弱(ぜいじゃく)性克服など開発途上にある島嶼国の抱える課題を提起した。
フィリピンの
レネ・ベラルデ下院議員は、アジア太平洋島嶼国家の解決すべき緊急課題として台湾海峡問題や北朝鮮の核問題、テロ問題などを挙げ、問題解決のための持続的開発を強調した。ミクロネシアのグレッグ・ストーン牧師は、「持続可能な開発のためには教育を通じた個人の精神的成長が必要で、それを家庭、国家、世界に広げていくことが重要」と強調。更に個人においても「為に生きる精神」が必要だ」と訴えた。その他、ビンセント・シュー・元台湾行政委員長ハビブ・チルジン・インドネシア人権委員会委員長オカダ・テチトング元パラオ国会副議長等が、島嶼国家の抱える問題と解決に向けた取り組みについて活発な討議を行なった。
21日正午、幕張メッセ国際展示場で「
天宙平和連合日本大会・アジア太平洋島嶼国家のパートナーシップ」が開催され、会議に参加した元国家元首をはじめ日本の国会議員約40名を含む約5万名が参加した。参加した5万名は聖酒式と祝祷により真の家庭を実現することを宣誓した。鎬・元韓国国会副議長、セーシェル共和国のジェームズ・マンチャム初代大統領佐藤剛男・前内閣府副大臣(自民党国際局長・弁護士)らが祝辞を述べ、中曽根康弘・元内閣総理大臣が「文鮮明総裁の指導のもと、理想を実現することを望む」旨の祝電を寄せた。
文鮮明師総裁のUPF創設120か都市講演の紹介ビデオが上映された後、
韓鶴子・UPI総裁が「神様の理想家庭と平和理想世界王国」をテーマとする基調講演を行ない、真の愛の理念とそれに基づくプロジェクトである「ワールド・ピース・ブリッジ─トンネル」構想を実現して「世界を一日生活圏に」する必要性を強調した。大会は桧田仁・元衆議院議員による挨拶と万歳三唱によって締めくくられた。
2006.
2.3
2月3日(陰暦1月6日)、天宙清平修錬苑で文鮮明師夫妻聖誕記念式が挙行された。この日、文鮮明師は86歳、韓鶴子女史(夫人)は63歳を迎えた。式典は、全世界から集まった平和大使と来賓、そして各国責任者をはじめ約4000名余りが参加、国連NGOの世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)郭錠煥会長が司会進行を務めた。ケーキカットと聖餐の後、文師夫妻の路程と業績がビデオ上映され、各国代表らによる祝辞があった。ネパール国会議長・テラ・ナス・ラナバット氏は「1000万ネパール国民を代表して文師夫妻の聖誕を祝賀する。文師は平和のメッセンジャーであるだけでなく、真の愛のために生きる愛の実践者であり模範者であられる。文師の永久平和のビジョンはネパール国民の希望であり、世界の希望である」と述べ、李哲承・ソウル平和賞文化財団理事長(元新民党党首)は「真の父母、真の師匠、真の主人、人類平和の指導者であられる文鮮明師夫妻の聖誕を祝賀する」と賛辞を贈った。文鮮明師は「モデル的理想家庭と王国」をテーマにして約2時間のスピーチを行なった。
2006.
2.2
第1回天宙平和連合(UPF)世界大会がソウル郊外の国際展示場(KINTEX)で開催され、国内外から約7万人が参加した。「天宙平和王国創建」のビデオが上映された後、文鮮明総裁が「神様の理想仮定と平和理想世界王国」をテーマに基調講演を行ない、参加者らに「真の仮定、真の社会、真の国家をつくる主役になる」よう激励した。大会では、李寿成・韓国前首相が「この大会が、人類歴史にとてつもない革新と愛、平和をもたらすものと信じる」と述べ、セーシェル共和国・ジェームス・マンチャン初代大統領は「文総裁の平和に対する言及は、単なる論争や暴力の終結ではなく、神様の意思と切実な願いとして語られたもの」であると述べた。
2006.
2.1
天宙平和連合(UPF)の世界総会がソウルで開幕、世界190か国から250名余りの指導者らが参加した。UPIの郭錠煥会長は文鮮明総裁のビジョンを紹介しながら(1)ベーリング海峡平和の王橋・トンネルの建設、(2)紛争地域で活動する平和奉仕団の編成、(3)指導者を教育する天宙平和アカデミーの設立などを具体化する構想を述べた。開幕式ではジョージ・スターリングス大司教の祈祷、4名の宗教指導者による平和の祈りの後、セーシェル共和国・ジェームス・マンチャン初代大統領が「天宙平和連合の創設は平和実現への一段階」であることを強調した。また、韓国の河・統一顧問は「韓半島統一と中東和平実現のため、天宙平和連合は大きな成果を上げている」と述べた。
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